Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

1/21

2021-01-21 | ギターの栄養

am6時半

サビが気に入らなくて
心に引っかかってるので
目覚めてしまったのでしょうね
夜中の2時から録り直し始めて
でもまだ1サビ半分


録ったギターのデータの波形は
演奏のストーリー性を物語っているので

平メロで柔らかく添えて
サビで演奏に「気」を入れたのがよくわかる



心の中に普段埋もれている想いを
ひとつひとつ掘り起しては
歌の傍に添えて行く作業


作品を作る時はいつもそうですが
村田くんのレコーディングも同じように
昼夜滅茶苦茶だけど幸せな制作生活に
引き込まれるのだろうと思います


でも午後から別の仕事があるので
今はこのくらいでもう止めて少し仮眠...





。。。。。。。。





12時

近くの木にカワラヒワ
嘴がピンクで羽にちょっと黄色







。。。




22時半

ずっと何年も前から自覚はあるのだが
私というギター弾きはどうやら
伴奏などしたくないらしい
ただ自分が楽器で歌っていたいだけで


なので歌物の伴奏をする時は
烏滸がましくも
歌を差し置いて如何に自分が歌うか
という試行錯誤をすることになる


己が歌っても歌っても
歌い手の邪魔をしないギターを弾くには
方法はたった一つしか無い

歌い手の心に寄り添いながら
「その気持ち、よくわかるよ」
という心で自分の歌心を描くしかないのである

そうすれば

二つの別な歌が同時進行しても不協にはならない
(現実での人間関係も全く同じだ)



歌が「悲しい」と言えば
「そうか悲しかったのか...私もそういうことがあったよ」
とギターで歌うしかない

歌が「切ない」と訴えれば
「私にも切ない想いはあるよ、君と変わらないよ」
と呼応するようにギターで語るしかない

「それでも夢があるのだ」と歌が呟けば
「その夢を一緒に叶えよう」と
ギターで寄り添うしかない


そんなふうに
私というギター弾きは

プロにあるまじき途方も無い時間を費やして
少しずつ少しずつレコーディングしてゆくのである


やっと暫定1サビを録り終えギターソロ

ソロを数テイク弾いてみたが
もうこの曲に酔いしれているので
シラフでは今ひとつ深く抉れない

だから今夜は酔うことにしたのである



酔いながらソロを録っていくことにしようと思う

録りきる手前で酔いつぶれるかもしれないが
それはそれで構わないのだ
幸せな時間なのだから



人間というか生物全般は
「共鳴」する存在なので
誰かのことを幸せにしたいと思うなら
自分が心地良いことを全うすることだと思う

そうすれば
「共鳴」によって
きっとどこかの誰かも幸福感が増す

それが真理だと知れば
誰かを押しのけて得るような承認欲求は必要なくなる












楽に幸福に生きて行ける







 

コメント
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