Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

叶風 ~KANAFU~ 2Days

2012-03-30 | 過去のスケジュール記録


とりあえず...

まずはリンクです

KANAFU





ずっと御一緒させていただいている叶高さん(From サーカス)
平塚にご自分のお店を始められました


そこで僕も来月、2Days
4/13と4/14に出演させていただきます


4/13は「ラブソングはヒゲソリの後で(通称:ラブヒゲ)」
4/14はタカシさんの娘さん、叶アリサさんとのduo(タカシさんもゲストで)


ラブヒゲというミュージックショー
これは初めて公演してからもう今年で6年目に入りました

形態は、少しお芝居の入ったコンサートで
毎回ストーリーが変わっていくのですが
今回の4/13は、久しぶりにパート1の再演という内容になります

タカシさんのお店「KANAFU」のオープンを祝して
「ラブヒゲ」も原点に戻って...
という感じでしょうか


5年強、前から
タカシさんと音楽をするようになって僕は沢山のことを学ばせていただきました


演奏のツボや度胸

エンターテイメントの作り方や表し方

音楽での遊び

そして何より、愛


ステージでギターを弾く以外
喋らさせると急に緊張して固~くなっていた僕が
この5年ほどで、めきめきステージで面白い事なんか
喋くり回せるようになってきたのは
このラブヒゲのおかげだと思っているのです


ラブヒゲを始めた頃
演奏以外のお喋りとか、慣れないことに戸惑っていた頃
タカシさんがこんな話しをしてくれました


「音楽さえしっかりしていれば
ステージの上はどんなに遊んでも崩れても大丈夫なんだよ。
喋りが苦手で、ぐしゃぐしゃになったって
サカキーのギターの音がお客さんに届いてる限り、全然大丈夫。」


僕は今でもその教えに支えられてステージに立っているんです


演奏を始める手前に
例えば少し面白い事とか喋って
ちょっとでもお客様が笑ってくれたら
その後、音は、ス~ッと心に入ってくと思うんです
笑うって、素直な心の状態だから

だから実は僕はこの5年でお喋りの練習を沢山したんです
(ギター弾くのと同じくらい)

リラックスした状態で聴いて欲しいし
自分もリラックスして演奏したいし

だから僕自身がステージ上で
普段の自分と変わらない自分で居られるコツなんかも教えてもらいました
(言葉じゃなくステージ上のタカシさんを見ていて)



タカシさんとのそんな関わりや教わった事なんかいっぱいあって
そして僕より5歳ほど年上のタカシさんが50代の後半になられて
音楽人生の後半戦に入ってきて御自分のお店を始められた事を
僕はとても、グッと感じているんです


KANAFU、という店の名前は
叶風(かのう風)ということらしいです


タカシさんのセンスと、そして愛で
このお店はこの先、息づきながら
そして育ってゆくのだと思います



お時間と、お財布に余裕がある時は
一度、お立ち寄り下さいませ


そして僕の尊敬するミュージシャンの先輩
タカシさんのお店「KANAFU」を
どうぞ御贔屓に、宜しくお願い致します








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cup of vapor / 2012年3月28日(水) 後記

2012-03-30 | 過去のライブ後記






まがいものでない優しさを奏でたい

少し照れながら...でもいいから...




cupは今はまだ未成熟だけど
必ずそっちの方に成長してゆきます


何故って、集まった時からそういう人が3人集まってるし

そして聴きにきてくださるお客様も
言葉にしなくても
それを求めてるのをcupのメンバーは感じてるから



「カップオブベイパ~ゼ」に増えて欲しいなぁ

※「~ゼ」=「族」という意




。。。。。。。。。



この次は
ユウスケ君に子守唄集を歌って欲しい

個人的に思い付いてメンバーにメールしたけど
二人からまだ返信来てないところです

だから流れちゃう案かもだけど
揺りかごの中に居るような時間を
このメンバーで奏でられたら、と思ってるところです

何故、子守唄か、というと
ふと、こんな妄想をしたからなのだ



cupのボーカル担当ユウスケ君がもし
現実で誰かに子守唄を歌ったとしたら
きっと
その相手が眠っても、すぐには子守唄をやめない、と思う

そしてしばらく小さな声で歌い続けてから
歌う事をやめても15分くらいは起こさないようにジッとしていてから
そ~っとその場を離れるのではないか、と思う

普段付き合っていて、そういうものを感じる


そういうような音楽があったら良くないですか?


最後まで傍に居てくれる存在...



。。。。。。。。。。。。



ステージに上がって
そのままの自分で居る、ってことが一番難しいといつも思う

でもcupはそっちを目指してる
スーパ-スターじゃなく普通の人を



ステージでもそのままの自分で居るには
普段からちゃんと生きてないと...
と思う


cupはそれもわかってるので
つまづいたりもしながら
ちゃんと生きようとしているのです


メンバーそれぞれが、何ヶ月か
それぞれにちゃんと生きて
再会してまた音を出す

前回より成長したか平行線か後退したかは
すぐにシビアに音が教えてくれる


少しでもいいから成長したものを奏でたら
きっとお客さんも近付いてくれると信じている









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