朝、時間がなかったので、続きになってしまった話です。
乙奇穴の次は丙奇穴なんですが、違いは土地の形です。
乙奇穴は広くて四角い土地を山々が囲んでいる形ですが、丁奇穴は丸い土地を山々が囲んで守っている形なんです。
大阪や横浜が丙奇穴という事になっているけれど、歴史的に商業が強いという事実で、厳密に丸い土地かどうかは難しいものがあります。
ただし、道路の這いかたは乙奇と違いがあるとかんじます。
丁奇となると、細長くとも平地の部分を山がかこっている地形という事で、なかなか見つからないわけです。
条件は、乙奇・丙奇穴よりたくさんありそうなんですが、規模が小さいとか、歴史的に見ての情報都市がないので、実例はできていません。
いい加減な感じがしますが、土地に手を入れても形が完成すれば奇穴が作れるのですし、時間が自然の形を変えることもあるのでアバウトであるところもアリです。
乙奇穴を基本に見て、直符水がついているのが東京の甲奇穴です。
直符水が付けば、京都や奈良も甲尊穴に昇格できる可能性があります。
東京の東側の川の形がただ流れるだけでなく、くの字というか、角度をもって曲がる形になっているわけです。
川の大きさは、もうちょっと広くても良いと思いますが、時代の問題もあります。
最後に戊儀穴ですが、神戸あたりがそれになっているわけです。
山々が北にあって、南に海があって東と西は山がなく守られていない地形です。
現実的に、今回水害のあった処を穴のどれかがある土地に変えることができるとして考えると、戊儀穴が作りやすいと考えます。
でも、戊儀穴となると、人々は結構芸達者になってり、タレント性が高くなったりで今住んでいる人たちの性格に合うかは問題です。
大規模な土木建築によって、水害から人々を守るという事を考えてみてください。
風水の本には、何百年も前にらせん型の堀を作り川の流れをコントロールした江戸城や大阪城の話は出てきません。
でも、日本の人たちは、大規模な工事(造作)を行い、穴をコントロールした事実があります。
甲尊穴のすごさは世界に類を観ない東京の発達を観れば納得がいくでしょう。
官僚の方々もダムや堤防を拵えて、水害を防ぐことに力を注いでくれていますが、穴を拵えるという発想を活かして計画を立ててくれれば、地方財政の問題も幾分変わってくるでしょう。
川の問題がありますから、1つの県だけでなく、複数の県にまたがる話です。
現実性が書いているかもしれませんが、風水を勉強している人はそんなことも考えてみて、過疎が多い県に穴を作って、人口を変えたり、金の流れを変えたりする造作を計画してみてください。
暑くて、仕事にならないときには良い勉強ではないですか?
字が多くなってしまいました。