坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

【視察ホーコク】驚異の自治会加入率90%!?市民と、地域とともに脱炭素!〜岡崎市

2024-04-18 | 視察

建設環境委員会の視察で、岡崎市に伺いました。
テーマは脱炭素先行地域の取組について(どうする脱炭素?岡崎城下からはじまる、省エネ・創エネ・畜エネ・調エネのまちづくり)


驚異の自治会加入率90%
 気候危機対策は、行政だけではなく市民も共に取り組むことで進んでいくものだというのが坂井の考えですが、岡崎市の特徴のひとつが自治会加入率の高さで約90%!小金井市では30~40%くらいなので倍以上!です。

 自治会加入率の高さの背景には、古くからの城下町ということ、新しい方も受け入れる風土がある。賃貸物件でも、不動産屋が紹介していているので活動はせずとも加入している方もいるとのお話もあり。
 加入率の高さゆえに、横のつながりで口コミで情報が伝わっていく。7町・広域連合会との連携で、戦略地区内での取り組みが進められる、民間事業者とも協定を結びイベントも協力しながら取り組んでいく…と地域のつながりが強みになるというのを改めて認識しました。

休日は市民や観光客とカーシェアリング!?
 私が気になった事業のひとつが「公用車をEV(電気自動車)などに変えていく取り組み」・・・小金井市でも庁用車のEV化は取り組んでいるのですが、考えが及ばなかったのが「休日は市民や観光客とカーシェアリングする」ということ。
 市の財産を市民と共有する!?ってどんなだろう、とイメージできなかったんですが、公用車の一部にレンタカーを使っている、”わ”ナンバーの車を公用車として使っているってことですね。他の自治体の事例もあるとのことでしたので、調べてみたところ、東京都の自治体でも実践例がありました。個人的にももう少し掘り下げてみたいところ。

 そのほか、市域の60%が森林ということから、剪定枝や伐採木をチップ化して均一にしてからバイオマス発電に。石の産地であることから、岩石蓄熱発電の試みがあったり、地域での資源循環の取り組みが多いのも特徴的だと思いました。

視察を受け入れ、ご対応いただいた職員の皆さまありがとうございました。

あと、視察に伺った先でチェックしている女性議員比率!37名中5名で、13.5%(坂井調べ)でした。

 

 


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