それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

懐かしい場所

2011-04-04 09:07:56 | Weblog

昨日は孫達のヤマハの発表会でした。
長い間をかけて練習してきたのに2・3分の晴れ姿。
じじばばは、嬉しげに見守ります。

発表会の場所は、大阪天王寺区夕陽丘にある会館でした。
この辺りは、私の子供の頃の思い出の積もった場所です。
孫達と同じ年代の頃を過ごした場所です。
私はその頃何をして、何を思い過ごしていたのでしょう。
帰りは、難波まで歩きました。
電車に乗ると大回りで大変なのですが、歩くと直線距離。15分ほどです。
上町台地の坂道を下り歩きます。
ここはだれそれさんの家だった・・・。とか
妹の通った小学校。とか・・・夫にいつも同じ思い出を語り・・・昔を想い・・・
あー半世紀が過ぎたのだ・・・とがっくりし・・・
年だけとってあまり変わらない自分がいるのに驚き・・・。
地図が判っているのと、思い出をたどっているのであっという間に着きます。
道は変わっていないけれど、中身がまったく変わった街並み・・・。

色々な思いに浸った後、気を取り直し甘味処でみつ豆や苺大福を食べ,帰りました。


高田郁さんの小説

2011-04-02 16:06:41 | Weblog

風邪の症状が治りきらない・・・。
金曜日は午前午後と続けて講座がある。
疲れて夕方から咳が止まらなくなって困りました。
大きな声で喋り続けるのも原因の一つのようです。

出かけた時の楽しみの一つに、好きな本が読めるということがあります。
行き帰りの電車の中、ちょっとした待ち時間のカフェの中で本を読みます。
(家で本を読むと、何も出来なくなるので読みません)
今読んでいるのが、高田郁さんの時代小説シリーズ第5巻目(ハルキ文庫)。
主人公は、若い料理人の女性。
はんなりとやさしい物語。
お話と共にその中で語られる料理。
作ってみたいなぁ。食べてみたいなぁ。と思わせる・・・。そんな本です。
このシリーズのほかに、「銀二貫」というタイトルだったと思うのですが、それも良かった。

もう、この年になると
人生を考える!とか、どう生きるか?
といった類のものは読みたくない。
ワクワクドキドキできるお話が欲しい。
その上、ちょっぴり考えさせられる・・・。そんな物語。
なかなか無いですねぇ。
今読んでいる本が終われば何を読もう?
いつも悩んで本屋さんでねばり、ねばって探しています。
良い作家に出会うと、まるで素晴らしい金鉱を見つけたような気がします。