欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

人生は山あり谷ありだけど

2006-11-20 | essay
人生はよく言われるように、山あり谷ありだけど、いつも山や谷があるからって、悲しみや苦しみに備えているような、眉間にシワを寄せてかまえているような毎日は送りたくない。
すべてがしあわせで、喜びや楽しみに満たされるわけにはいかないけど、たまの楽しい時間、ちょっとした喜びでも、その時には笑顔でいたいし、心から喜びを感じたい。
日本人は知らず知らずのうちに仏教が根底に流れているから、楽しみや喜びはつかのまのもの、そのかわり悲しみや苦しみもつかのまのもの、的なものに傾倒しがちで、無情というたぶん本質ではないヘンな納得で無感動になったりしているけど、私はやっぱりいつもしあわせの状態を望んでいたいし、喜びがある時にはそれを心から楽しみたい。そんな強さを持っていたい。
これも気持ちの余裕というものなのだろうか。
"楽天的"という言葉を日本人はあまり良い風にはとらえていないけど、私はこの"楽天的"になるのもまた一つの手だと思っている。
確かに悲しみや苦しみがなくなるわけではないし、そんなことに目をそらすつもりもない。
だからって、悲しみや苦しみが怖いから、楽しいとき喜ばしい時にまで、その影響は受けたくない。

人生は自分の気持ちしだいで明るくなっていく。
苦労も大事かしれないけど、そんなことばかりじゃ、この人生がとても味気ないものになってしまうから。
"楽天的"
日本人にはこれが意外と難しいのかもしれないけど、やっぱりコレも大事。
それがすべてだとは言わないけど、心の余裕につながるそんな心得は大切だから。
しあわせや喜びも、なに気ない楽しさも、心から味わっていくために。
なにかしらの勇気や強さが必要なんだよ。