今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

こちらの裁判も・・・

2010年03月13日 | 徒然なるままに
こちらの裁判でも、検察が苦戦中・・・

星川淳グリーンピース・ジャパン事務局長余談

この中で、星川氏はメディアの権力寄りの姿勢を批判している。
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日本のようにマスコミが政府・公権力に対する監視責任を放棄しているに近い社会では、独立系のジャーナリストやNGOが第四権の役割を担わざるをえなくなる。とりわけ、大手マスコミの編集委員クラスが軒並み「水産庁と同じ見解だからグリーンピースと話したくない」という信じがたい立場を表明する捕鯨問題に関しては、メディアが存在しないに等しい
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そして、裁判では、調査捕鯨に関しての不正が、検察側証人から次々と明らかに・・・

「“土産”用の塩蔵ウネスは、若いクジラの柔らかい上質肉を使う」との証言。これは2月の初公判で共同船舶幹部が証言した、「“土産”は製品化した残りの切れ端で、2級品の肉から作る」という話とまったく矛盾する。しかも、製品化工程以前の段階で抜き出してしまうというのだ。極上の肉を選んで自分たちの土産にしているとしたら、税金で行う国営事業においては国民への背信行為だし、これ自体が国際捕鯨取締条約違反だろう。
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、「“土産”の塩蔵ウネスは水産庁と(捕鯨推進議員連盟メンバーと思われる)国会議員たち向けにも、はっきり仕分けて作られていた」との証言。繰り返すが、毎年税金が注ぎ込まれ、国際社会で激しい批判を受ける“科学調査”のはずの国営事業でこんなことをしていたら、これだけで大スキャンダルだ!
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販売価格キロ1万2000円(末端市場価格はもっと高い)もする「尾の身」という最高級部位を、捕鯨母船に同乗する日本鯨類研究所の職員が自分用に持ち帰っていたこと。研究用の「サンプル」との口実だが、あまりの量にデッキで働く解体作業員たちが怒り出すほどだという。
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情報提供者は、佐藤と鈴木が追及したクジラ肉の横領が明らかに行われていたことを認めた上で、とにかく調査捕鯨船団内でのモラル低下がひどすぎて、「なんでもやりたい放題」の状態であることに警鐘を鳴らすために、グリーンピースに情報提供をしたし、困難と身の危険にもかかわらず証人に立ったと語った。
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う~ん・・・たしかに権力寄りのマスコミでは報道できそうもありませんね。
コメント
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