磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊新潮 2011年6月9日号

2011年08月31日 | 読書日記など
『週刊新潮 2011年6月9日号』
   酒井逸史・編/新潮社2011年

「「小泉純一郎」が語った「脱原発」への道」
--骨太で骨抜き改革されたら、困ったものですね。



「本社シカトで注水した福島原発 吉田所長 処分問題」 下「」引用。

「菅総理の指示で中断したはずの、福島第一原発1号機への海水注入は、東電本社をシカトした所長の判断が続けられていたと判った。ま、判断自体は正しかったが、報告を怠った責任は免れない、と思いきや、処分はされそうにないという……。」

「シカト」か……。すごい雑誌だな……。

吉田所長は必死だったろうに、不良扱い?

処分されるのは、間違った指示だしていた奴らだろうに……。

何を本末転倒していることやら……。

仕事とは事に仕えるであって、人に仕えるではない!

そんな常識もないのか……。とほほ……。

本当に、これ「週刊新潮」???







index

INDEX

INDEX



エンタメ@BlogRanking



「放射能汚染水」「水不足」「水道停止」安全な水はどう確保する?

2011年08月31日 | 読書日記など
『「放射能汚染水」「水不足」「水道停止」安全な水はどう確保する? 主婦の友新書 027』
    橋本淳司・著/主婦の友社2011年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「「安全神話が崩れたのは原発だけではない。“水”もである」。2011年3月11日に発生した巨大地震と大津波は、水インフラに壊滅的な打撃を与えた。「空気と水はただ」「安全な水は蛇口をひねれば流れ出す」と考えていた日本人は、かつてない水の危機に直面していると、水ジャーナリスト・橋本淳司氏は指摘する。安全な水を確保するために我々は何をすべきか、東日本大震災の惨状を検証した意欲作を緊急出版!」



「水インフラが壊滅的な打撃」 下「」引用。

「3月11日に発生したM9・0の巨大地震、それに伴う大津波は、生活インフラに甚大な被害をもたらした。電気、ガス、鉄道、道路、海岸堤防、港湾施設などが機能停止するなか、生命線ともいうべき水インフラも壊滅的な打撃を受けた。
 水道管が壊れ、市中に水があふれ出す。浄水場の地盤が陥没する。ろ過池や貯水池が崩れる。電源を失い機能停止になった浄水場も多い。水源もダメージを受けた。大量の土砂が流れ込んで水が濁る。沿岸部では海水が入り込む。
 蛇口をひねれば当たり前のように出た水が、その日からぴたりと止まった。岩手、宮城、福島、茨城、千葉を中心に220万戸以上が断水したのである。」

外部委託、水道に詳しい職員がいないから……。下「」引用。

「若い世代ほどマニュアルによって水道を管理運営してきたし、人を減らし半面、業務を外部に委託してきたから、肝心のノウハウが水道事業者に残りにくい。ベテランが定年退職したら技術の継承がはかられない可能性が高い。
 2010年の夏に小規模水道から寄生虫が見つかるという事故が起きた。この水道は、水質的に避けるべき水源を選択したために、凝集沈澱、除鉄除マンガンろ過、フッ素吸着、活性炭処理という、小規模水道では考えられない高度な運転管理を必要とする設備を導入していた。水道に詳しい職員がいなかったことが原因である。」

【福島原発事故】活性炭処理……。下「」引用。

「粉末活性炭の使用も行われた。厚労省は、『福島第一・第二原子力発電所の事故に伴う水道の対応について』(3月19日)という文書のなかで、「放射性物質の浄水処理については、知見の数が少ないものの、活性炭処理による除去効果を示す知見が存在するため、指標値に近い値が検出された水道事業体等においては、粉末活性炭等による処理の実施を検討し、指標値以下となるよう取り組まれたい」としている。
 根拠となった論文のひとつに『チェルノブイリ原子力発電所事故による新潟市上水道の放射能汚染と活性炭による除去実験』(本間悟他 1988年 水道協会雑誌)がある。この実験では、水道の原水、浄水場のろ過水それぞれに2時間活性炭を入れ、吸着率を測定している。-略-」

「RO膜を使った浄水器」 下「」引用。

「RO膜浄水器メーカー、あるいはRO膜浄水器で作った水を販売している会社は、測定調査を行い、放射性物質を除去できることを公式発表している。あるメーカーは、福島県福島市で採取した雨水をろ過する試験を行った。放射性物質を含んだ雨水をRO膜浄水器でろ過したところ、放射性ヨウ素、放射性セシウム、いずれも検出されなかった。」

品質管理コストがかさむ水。下「」引用。

「大手飲料メーカーの工場は、いまもフル操業を続けている。だが増産投資にも消極的だ。水は他の清涼飲料水より利益率が低い。低価格化が進む一方、においが移りやすく、品質管理コストがかさむためだ。」

「弱みにつけ込む水商売」 下「」引用。

「震災後、スーパーからペットボトル水が消えた。買えてもひとり1本に制限された。通販サイトでもペットボトル水は売り切れた。浄水場から放射性物質が検出されると、さらに安全な水を求める動きが高まった。
 すると売り手側に変化が現れた。普段は見かけないペットボトル水メーカーがテレビCMを打つ。テレビCMを打つには相当な金がかかるから、商機と見て勝負に出たのだろうか。オークションサイトでは、西日本や九州の人が自宅の水道水や井戸水を出品し、10リットル200円程度で買い手がついていた。東京都の水道料金は10リットル2・5円だから、単純な比較ではあるが、80倍の価格で取り引されたことになる。
 高額なペットボトル水もスーパーの棚に並んだ。2リットルで500~1200円していたが、それでも買っていく人はいた。-略-水が不足すると需要と供給のバランスが崩れ、水価格が上昇するのだ。」

ペットボトルで温水をつくる。下「」引用。

「さらにペットボトルを黒のスプレーが着色して太陽光を集め、温水を作ることもできる。この場合、ペットボトルに入れる水は八分目程度にする。ペットボトルの破裂を防ぐためだ。夏場なら1日屋外に置くと(コンクリートの上なら照り返しの熱も集めるのでさらに短時間で温まる)40度弱まで温まるので風呂の場を作ることができる。」










index

index

目 次



エンタメ@BlogRanking



週刊新潮 2011年6月2日号

2011年08月30日 | 読書日記など
『週刊新潮 2011年6月2日号』
    酒井逸史・編/新潮社2011年

特集名 表紙絵「廃墟の空に」成瀬政博(表紙のはなし) 成瀬政博



「特集 虚実「放射能狂想曲」」 
「専門家も驚いたオオカミ少年「セシウムの雨」報道」

……東京でもセシウムによるホット・スポット!

--どちらが、オオカミ成人なのか? ……。

あきれたもんですね。

「冷却作業を妨害する汚染水9万トン 処理費用に9兆円」

「自虐史観」などという用語が大手をふっている週刊新潮。






index

INDEX

INDEX



エンタメ@BlogRanking



原発はほんとうに危険か?-フランスからの提言-

2011年08月30日 | 読書日記など
『原発はほんとうに危険か?-フランスからの提言-』
  クロード・アレグレ、ドミニク・ド・モンヴァロン(著)/
    中村栄三日本語版(監修)/林昌宏(訳)/原書房2011年

デッドコピーといわれるものも含んでいると思います。
こんな論理が通ったら、法律などなきがごとしということも書かれてあります。
日本の原発推進派も同様の論理をとっていますね。
他の文献では、日本ほどでなくても、軍隊がでるなど、フランスの原子力も危機が何度もあったそうです。



帯に書かれてはありますが……。下「」引用。

「原発をもつ国の責任とは
「技術は二流 人は三流」
フランスの世界的な科学者であり、
元文部科学大臣であった
クロード・アレグレが、日本政府、東電の対応を痛烈批判。
原発先進国フランスの原子力政策と今後のエネルギー政策を解き、日本のあるべき姿をさし示す。」

フランスもたいしたことはないと思います。

原爆と原発は異なるものにいう……。基本的にはいっしょですね。
こんなもので平和は維持されないし、事故前から人の心を蝕んでいますね。

サン・ローラン・デ・ゾー原発事故。

国境でビタッと止まった。下「」引用。

「DM チェルノブイリの放射性物質による汚染は、フランスにまで達したのですね。このときの原子力安全委員会ベレラン教授が、チェルノブイリから来た放射性雲は、フランスの国境でピタリと止まったと発言したのには、びっくりしました。」

配慮からの発言で許されるの? 科学者として失格だと思うが……。下「」引用。

「CA ペレラン教授の発言は少々とうとつでしたが、フランス国民を不必要にあわてさせることがないようにという配慮からの発言でした。」

ノートルダムと老朽化……。下「」引用。

「DM しかし、フランスの原発は、老朽化しているのではないですか。
CA パリのノートルダム大聖堂のようなものです。ノートルダム大聖堂の建設が着工されたのは1163年ですが、その後、1220年ごろにはファサード(大聖堂正面)が全面改装されました。-略-
 メンテナンスがしっかりしているフランスの原発は、当初に建てられた状態とはまったく異なります。原子炉容器と外部の建屋を除き、すべてが交換されています。場所によってては、数回以上も交換されたところがあります。-略-」

寺と同じですか? あきれたもんですね。

「DM しかし、ドイツは脱原発を決めましたよね。」 下「」引用。

CA はい。脱原発は、戦後ドイツの最悪の決断ですね。脱原発を実行するのであれば、褐炭を燃料とした火力発電所をいたるところに建設しなければなりません。-略-」

持続可能なグリーンエネルギーを増やすことも、計画されていることは語らない。
これは、日本の原発推進派も同様ですね。

フランス人は優秀で事故は起きない。
--TMI事故のとき、中曽根康弘も、同様のことを言いましたね。

「ノン」に「ノン」……。ボクはさらに、それに「ノン」 下「」引用。

「最後に、「原子力は恐怖か」という、あなたが一番最初に掲げた質問にお答えしましょう。その答えは「ノン」です。平和利用の原子力を恐れる理由は、まったくありません。きちんと管理することだけが必要なのです。」

きちんと管理できてないから、フランスでも危機的状態があったのに、お題目だけ唱える! 原子力ファシズム! いつも事故は起きるのは現場! 人災にして、彼らの責任は逃れようとするが、一番の人災は、このような危険で人間には扱えないシロモノを導入した推進派である。
その人たちの思想や思考事態が、危険でもあるとも思うと書く人は、少なくはないとボクは思う。










index

index

目 次



エンタメ@BlogRanking


週刊新潮 2011年5月26日号

2011年08月29日 | 読書日記など
『週刊新潮 2011年5月26日号』
   酒井逸史・編/新潮社2011年



【モノクロ口絵】「防護服の道化もいる極限の地「福島原発」」 下「」引用。

「見えない放射能への恐怖が渦巻く福島第一原発の最前線。誰かが抱いた不安は、たちまち周囲に伝播する。目の前にいる仲間を鼓舞するため、そして、自分自身の気を紛らわせるため。道化となって笑いを誘う、現場作業員たちの姿があった。」

安全管理を考えると、マイナスでしかないように思えるのですが……。納得できずに働いている部分もまたマイナスに働くことでしょう。彼らが原因ではなく、作業現場について理解していない政府や東電、学者などの原子力村が問題でしょうね。

落書き……。下「」引用。

「「日本政府文句があるなら現場で言え」(扉頁)、「事件は現場で起きているんだ」(右上)。防護服に書かれた「落書き」には、現場の視察もまともにせず、作業を押しつける政府への不信感がうかがえる。」

これで大惨事ではない週刊新潮さん?

「福島原発「メルトダウン」の後始末」 下「」引用。

「1号機の炉心は大半が溶融していた--と、事故発生直後に聞いたなら、わが国民はパニックを起こしたに違いない。結果的に、大惨事に至らずに済んでいるものの、事故収束への道のりは長く険しそうだ。」

「[特集]「巨額賠償」なのに国民負担「極小」という内閣の偽情報 東電管内「電気代」は38%上昇する!」 下「」引用。

「これを料金に換算すると、月の電気代が1万円ならば、一挙に4000円近く上がってしまうことになる。」

index

だれが原因を作ったかは考えないのでしょうね……。やれやれ……。

「正体見たり! 時の人 広瀬隆が宣伝した娘の自然食品」 下「」引用。

「広瀬氏にも確認すると、
「講演の味噌の話は、娘から聞いたことを紹介しただけ。だから、確証はないですよ。緊急の時は、いろんな話に耳を傾けるのは当たり前でしょ。サプリなんか、いい加減なものまで売れているんだから」
 と、逆ギレされてしまった。こうなると、今回広瀬氏が声高に叫ぶ放射能危機にどれだけ科学的根拠があるのか不安になってくる。さらに、娘の店のPRを質す本誌に、氏は、
「そうやって批判するつもりだな。訴えてやる!」
“反原発の旗手”の、正体見たり!」

講演会も【YouTube】なども、公共の電波や雑誌ではないのに……。どちらの正体を見えたんでしようね?
科学と味噌を同じにするなんて、それこそ、味噌もクソもない話ですね……。←(冗談です)








index

INDEX

INDEX



エンタメ@BlogRanking