磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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沖縄平和絵本シリーズ5 ゆい子のゆうき

2006年11月30日 | 読書日記など
『沖縄平和絵本シリーズ5
 ゆい子のゆうき』
   宮里きみよ・文/米田春彦・絵/汐文社1998年

日本の沖縄だけでなく、
米軍のある所では、
米兵がいろいろと犯罪を犯していますね。



平和を求める人たち。

それは、暴力をもとめない人たち。

その人たちが、米兵たちを見る眼。

それは、決して軍国主義者ではない。

「どこの国の軍隊でも、兵隊は軍国主義によって統治されたコマ。」

こんなことを言う人だいた。


その人たちが、仕事、

正義とか、大義でやっていること、

その技能の1つをつかって、

犯罪を犯す。


軍国主義でない者にとっては、

どこの兵隊も危険人物に見えても仕方がないと、

ボクには思えます……。



人を人と思わない人たちがエリートなんて、そんな社会は困ったことになるのは当然のような気もします。










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ロザリオの鎖

2006年11月30日 | 読書日記など
『ロザリオの鎖』
    永井隆・著/中央出版社s34年

永井隆博士のことで『ロザリオの鎖』といえば、
博士の伴侶の遺骨とともに、ロザリオの鎖が出てきたことですね。
これは、原爆の資料館の大切に保管されているという本がありました。
でも、今は記念館にあるようです。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。下「」引用。

「「苦しむのもさびしがるのもあと十年だ。十年の間、がまんをしてしのげばいいのだ、父母の思い出は一生の宝だ。それを十年のがまんができなくて売ってしまうのは愚かなことである」−−著者

 人類史が忘れることのないあの八月九日から母を失った二児に、母ともなろうとした父親の生活がはじめられた。平和への祈願をこめて「ロザリオの鎖」は、くりかえし読む人にさえ、新たなる涙とほのぼのとした著者の人間味へのほおえみを覚えさせる。」


     目   次

ロザリオの鎖…………………………1
肉    親…………………………8
死床日記………………………………15
ひとの物………………………………41
くろだい………………………………43
ご恩返し………………………………45
透 視 室……………………………48
一つの試練……………………………58
歯    車…………………………63
科学者の夢想…………………………66
花     …………………………69
まるぼうろ……………………………75
死にそこね……………………………83
結    婚…………………………88
魚     …………………………92
四つ葉のクローバー…………………94
夢     …………………………96
物と心…………………………………100
井上と山下……………………………102
友    愛…………………………108
水    瓜…………………………115
判    決…………………………119
悪意なき虐待…………………………122
幸いなるかな泣く人…………………125
ペ    ン…………………………129
へちま…………………………………134
文化生活………………………………138
けちんぼ………………………………140
熊野先生………………………………143
三老人…………………………………146
基    本…………………………152
科学者の信仰…………………………154
ありと砂糖……………………………165
空    気…………………………168
社内道徳………………………………171
無限軌道………………………………173
砂糖とサッカリン……………………176
雪責め…………………………………179
父と子の運命と………………………187
ねずみ星を知らず……………………194
父の落第記……………………………204
人形問答………………………………210
娘カヤノの養女話……………………216
父母の思い出…………………………221
人形を持つ子どもたち………………226


この本は随筆といっていいかと思います。

たくさんのことが書かれてあります。

博士が多くの人と関わりをもってお互いにはげましあっていたのが理解できます。

「アンゼラスの鐘」の主人公、秋月医師は理想家だったんだろうと思う。

ふつうなら、生意気などといわれることも、永井博士は弟子として秋月のそんな部分を素晴らしいことだと思われていたようです。

『娘カヤノの養女話』というのは、たしかに悲しい話ですね。

いくら貧しいからといっても、博士は娘と暮したいし、それを幸福と思っておられた。

しかし、それぞれの人たちも、優しい気持ちで養女話をもってこられたと理解されます。

日本全国には多くのカヤノがいると博士。

近くのカヤノのような子供にも、やさしい愛の手をと訴えられます。

今も困っている子どもたちは、この格差社会で増えていることでしょうね。











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039ゲッ! 口の中がふたつに割れた。

2006年11月30日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

四、ロウジン茜



039ゲッ! 口の中がふたつに割れた。


「おばあさん、息子さんか、お嫁さんとけんかしたんでしょう?」

「えっ! ……、そうそう。そうなんじゃよ」

「これ、食べない?」

幸代は林檎を手渡してくれた。

「ありがとう」

お腹のすいていた茜は林檎にかじりついた。

「いたー!」

口の中がふたつに割れた。

「えー! えー! どうしたのよ」

「だいじょうぶよ、おばあさん」

茜は幸代を見た。

「入れ歯がはずれただけだわ」

「そう、そうなの……」

「おばあさん、お名前なんていうの?」

わたしが年寄りだと思って、林檎なんかくれて、本当は意地悪!?

「……」

涙目の茜。

「わたしのおばあちゃん、歯がじょうぶだったの、ごめんさいね」

茜はあごを手でおさえていた。








閑話休題

教育再生会議が緊急提言【長崎新聞】'06/11/29

いじめの問題に対して、
罰と学校の選択のみ……。
心の問題は?

あいかわらず愛のない人たちとボクは思います……。

「偽善者よ! まず汝よりはじめよ」
という聖書の言葉を思い出します。


学生にはボランティアを必修にというが、
政治家はボランティアなんて
したことがあるのだろうか?

連呼だけの政治活動?
あまりにも愚か!

ボランティアをしないと、
立候補できないように
してもらいたいものですね。

はやく、国民いじめをやめていただきたい。

野党の方や大江健三郎氏などには、
憲法九条だけでなく、
憲法25条も忘れないで
いただきたいと切に望みます。










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あなたのためだけに作る 福祉機器に挑む工学博士

2006年11月29日 | 読書日記など
NHK教育2006年11月21日
福祉ネットワーク

あなたのためだけに作る
福祉機器に挑む工学博士


永井隆博士は長崎医科大学の教授でした。

今では長崎大学医学部。

その大学の工学部に石松隆和教授がおられます。

ロボット工学が専門だそうです。

それは一人の活動だけでなく、

『高齢者生活支援研究会』のメンバーも参加。

地元企業を退職された方のボランティアだという。

【両足の不自由な高齢者】

[問題点]
玄関ホーンの受話器がとりにくいので、その間に訪問者は帰るという。

[現在]
リーチャーというもので、とっているが時間がかかり不自由。

[改善]
手元に受話器をおき、電話のオン、オフはヒモで遠隔操作。



作業を終えても小一時間、話してから帰るという。

【脳性まひ】

[問題点]
自分のペースで一人で食事ができない。

[現在]
介助されて食べている。

[改善]
彼専用のロボット工学をいかした機器。
スプーンがいくつもある、メリーゴーランドのような機器。
アゴのスイッチで操作する。

【高齢者・入院患者】

[以前の問題点]
コミュニケーションがとれない。

[現状]
改善し、スイッチを工夫しPCに入力可能。
メンテナンスのために病院訪問。



それぞれの方にあった福祉機器を考え、その人のためだけ考えているという。

また、お金は材料代しかとらないという。

以前、紹介したテレビ番組とその点は同様でした。

大賞受賞作品




永井隆博士もいろいろな所に出向いて往診してくださった医師でもありますね。

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困っている人は移動も困難。

どうして近ごろの医師は、苦しい患者さんの移動を当たり前のこととしているのか?

往診していただきたいものです……。











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亡びぬものを

2006年11月29日 | 読書日記など
『亡びぬものを』
    永井隆・著/中央出版社s23年、s50年19刷

これは小説といっていいと思います。
永井隆ではなく、林隆吉という変名を使っています。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「光、焔、そして死の灰−−
隆吉が一生をかけて築いてきたものは灰となった。だが、この灰の上にこそ、《亡びぬものを》求める真の生活が、純白な曙光を放って始められるはずだった。
「時間は過ぎ、空間は消え、生物は死に絶えてもなお亡びずなくならぬものを残す生活を送らねばならぬ」−−著者
−−天地は過ぎん、されどわがことばは過ぎざるべし−−マテオ二四の一二五


  目    次
第一部
父と子……………………………………………………5
浦上………………………………………………………17
岐路………………………………………………………30
物理的療法科……………………………………………39
雪の夜……………………………………………………77
祈る人……………………………………………………90
第二部
改宗………………………………………………………115
聖ヴィンセンシオ会……………………………………131
一転………………………………………………………165
死線………………………………………………………185
助教授……………………………………………………246
救護班……………………………………………………248
白血病……………………………………………………283
灰…………………………………………………………308
後記………………………………………………………333



この本は変名にしてあるくらいですから、事実じゃないところもあるやもしれません。

しかし、恋愛の部分など実名で書くのはきつかったのかもしれません。

医学を研究する大学の職員として、苦しい生活、そして研究。

時代の流れには逆らえず、戦場に二度、軍医としていかれました。

キリスト教徒として生きることと、戦争……。

ラストには原爆によって研究も妻も財産を失います。

そして、博士は訴えます。「亡びぬものを」を求めなさい……。

それは博士にとっては、キリスト教だったようです。











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