チェルノブイリ旅日記 ある科学者が見た崩壊間際のソ連

『チェルノブイリ旅日記　ある科学者が見た崩壊間際のソ連』
　　　京都大学原子炉実験所・瀬尾健（著）/風媒社1992年

多くの人たちがチェルノブイリについて、
原発について誠実に考えておられます。



京都大学の原子炉実験所の方が書かれていますね。
各国の専門家とのやりとりのことも書かれてあります。

スリーマイル島原発事故のとき、著者はアメリカに
質問の手紙をアメリカの関係当局に送ったという。

数カ月後には、ＮＲＣ（原子力規制委員会）から
大量の資料を送付されたという。

それに引きかえ日本は最悪だそうです。
データはひた隠しにするし、問い合わせの手紙を
出しても返事をもらえないという。

この当時のソ連ではグラスノスチがいわれ、一年が過ぎたころ、
レガノフ氏本人から手紙が届いたという。

それは質問に対して一つ一つきちんと答えたものであったという。
それから数カ月後、氏が自殺したことを新聞で知ったという。

その情報が誠実なものかどうかはわからないが、
日本よりもマシだということだろう。

100キロ地点というのも、日本に適応すれば、
若狭の原発銀座からちょうど大阪までの距離だという。

30キロ圏から出るときは、検問所に設けられた
汚染検査のゲートを通らねばならない。

このようなことが日本で起こらないとを、
世界中のどこでも起きないことを願います。



目　次

目次・チェルノブイリ

目次・チェルノブイリ

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チェルノブイリから広島へ

未来世代への「戦争』が始まっている

チェルノブイリある科学哲学者の怒り－現代の「悪」とカタストロフィー－

巨大地震が原発を襲う－チェルノブイリ事故も地震で起こった－

【YouTube】プロジェクトＸ　挑戦者たち　チェルノブイリの傷　奇跡のメス

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ジキル博士のハイドを探せ

原発事故を問う

［チェルノブイリ原発事故］

子どもたちのチェルノブイリ

チェルノブイリの真実

検証チェルノブイリ刻一刻

こうして原発被害は広がった－先行のチェルノブイリ－

チェルノブイリの祈り－未来の物語－

ボクの体験したチェルノブイリ

チェルノブイリのメィデー

内部告発　元チェルノブイリ原発技師は語る

隠された事故報告　チェルノブイリ極秘

チェルノブイリ・クライシス

チェルノブイリ旅日記

【ドキュメント・ノベル】チェルノブイリの少年たち

チェルノブイリの子どもたち

写真集　チェルノブイリルポルタージュ

チェルノブイリ診療記

ヒロシマ発チェルノブイリ　僕のチェルノブイリ旅行

史上最悪の核汚染　世界を震撼させたチェルノブイリ原発惨事

目で見るチェルノブイリの真実

僕たちの見たチェルノブイリ

チェルノブイリからの証言＆続

世界を震撼させたチェルノブイリ

写真記録　チェルノブイリ「消えた458の村」

ナージャの村　Nadya's Village

アレクセイと泉のはなし

チェルノブイリ被曝－ベラルーシから－

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■石棺■

石棺　チェルノブイリの黙示録

脱原発年鑑96

■銀色の雨■

２０１１－８

２０１１－９

■フランス■

チェルノブイリの惨事　tchernobyl,une catastrophe

■写真集■

チェルノブイリ春

【勘違いしそうな本】

チェルノブイリの森　事故後20年の自然誌

チェルノブイリ調査関連写真集

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【一部のみ】

内部被曝の脅威－原爆から劣化ウラン弾まで－

〈デモ〉

２０１１－４－２２

今、「Ra.」という小説をupしていますが、 二部ではチェルノブイリも出てきます。 かなりディープで、世の中のシステムが 理解されるかと思います。 まだまだ先ですが……。（2006年4月）

【年表・ヨーロッパ脱原発】

シャラポワ、チェルノブイリ被害者に義援金！



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核関連Web小説

043平和公園へ

ラヂオアクティヴィティ［Ra.］ 第一部ブロック・バスター 二、怪物はどちら？ 043平和公園へ 夏八木は明日の予定を話す。 「明日は……。希望者だけだけど、記念式典に参加してくれない？」 夏八木は涼しい顔をしている。 気が入っているのだろう。 この記念式典に子どもたちが参加することを世界中に伝えるのだ。 子どもたちが、どんなに戦争を嫌っているか、 それだけでも、見ている大人たちが、 わかってくれたらいいと夏八木は思っていた。 それに、今、そんなことを話すのは、 今日の見学で、子どもたちがショックを受けて、 夏八木の話すことなんて、 何も聞いてはくれない状態になるのではないかと配慮したからであった。 「記念式典には、毎年、世界中の人たちが集まります。 みんなが平和を願って、式典に参加して欲しいのです」 「マイク、どうする？」 「もちろん、参加するよ。平和は大切なことだ。 これが、真珠湾であったら、本当はもっとよかった気がするよ。 何も罪もない人たちが殺された。軍国主義に毒された人たちじゃなかった」 勇気は首を左右に振った。 広島の人たちだって、多くは罪もない人たちだったと想うし、 赤ちゃんだって、小さな子どもだって、無差別に焼き殺したじゃないか！ しかし、マイクの頭ではそのような思考はしてなかった。 日本は全体主義者であって、子どもだって、兵器を作っていたのだ。 人殺しの道具を戦場に送っていたのだ。 赤ちゃんだって、いずれは、キラー・マシーンにされていたことだろう。 それはマイクの父親が話していたことでもある。 平和記念資料館の近くの駐車場にバスは止まった。 勉は懐かしい気持ちになった。 広島は第二の故郷みたいなものだ。 いや、東京が第二かな……。 ならば、第三かも……。 しかし東京より先は広島である。 「まだ、時間があるわね」 女医の桜田が時計を見た。 平和公園の中に平和記念資料館はある。 「十時まで時間があるわね。 それまで休憩しましようね。 この公園の中で、自由行動にします」 閑話休題 広島に就学旅行に行ったとき、 やはりショックでした。 ショックでなかったら、 このような作品を書こうとも 思わなかったかもしれませんね。 ↓１日１回クリックお願いいたします。 ありがとうございます。 Index［Ra.］

【NHKビデオ】世界の科学者は予見する 核戦争後の地球 第2部 地球凍結

『【NHKビデオ】世界の科学者は予見する
　核戦争後の地球　第2部　地球凍結』
　　　ＮＨＫ編集/東京　ＮＨＫサービスセンター1984年

カラー３０分　ＶＨＳ
イタリア賞受賞
日本ジャーナリスト会議賞受賞
【第一部】のつづきです。

「核戦争から約100年後まで影響する地球の環境変化を描く。
死の灰が全世界に拡散し、「ニュークリア・ウィンター」におそわれる。これは、大火災によって発生した煙により、太陽光線がさえぎられ、大気循環が破壊される結果、地上の平均気温が約40度低下するというもの、アメリカのシュナイダー博士が大型のコンピュータで予測したニュークリア・ウィンターのデータが、コンピュータ画面上の地球を不気味に覆っていく……」


【全面核戦争】
核兵器一万発。
一発で15キロ以内建物崩壊。

都市壊滅。
そして地球全体へ。

黒い雨が降る。
ススが雨の芯となり、雨として落ちてくる。
強い放射能の雨。

広島では三時間後に、
黒い雨がふったという。
そして、原爆症になられた方の
話があった。


【植物の放射能の影響実験】



日本国内茨城に実験場があるという。

鉄塔の真中に放射線源コバルト60をつるす。

近くでは芽も出ない。種のままで死んでいる。
少し離れると異常があるという。

【動物実験】
サケの卵にガンマ線照射。
奇形がおきる。背骨のまがったもの。
目をうしなった稚魚。

【森林実験】



生き残るのは地衣類と苔類のみという。
核戦争が起きたら、食物も得られない。

【核の冬（ニュークリア・ウィンター）】
・全面核戦争が起きると大気の流れもかわる。
・地球は灰色の星となる。
・地球は急速に冷えていく。
・陸から海へ冷風が吹く。

米ソの保持の核兵器0.5％で、
「核の冬」はおきるという。

・植物プランクトンが死ぬ。
・それを食べる魚も死ぬ。

・砂漠も凍りつく。
・オゾン層が破壊され病気がおきる。

ある学者は石器時代にもどるという。
また、ほかの学者は六億年の昔に
もどるという。

生き残ったとしても、伝染病などが蔓延するが、
しかし、もはや医療は存在していない。

「第三次大戦は人類の終りの戦争、
あってはならないことです」



Index 核関連ビデオなど

INDEX【ヒロシマ・核兵器】
もくじ［平和のための読書］

【NHKビデオ】世界の科学者は予見する 核戦争後の地球 第１部 地球炎上

『【NHKビデオ】世界の科学者は予見する
　　　核戦争後の地球　第１部　地球炎上』
　　　　　　ＮＨＫ編集/東京　ＮＨＫサービスセンター１９８４年

カラー３０分　ＶＨＳ
イタリア賞受賞
日本ジャーナリスト会議賞受賞

「全面核戦争から一週間の地球の惨状を描く。
これまでの核実験実写フィルムや、NHKが新たに開発した特撮を駆使し、世界の主要都市に1メガトンの核が落ちたらどうなるかを科学的データにもとづいて想定し、核の破壊力を映像化するもの。
科学者たちのシミュレーションによれば、世界にある核の20％が使われた場合、熱線、爆風、放射線、そして高熱火災により地球は炎上、約二十五億の人々が即死または直後死するものと予測されている。」

【このビデオは】
米ソを含む科学者100人以上の協力によって、できたものです。



先制攻撃兵器である核兵器を持っているのは、
この当時は米ソ英仏中の五カ国であったが、
増えてきているという。

確かに増えましたね。

【原爆の歴史】
1945年7月16日アラモゴートで初の原爆爆発。
広島、長崎の原爆の説明。

【原爆研究】
米国は三千件以上のレポート。
それには核シェルターにおける心理的研究まであるという。

【人体実験】
「退避！　サングラス着用！」
で核爆発を平気で見ている。
毎週、核実験。

人間と皮膚が似たブタが実験動物となる。
戦場における武器と兵士の研究。

【第五福竜丸事件】
日本人三度目の被爆。

【奇妙な事件】
核爆発における予期せぬできごと。
昭和37年、ハワイ・ホノルルで起きた。
その日、核弾頭を宇宙で爆発させた。

ハワイでは、ブザーや電話が勝手に鳴り出した。
またヒューズが切れ街頭はいっせいに消えたという。

それは核爆発による電磁パルスの発生が
影響したという。

【熱線】
太陽炉は4000度を作り出すことができるという。
画面では、レンガがとけていった。
レンガは3000度で溶けるという。
鉄の玉や時計も熱線で溶けていった。

【東京で再現】
『核兵器とその効果』米国防総省・エネルギー庁（1977年）を
あてはめたものであるという。

・広島型の80倍、1メガトン級の爆弾を
東京の上空で爆発したらと仮定する。
目標地点は東京タワー。

・5000度の熱が東京を襲うという。

《東京タワーから5km地点》
・ガラスとコンクリートが熱線で燃え上がり、
・12秒後には衝撃波が襲い、4000トンのガラス
が滝となり西部へ流れていく。
・ガスタンク爆発

《東京タワーから10km地点》
・熱線で物が燃え上がる。
・東京湾は原油・LNGタンカーがあり、
東京湾全体が火の海となる。

・東京だけでなく、この爆弾一個で、
世界の各都市がほとんど全滅するという。


核戦争になれば、世界各地が全滅するという。

【第二部につづく】。



Index 核関連ビデオなど

INDEX【ヒロシマ・核兵器】
もくじ［平和のための読書］