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11月の紅葉の時期に母と姉と一緒に京都に旅行することにした。 実家の母も最近、足が弱ってきている。 姉はお姑さんを自宅介護していたが、 要介護5で、ちょっと自宅での介護が難しくなり、特養に預かってもらうことになった。 我が家の義母は今ならまだ、2泊位何とか自分で身の回りのことができる。 今、旅行に行かないともう行けないで終わってしまうかもしれないと思って、 母娘3人で旅行することにした。 まだ観たことのない仙洞御所と桂離宮に是非行きたいと宮内庁に申し込んだら、 予約が取れたので、今日皇居の坂下門を入ったところにある宮内庁に手続に行った。 坂下門の警備所で要件を書き込み、身分証明書を提示して皇居内に入った。 宮内庁は新宮殿のすぐ横。さすがに皇居は閑かで広々として 都心とは思えない落ち着いた素晴らしいところでした。 | |
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手続が終わってから、大手門に回って、 自由に見学できる東御苑を散歩しました。 キンモクセイの大きな木にびっしりと花が咲いていて、 辺り一面に香っていました。 キンモクセイの香りは秋を感じさせますねぇ~! 東御苑は外国人観光客だらけでした。 でも人はそれほどに多くなく、ゆっくりと美しい松を眺めながら、 展望台に登って行くと昔は目の前に海が見えただろうところに 高層ビルがならんでいました。 家康も家光も綱吉も吉宗もここから景色を眺めたのかと思ったら、 自分が今ここにいることが、何か不思議な感じがしました。 |
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NHK大河ドラマ「篤姫」でCG合成で再現された江戸城の 俯瞰映像が映し出されると建物がびっしりとならんでいるが、 本丸、大奥の建物があった場所は、今は全く何もなく 広々とした芝生の広場になっている。 ここに篤姫がいたのだろうかと思ってみてもなかなか想像しにくい。 天守閣のあともあるが石垣があるだけ。 江戸城の天守閣は1607年に完成(慶長度天守)し、 三代家光の1637年には更に大規模な寛永度天守が普請されが、 1657年の明暦の大火により焼失し、その後再建されていない。 門や濠、わずかに建物としては富士見櫓残るばかりであまりに淋しい。 |