SACのなかま

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カードの図柄(平成28年夏の補講)

2016-08-12 21:43:49 | 日記

 タローカードはきれいなものが多いですね。

 ちょっとふざけたものもありますが、ちゃんと基本が守られていたら問題ありません。

 カードによって、意味の微妙な違いが出てくるというのがあります。

 神道でも、榊や米、水、酒・・をまつりますが、飾り方が違ったりします。

 米をどこに置くか。最近、変わったかもしれませんね。

 カードの図柄が違っていて、基本の意味が変わってしまうのは問題ですが、デザイナーの認識とか、現在のひとの常識が変わってきていますので図柄も変わります。

 時々、手書きのカードにお目にかかります。

 印刷ではないやつです。

 1枚、1枚にカードの意味を考えて作っていくわけですが、作った人のカードに対する認識がずれていると図柄に変化があるはずです。

 その人の住んで生活している世界では通用するカードは世界のどこでも通用するとは限らないのです。

 手書きのカードもよいのですが、全部のカードがそろっていることは稀です。

 カードの図柄の説明も聞いていて結構楽しいものです。

 なお、日によっても人によってもカードの意味が強くなる場合があります。

 日食とか月食とかの日に、月とか太陽のかーどはちょっと気になるでしょ。


タローカードについて(平成28年夏の補講)

2016-08-12 11:57:31 | 日記

 タローカード、もしくはタロットカードは昔からありますが、日本で本格的に話題になったのは007のおかげではないかと思いますし、007バージョンのカードもあります。

 なかなか素敵なアイテムで、これを使うと話題が尽きない。

 人と会って占うときは、人を見れます。

 カードで占うということは、カードだけということでもないわけです。

 門馬寛明はホロスコープの補助にカードを使っていたと思います。

 昔は星図を作るのに苦労したし、精度が問題のこともありました。

 いまだって、不明のことが満載で占うわけですから、補助の占いがあって当然です。

 キロの手相は有名ですが、ホロスコープを使ってもいたわけです。

 桜井大路も相学で手相も人相もありだったようです。

 タローカードが得意でメインのひとも他の術を同時進行させていることはよくあることです。

 なにしろ、店を持っている占い師さんは閑古鳥に泣かれると困りますから、いろんな術が使えて一人前なのです。

 どっちの方面から来た客かによって、貧乏神かどうかわからないといけませんね。

 と、タローカードの話でもなくなりますから、これは別の機会。

 易より、親しみがあると思います。

 初心者はたくさんやってみることです。

 慣れてないと、言葉が出ませんから、たくさんやって言葉が出るように練習してください。

 言葉がなかなか出てこない人がいますが、中には念の強いタイプの人がいます。

 このタイプの人は、なかなか言葉を出すのが不得意なのですが、かなり大事なことを引いてくる事が多いので決して下手なわけではありません。

 


易の用神について(平成28年夏の補講)

2016-08-11 09:16:24 | 日記

 今日は祭日、山の日だそうです。

 山に感謝か、やまのかみに感謝をささげる日だそうです。

 おりしも、お盆休みというところで、お休みのところが増えています。

 まじめに補講を勉強するのもよいですが、英気を養うために遊びに行くのも大切ですので時には羽目を外してください。

 さて、興味が出そうな題材です。

 用神というのは、立筮して、卦を作り12支とか、六親を書き込んだあと、占う事項がどの爻かを決定して状態の変化を見ていくのですが、

 占う事柄により爻が違うわけです。

 六親というのは、四柱推命の変通星に似ているのですが、父母・兄弟・子孫・官鬼・妻財のことですが、5つなのに六親なのです。

 親のこと、兄弟のこと、子供のことを占うときは、それぞれ使うわけですが、祖父母のこととか、ひ孫のこととか、だんだんと複雑になります。

 官鬼というのは、仕事とか、事業の事、妻財というのは妻の事、財産の事です。

 妻の弟のことはどうするかとか、使用人はどうするかなど、なかなか複雑になります。

 株とか、為替とかは妻財でよいのですが、すでに所有している株かこれから買う株か、公開株かなど爻がちがったりします。

 爻が違ったりすれば、結果が逆になることは当然ですから、注意することが大切です。

 さて、株の話をすると興味が出るかもしれませんので、ちょっとだけ。

 自分の所有の株は妻財でみます。

 これが他人の持ち物の株は、自分でなく年上の人が持っている場合とか、妻がもっている株とかは爻がちがってきます。

 ですから、自分がこれから買うのではなくすでに所有している株で売るも買い増すこともできる株です。

 用神妻財の12支をみて、月建と毎日の干支をみて、上がるか下がるかをみます。

 森田なんとかという人が株のことに特化した易の本を10万円で売り出したことがあったようですが、用神を限定するという方法を使っているみたいです。

 10万円でも安いのではないかと思いますが、その本は読んでないので評価はできません。

 と、興味を持ちながら夏休みとか、補講です。

 


鬼谷子(平成28年夏の補講)

2016-08-10 11:13:03 | 日記

 鬼谷子は、蘇秦と張儀の先生です。

 人心掌握の本とか、揣摩憶測の術とか色々と登場する怪人物です。

 孫子が鳳涓と呉子の処に弟子入りに行きますが、本当は鬼谷子のところで勉強したかった?というのが、最近の小説に書かれています。

 孟嘗君も鬼谷子に会ったとか、小説はなかなか面白いです。

 さて、鬼谷子が優れていたから、いろんなところで名前を使われます。

 諸葛孔明も同じで、有名な人、頭の良い人の名前を利用して、色々と製品や本が出されるわけです。

 どこまでホントかわからないと思って観ないといけないわけです。

 断易(五行易)の納爻を始めたのが鬼谷子となっています。

 そのくせ、小説家の先生方は、鬼谷子の納爻の話は出てこないわけです。

 鬼谷子が納爻を作らなかったという考えもあるし、鬼谷子の納爻も名前を借りたものという説もあってもいいはずですが、鬼谷子の先生がいて、そちらの方は算木の数が12もあるという易で、それも凄かったという話があります。

 ついでに、中国の殷王朝の末期、次の時代のリーダになる文王は捉えられて研究をさせられていたという事になっていますが、その研究というのが易学だったといのです。

 文王の息子の武王が殷を滅ぼすわけです。

 太公望の時代です。

 太公望の書いた「陰符」とかいう本を読んで蘇秦は巻き返しを計ったといわれていますね。

 


胡煦か火珠林か(平成28年夏の補講)

2016-08-10 08:38:28 | 日記

 断易では、立筮して、卦に12支を配布します。

 そのときのやり方で、火珠林という昔からのやりかたと、胡煦という人のやり方があります。

 胡煦が正しいという人は胡煦の的中を挙げて、正しさを主張しますが、昔からの火珠林で問題ないという人もいます。

 どちらかと迷わないでほしいと思います。

 ただし、たいていの断易の本は火珠林を基に書かれていますので、その点で注意してください。

 鴨書店で作られている「断易必携」には、両方がわかるように作られています。

 易の納爻のやり方が、別解が存在するという事は、他の納爻の仕方を考える人も出てくると思います。

 前に出てきた九鬼盛隆も鬼谷断法でしたが、火珠林を使っていたと思います。

 


立筮か判断か(平成28年夏の補講)

2016-08-09 09:13:41 | 日記

 卦を立てるのに、真剣になりすぎて、くたくたに疲れて、回復をするのに毎回ウナギを食べなければ役に立たないのでは問題です。

 鬼神の力を借りるのだから、それなりに大変なのだという話がありましたが、逆もありです。

 運命とか、結果は実は決定しているのだからそんなに真剣にならないでもよい。というのです。

 立筮をに18回も行って、というのは素人は雑念が入りやすいから、それでも何回もやると外れる確率が少なくなるというわけなんです。

 卦は関係ないというのもありで、卦を立てるときは真剣に立てるのでなく、とりわけ神聖な事をしているわけではないので緊張しなくてよいというのもあります。

 ただし、それを判断するのは難しいし、訓練も必要というのがあります。

 それも一理あります。

 いろいろと占うことが多い場合とか、1つのことを分占して、細かく調べるる場合、神蓍を使います。

 時間の短縮はできますが、判断は略せませんね。

 仁田 丸久の本の中には、徹夜で為替の動きを占ったのがありますが、大変だったでしょう。

 


ウナギの数(平成28年夏の補講)

2016-08-08 18:55:00 | 日記

 残暑お見舞い申し上げます。

 いくら暑くても、立秋を過ぎれば残暑です。

 暑いときは鰻ですね。

 白焼きと蒲焼、どちらもおいしいです。

 でも、少々お値段がお高くなっています。

 だいぶ前のことですが、幹事をやって、うかつに鰻屋で集まることにしたのです。

 今思えば、人数がはっきりしないときは中華料理が一番です。

 その時は、自分も食い意地があって、ウナギにしてしまいました。

 1つ1つお重に入っているわけですので数を間違えると困ることになります。

 今ほどでないにしろ、少々お高い。

 易を立てました。

 人数は的中したのですが、えらい疲れました。

 ギャンブルの話を前に書きましたが、こちらも中々お金が絡んで大変です。

 中筮法でしたが、かなり疲れた。

 もし、同じ調子で本筮法なんかやったら、体がもちませんね。

 と感想を持ちました。

 


失せもの4(平成28年夏の補講)

2016-08-08 17:39:58 | 日記

 失せものの練習とか実験とかですが、よく知っている人、あまり行動範囲がない人の失せものから始める。

 息子が、高校ぐらいのときに財布を落としたというのがありました。

 卦を完全に立てる前に、候補が浮かびました。

 ゲームセンターという答えでした。

 本人は、ゲームセンターで遊んでないというので否定しましたが、やはり的中でした。

 ゲームをやらなくても友達を探しに行ったり、立ち寄ったわけです。

 身近な人、行動半径がそう多くない場合は何となく予想がつくものです。

 パソコンを置き忘れたときは、破損するも見つかると判断しましたが、何となくしっくりしませんでした。

 そういう時はねカードを引かせました。吉のカードだったので、幹事に電話させたところ、すでに届いているという答えでした。

 


期待と現実(平成28年夏の補講)

2016-08-08 09:37:01 | 日記

 欲は人間というより生きていくのに必要なものです。

 お釈迦さま、キリストさん、マホメッドなど、人々が幸福になるようにという欲を持っていました。

 占卜をやるときも欲が出てくるものです。

 株が上がるかどうか、為替がどうかとか、相場を見るということは欲とは関係がありません。

 当事者が株を持っていて占卜を立てるというのもまっとうな考えです。

 でも、占いは期待とは関係ありません。

 期待をもって占うのは良いですが、先を観るのであって、その結果が下がっるとか、不明とかの答えが出た場合対処の仕方があるもので、持ってる株の価格が上がる方に期待を持ってはいけません。

 株が上がるか下がるか、いつ変化するかなどは易で占うことは可能ですが、損するか得するかは別ですし、どのように買うとか売るとかは技術論があるので、ギャンブルとは違います。

 ギャンブルも「こちゅういってき」ということで、射覆(せきふ)の練習には二重に訓練になります。

 占卜は宗教ではないのでギャンブルも禁止していません、でも、ほどほどが大事です。

 


九鬼盛隆(平成28年夏の補講)

2016-08-07 22:05:49 | 日記

 コメントがありました。

 九鬼断易の話でしょうか。

 40年以上前に鴨書店は下北沢にありました。

 店主は鴨志田さん。

 易を最初に読むのならというので勧められたのが九鬼盛隆の断易真義でした。

 久しぶりに見てみると、和綴じで、ガリ版の本で、カタカナと漢字で書かれていて、非常に読みにくい本です。

 鴨店主いわく、いい本だけれど、時とともにいい本がたくさん出てくるといってました。

 また、多分、米株易占 相場正夢考という本ではないかと思います。

 鴨書店主は、易を相場に使うのは邪道と言ってあまり乗り気ではなかったと思います。

 九鬼さんは、先生のところで漢文を習ったりいろいろとやっていたけれど、易者で身を立てるという決心をして、先生の所にあいさつに行ったそうです。

 ところが、お前さんの易では身を立てるのは無理ということで、断易を教えてくれたという話です。

 最初に習ったのは周易だったのでしょう。

 研究しているうちに、周易から、断易に鞍替えした人です。

 このほかにも、株価騰落占法口訣という本もありますね。

 株や為替の話と雑占の話はいろいろとありますが、時代の違いを考えながら役に立つかどうかも最初に吟味すべきでしょう。

 お金が絡むことですから、裏付けがないと使えませんね。