磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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史上最悪の核汚染 世界を震撼させたチェルノブイリ原発惨事

2008年02月11日 | 読書日記など
『史上最悪の核汚染
   世界を震撼させたチェルノブイリ原発惨事』
     英紙「オブザーバー」・編/川中子真、澤英武、
        山田進一(訳)/サンケイ出版s61年

メルトダウンするような事故は一万年に一度だそうです。スリーマイル島もメルトダウンしていたと書く方もおられますから、ボクは二万年くらい生きたのでしょうか? そんなわけはありませんね。



チェルノブイリ事故の前にすでにスリーマイル島があり、お金で口を封じたようです。

今はなきソ連では、「車の運転より安全」と言われていたようです。

こんな無責任なことを語られている。下「」引用。

「「原子力発電は安全である--安全でないのは人間である」
 --ジョン・ケムニー、米スリーマイル島原発事故調査委員会議長 一九七九年十月三十一日--」

安全でない人間から、どうして安全な原発が生まれるのでしようか?
機械も老朽化すれば、さらに問題が……。
それを無視する日本……。

そして、ソ連でも、どのような人たちが原発をすすめていたか……。下「」引用。

「このクイシュトゥイムでかつて働き、現在西側に住んでいるソ連科学者のセルゲイ・ポリカノフは、ここを「プルトニウム工場」と呼んでいた。
 アレクサンドル・ソルジェニーツィンの『収容所列島』によると、一九四八年、ここの労働者たちが仕事を終えた時、彼らは、「とくに危険な部隊」という宣告を受けた。それ、秘密工場の秘密を知っていたからであった。彼らは、刑期を終えたあとも家に帰ることを許されず、シベリアのはるか北東のコルイマ川のほとりにある収容所に移送された。」

他国からむしりとるだけを考えないで、アメリカの納税者も自国のことを考えてもらいたい。下「」引用。

「アメリカは、原子力飛行機を製造することを夢みた。そして、何百万ドルも費やした上、飛行機に積む原子炉のための鉛の隔壁が重すぎて、飛行機は離陸できないことがわかった。」

チェルノブイリ原発事故が起きたとき、アメリカのスパイ衛星でみてみると、一マイル離れていないところで、サッカーの試合をしていたことがわかるという。

「原子力の夢の終わり」と中タイトルがありました。

スリーマイル島事故があったのに、安全だというアメリカ、日本。


ドイツは原発の見直しと大手マスコミは伝えていましたが、その後はききませんね。


二酸化炭素をへらす技術を開発する方が、簡単。

それなのに、原発を増やすという、見せかけだけ、数値だけ……。

そして、こんなひどい日本になったというのに、いつものことは、なかかな変わらないですね。










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