磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ボクの体験したチェルノブイリ

2005年11月19日 | 読書日記など
『ボクの体験したチェルノブイリ 
   エストニア人リクヴィダートル(事故処理参加者)の手記』
    ティート・タルラップ・著/山下史・訳/
     エストニア・チェルノブイリ・ヒバクシャ基金2004年



こういう本が読みたかったです。

中東のことでも、米欧一辺倒のマスコミではないものを、
とても読みたかったです。

この著書は「数多くあるチェルノブイリ被災地
ルポルタージュといささか趣向を異にしている。
事故処理のために予備役で動員された一人の
エストニア人青年の「ソ連軍従軍記」とでも
いえばよいだろうか。」と訳者は書いておられます。

この著者は何の知識もなく、
チェルノブイリに送られていたようである。

今はなくなったソ連があったころ、エストニアはその
一部分だった。そこに住んでいた著者は、
チェルノブイリに強制的に送られていくのである。
エストニア人は4800人も送られたという。
ソ連全土からは60万人と書かれてある。
この事故の大きさがわかるというものだろう。




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