Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

東北ツアー 僕の思い出 1

2018-05-07 | ギターの栄養



5/3
AM2時頃出発


半分近く来たところで休憩



お腹そんなに空いてないのだけど
温かいものを食べたくなって







夜も明け
到着時間に見通しが立ったので
安心して駐車出来るSAで2時間程仮眠




起きて再出発
間もなく常磐道を降りた




常磐道を降りてすぐ
この地の風景の美しさに触れ
車を停めて写真に撮ったのです




会場に到着



到着時はあいにくの雨
でもイベントが始まる頃には雨も上がりました



ここから先は
初めての場所でバタバタしてしまったので
写真は無いのですが
会場の在る山元町の方々と
次々にご挨拶しながら
イベントの最後の演目として
ありさちゃん、たかしさんと共に演奏させて頂きました



そして終演後
3、11の津波の中
奇跡的に残った小学校跡を案内して頂きました


案内と説明してくださったのは
当時のこの小学校の校長先生
この校舎の2階の天井近くまでの浸水があった事や
瞬間瞬間でどんな決断を為さったか等
当日の事を事細かに話してくださいました







この冷静で情が厚く素晴らしい校長先生のお話から
僕が学んだ事は

傷みを知った者が
それを回避するために思い付く事を
周りに伝えて行く大切さです

僕はこう考えました

被災された方達が語り部となって
地震や津波の恐ろしさや心構え
準備出来る事、対処法、等
人生をかけて伝えてらっしゃいました


僕は震災の体験がありませんが
音楽の場でこの年になるまで生きて来て
音楽が人の傷付いた心に
力をくれることを沢山見、また体験して来ました


だから僕は
音楽と上手に付き合う事で
人は傷付く事から少しでも多く守られ
傷みを背負ってしまった心は
ほんの少しでも寄り良い方向へ向かうことが出来る

そのための
小さな手助けが出来たら
と思うのです



。。。。



そして
今回のツアーで2晩泊めて頂くお宅に向かいました

打ち上げもあるとのこと



向かう途中
藤の花がたわわに咲き



暮れかかる田園風景の美しさに目を奪われました







到着すると沢山の方達が集まっておられました

最初ちょっと人見知りした自分ですが
あっという間に初めてあった人達と話し始めていました

とても人見知りが強く
更にシャイな自分が
そんなに急に仲良く話し始めている事を
不思議だな
と思いましたが
後にその理由が解ってきます




屋内とガレージを使って
皆で思い思いに語り
ギターを持って歌い
笑い
交流しています

気付けば僕もその中に
自然と入っていました





打ち上げ半ばで
酔ったありさちゃんが急に笑い出しました

「なんであの人達、みんな緑色の服着てるの〜?
ゲラゲラゲラゲラ」

そういって笑っている彼女の服も緑色でした



そこからミドレンジャー遊びが勃発し

「おれたち!おれたち!おれたち!おれたち!
4人合わせてミドレンジャー!」
とやり始めて



数時間ず〜っとやってました



はしゃぎ過ぎてバタバタ動くから
ピントが合わない




打ち上げが終わる頃に
もう1人加わり
最後までミドレンジャーやってました



ミドレンジャーが相当ツボったんだね〜
楽しいね^^






この夜
打ち上げも終わり
皆、三々五々帰って行く中

地元のギタリストの青年
めぐちゃん(目黒クン)と深夜3時まで
ギター談義してしまいました



音楽で体験したことを話しっこしながら
2人それぞれツボったタイミングで
涙ぐんだりして




この山元町という初めて訪れた地で

人見知りの自分が何故
こんなに早く打ち解けて行くのか
少し解りかけたような気がした1日目でした








2日目以降に

つづく















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