今回の南アルプストレラン、山小屋での食料補給をあてにしていましたが、それが大きな誤算でした。
各山小屋は、宿泊者以外に対する食事サービスは、もともと北アルプスのように充実していないようです。しかも荷揚げが頻繁に行われないので食材の不足することがあってその場合、宿泊者以外は食料を得ることが出来ません。こういう状態になるとカップ麺、お菓子その他もすべて売り切れになり、まったく食料を山で補給できなくなります。ただ、不思議にビールやお酒はちゃんとあるんですよね。
もともと宿泊者以外に食事サービスをするということに重きを置いていないので、食堂や屋内に宿泊者以外が休憩する場所がないところが多いんです。休憩して濡れた身体を乾かすようなことはちょっと難しいと考えた方が良いです。
ということで、
南アにトレランに入るときは、毎日の最低限の食料は確実に持って行った方がいいです。ただ、入山前に十分に各小屋の状況を確認していけば多少は省略することも可能とは思います。
また、避難小屋を積極的に活用するものいいかもしれません。避難小屋は夏シーズンは人が常駐していて食料も売っています(レトルト、カップ麺、缶詰など)。今回の場合避難小屋も食料不足だったようですが、小屋よりは手に入る食料は多かったように思います。
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