磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

原子野に樹々よ    --------葛飾区被爆者の証言とその歩み

2007年02月28日 | 読書日記など
『原子野に樹々よ
   −葛飾区被爆者の証言とその歩み』
     葛飾原爆被爆者の会(葛友会)s59年

東京でも、地道に努力されている方々がおられるようです。



創立二十周年だそうです。下「」引用。

「葛友会創立二十周年を迎えるにあたり、心からお喜び申しあげます。常々、葛友会の皆様におかれましては、互にはげましあって、自らが、医療や生活の問題などを解決し、さらに、広島・長崎における平和祈念式典への参加に象徴されますように、世界平和の具現化のために日夜献身的な活動を展開されております。」


福祉関係などは、地域によってもばらつきがあるようです。
被爆者たちの方がこうして集まれることはよいことと思えます……。

ガラスの破片について書かれてあります。下「」引用。

「全部焼けてしまつていて道路はガラスの破片、といってもコップを落して壊した様な破片ではないのです。ガラスが出来上る様な固まった感じの物や、コンクリート破片、鉄の棒のような曲った物など一杯でどこをどこへ行ってよいのやら目標が無いので皆目見当がつきません。」


あまりにも、悲惨なようすに、背負ってた幼児が言葉を話したという。
ふだんは単語だけしかしゃべれなかったという……。

死体の金歯や時計を盗む人たちがいたという。

東京で罹災し、長崎で被爆された方も文章をよせられていました。

アニメおこり地蔵などの上映会もされたようです。

ボクも見たかったです……。








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えほん風土記42 ながさきけん《長崎》

2007年02月28日 | 読書日記など
『えほん風土記42 ながさきけん《長崎》』
   西川武治、福島ツヤ子、和田貞彦(執筆者)/
   水本侃(画家)/中村まさあき(絵地図)/
   えほん風土記 長崎県刊行会/岩崎書店1979年

長崎もバラエティーに富んだ県ですね。歴史や伝統を重んじたほうが、より文化的かもしれませんね。(^^)



ぼくは若いころに、外国の方から、「愛国心」がないことを、寂しいことと習いました。

たとえ、どんなひどい国であっても、国を愛さない人間は、自分をも愛せない……。

すべて政治家が悪いとだけいって、被害者になって生きているだけなんて、本当に惨めな人生ですね……。

しかし、今の世の中には、そんな人たちが多い。それほど、ひどい政治といってもいいと思います。

ぼくもその一人かも、しかし、そんなのイヤだ!


国民はホームレスとなり、自殺は三万人以上が続く日本……。

それなのにも、二重取り、三重取りは当たり前……。

そんな人たちに愛などあるわけがありませんね……。

事務費なのに、食費につかってもOKなんて思える立法機関?

そんなことを思える方はもう、全員おやめください……。m(_ _)m

そもそも、立法機関でまともに勤めることは無理と思われますから……。


ぼくには、郷土愛もまともなものがないかもしれない。

しかし、歴史があり伝統がある社会でもあります……。


この絵本は「おくんち」からはじまります。

長崎も町衆の文化だったという。

気候によって、その土地土地の特徴を生かしてきた伝統……。

伝統を捨てさり、愛国心を軽視する現代社会。

日本中、どこに行っても同じ建物。

その理由はを安いというだけ……。

しかし、それも安いというイメージだけのことのようでもあるようです……。

「めがねばし」は、140年ほど前(この本が出されたころが基準)、みんなの心をひとつにしてつくったという。

この橋ができるまでは、どんな橋をつくっても流されていたという。

美しい自然を残すためにつくられた国立公園が雲仙にあるという。

ラストは「平和祈念像」。

とても「愛」とは思えない「愛国心」が熱病のようにこの日本をおかし、アジアの国々を破壊し、殺戮した。

偽りの「愛国心」はこの国を焦土にかえてしまった。

しかし、多くの人たちの「郷土愛」で長崎は平和都市として甦った……。

どんなことがあっても、平和都市をつづけていただきたい……。











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【もくじ】長崎・文化など

2007年02月28日 | TOP【もくじ】
【もくじ】長崎・文化など



【絵本】

えほん風土記42 ながさきけん《長崎》

長崎ハウステンボス図鑑



【歴史】

わが町の歴史長崎

歴史散歩42 長崎県の歴史散歩

世界史の中の長崎

長崎を訪れた人々 昭和篇

長崎聞役(ききやく)日記--幕末の情報戦争

長崎活水の娘たちよ

東洋文庫 26 長崎海軍伝習所の日々


【小説】

JOY NOVELS 雲仙・長崎殺意の旅

長崎ぶらぶら節

【一部・長崎】
九州地方

【テレビ】

坂本龍馬が愛した ハイカラ坂の町

【川南工業・関連】

革命











【長崎の方のブログ】

長崎で写真生活




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129施設の結婚……

2007年02月28日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

十二、結婚よ!



129施設の結婚……



若い介護職員がカメラで盛んに写真をとっている。

「あの、若山さん。メッセージ書いてくれた!」

「ああ、書いておいたよ。後で渡すよ」

「もう、締切りは終わっているのよ」

「何のメッセージ!」

茜は口を出す。

「ああ、ここの介護士さんが結婚するんだよ。それで、メッセージというわけなんだ」

「そうなの、じゃ、わたしも何か書きましょうか」

「えっ! まあ、いいわ。じゃ、写真も撮るわよ」

Vサインをして、にこっと笑う茜。

「そのVサインというのわ。チャーチルが好んだのじゃ、第二次世界大戦後、その勝利の第一の貢献者のまねを若者をしたがったのじゃ」

と、老人はいう。

「何よ! チャーチルなんて、知らないわ。これはピース・サインなのよ。意味はラブよ! Vサインなんて古いわね」

と、老人に茜。

「ピース・サインも古いわよ。でも、どういうわけか。テレビ見ていても、子どもたちがこうしてるわよね」

「楽しいからじゃないの」

「蟹さんみたいだものね!」

茜は笑顔で話している。

本当は、いや最初はといってもいいかもしれない。

ピースサインはVさんの逆だったという。

つまり、手のひらを自分の方にみせるのがピースサイン。

相手にみせるのがVサインだったという。

「そうだ。小一郎君も結婚式に来てくれるのでしょう!」

「ああ、そういっていたな」

「また、ただ飯食べる気なのよ」

見事にいい当てた茜であった。







閑話休題

施設がないから、

無認可施設が増えているという。

この責任はだれにあるのか?

格差社会、弱者切り捨て……

そんな政策が実行された

からではないでしょうか?











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核の最終処分場問題 高知・東洋町

2007年02月27日 | 読書日記など
テレビ朝日 報道ステーション2007年2月27日

原発ごみ
核の最終処分場問題
高知・東洋町


金でつる公募制度に問題ありと、高知県知事。

東陽町は人口3400人で、32億円の借金。

もし、作るとなったら、年間およそ10億円もらえるという。


それにしても、何兆円もかかるという。

ゴミ捨て場にである……。

そして、その維持費……。

これらのことは、原発の電気料金にふくめるべきだろうと思う。

あまりにも高額な原発!

危険で高い金を払わねばならない。

そして、ゼネコンやそれにかかわる人たちは、

大金が手にはいるので、強引に推進しようとし、

他の住民とは心に大きな溝をつくりあげる……。

何と不幸なことだろうか……。













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