今日も一輪
シワシワだけど健気に咲いている
11月も後半に入ってまだ朝顔の花を観れるとは...
これを人間に置き換えるなら
人の晩年の青春の煌めきである
それは何かの折に一瞬燃えるものではなく
命ある限りずっと燃え輝いているものである
ネット検索でメダカは
11月に入ると餌も食べなくなるとあったが
まだ少し餌を食べているし
ぴょんと素早く泳いだりする
春に目覚め
夏に働き
秋は夕暮れに黄昏れ
冬は就寝する
1日の終わりも一生の終わりも同じである
眠る直前まで
輝こうとするのが命
(魂は死んで尚輝くであろうが)
それを知った上で命をどう生き
どう閉じるか
それも千差万別、答えもない
母なる偉大な自然の摂理の子となってのみ
解答のないことが解答と教わり
そのままの中に安楽が得られる