おいっ! パパ
これからオレが立って見せるからよ~く見てろよ
よいしょっと...
ちょっとまだ緊張するけどなぁ...
思い切ってやってみるか...
タァ~ッ!
ほらっ!立ってるでしょ
ほ~~らっ!!
なっ!
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少し前から数秒間立つことが出来るようになっていた先生ですが
今日から急に5秒くらい立てるようになったので写真におさめることが出来ました
赤ちゃんの成長って、いつも急にやってくるもんだなと思う
先生は
親にまとわりついてくるような遊びの中から、フッと本人の身体のバランスがとれた瞬間
「これなら行ける」という確信を持ちながら自分からそ~っと手を離す
今まで何度も転倒しては後頭部に打撃を受けて来たことで摺り込まれた警戒心があるからこそ
立てた時の本人の解放感や喜びが倍増しているように見える
それと重なって
立つと親が喜ぶので、ますます本人は嬉しくなる
だから、立っては座り、座っては立ち、を何度も繰り返して見せる
でも「さぁ、立ってごらん」と立たせると、先生はむしろ立たない...
こんなふうに遊びの中で対話をし
本人のやりたいという意志を尊重していたら
本人が勝手に何度も何度も繰り返し
そして今日急に持続秒数が増えたのです
面白いものだな
毎度思うけど、赤ちゃんの本質的な成長に対して親は何もしていない
むしろ邪魔しないようにしてるだけで僕は精一杯
赤ちゃんは勝手に自分で成長してゆく
本人の中に「既に出来上がっているもの」が外に出られるように
親はほんのちょっと付き合ってあげるだけなのだと思う
誰に貰ったわけじゃないのに生まれた時から万人が持っている可能性って
触れ合い、対話し、喜び合うことの中から初めて外に出てくるんだな、と
気付かされる
そして
「おまえは、そういうふうに音楽するのだよ」と
我が子の中に隠れてる声が僕を諭してくれる
先生只今、生後約9ヶ月半
体重8.1キロ
無事 2009年を生き切る