磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

ハロウィーン625号

2006年10月31日 | 読書日記など
ハロウィーン2006年

ハロウィーン625号
お菓子くれなきゃ、水かぶる!?


「こんな夜中に誰だろう!」



お菓子くれなきゃ、シャワーだよ!



えっ、サンドウィッチならあるんだけどなあ!?(-_-;)(-_-;)(-_-;)



お菓子くれなきゃ、シャワーだよ!



625号にすすめられて、サンドウィッチを食べるグレムリン。

それも、美味しそうな顔。


そして、625号とグレムリンたちは楽しく暮しましたとさ。

めでたし、めでたし……。




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ロザリオの祈り(II) 少女にのこした原爆のつめあと

2006年10月31日 | 読書日記など
『ロザリオの祈り(II) 少女にのこした原爆のつめあと』
   さかいともみ・作/青空風太郎・絵/
     教育出版センターs59年

もう少しつきつめて、人間とはナニかまで、
描かれていたら、よかったと思いました。



日本舞踊をならっていた美恵子は、踊りの兵隊の慰問にいくと、お饅頭をもらえたという。

しかし、それも戦争が激しくなるとなくなったという。

学徒動員にもいろいろあるものだと思った。

戦争中にも冷凍工場があったそうです。

そのことが書かれてありました。

その冷凍食品は戦地の兵隊が食したようです。

おそらく高級将校が食したのでしょうね。

当時のことだから、こういう表現がありました。下「」引用。

「十四歳の少女に「人を殺せ。」「それに協力しろ。」と教えられるでしょうか。……」


時代はさらに悪い方向に流れているとしか言えませんね。


被爆して。林の中に外国人。助けを求めてきました。
その時「ヴェロニカ」を思い出します。
悲しみの道をゆくキリストの顔を拭いたという。
そして、……。

亡くなった母の手からロザリオをとり、苦しむ父に手渡す。
あまりにも悲しい物語ですね。

こんなことがないように……、神の摂理などというものが理解できない私はそう思います。

しかし、神の摂理という方たちも、こんなことがないようにと思っておられることでしょうね。







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009ドラバンチャラ・バザンナラ・ドテカボチャ……

2006年10月31日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

一、恋のVIPルーム



009ドラバンチャラ・バザンナラ・ドテカボチャ……



小一郎は気をつけをして、

「はっ、はい」

目をパチパチさせながら言った。これでクビになったら、せっかく見つけたアルバイトがなくなるじゃないかと、ひや汗をかいた。

「あの、すみーません」

オカネスキーがボーイに口をきいた。

「あの、この人にちょっと、馬券を買うためお金を借りました。それで、そのです、はいなんでござる」

「なんですって、VIP・ルームではわざわざ馬券を買いにいかなくてもよいシステムになっております。失礼ですが、あなたもここに、ふさわしくない服装をされていますね。VIPカードをお見せてください」

「あの、せっしゃ会員ではないのでござる。あの、せっしゃ……」

「退室して下さい」

と、ボーイは二人の腕をつかんだ。

オカネスキーはボーイの手を払いのけ、

「バーカ、何をするでござる。ドラバンチャラ・バザンナラ・ドテカボチャ……」

オカネスキーは母国語でむちゃくちゃ怒っていた。

「外国人はおこると迫力あるなー」

と、小一郎は感心していた。








閑話休題

VIPルームですか?

そんなところに入ったことがありません。

近所に馬券売場があるそうなんですが、

会員制で、所得制限があり、入れません。

アルバイトなら入れるかもしれませんが……。

そういうば、藤村屋の八代目さんが、

お茶屋に行ける方法を教えてくださったことがあります。

配達してくれたら、行けるそうです。(-_-;)










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ありがとうございます。




















反原爆 長崎被爆者の生活史

2006年10月30日 | 読書日記など
『反原爆 長崎被爆者の生活史』
   石田忠・編著/未来社1973年、1975年第二刷

被爆者の生活史というので興味深く思いました。
四人で、長崎被爆者の生活史と言い切れるのか?
でも、違うともいえないですね。(-_-;)



福田須磨子はボクが注目する人物の一人です。
今の時代なら、尚更理解しやすいですね。下「」引用。

「福田さんは書いてる。「私がこの世で一番大事に思っていることは人間性である。いくら大学を出たからとて、また頭がいいからとて、人間性の欠如した人間に私は尊敬の気持は全然おきない。」」


人間性が問題となることが多いと思うのだけど、最近の偉い人たちはあまり問題にしない。

そしてマスコミでは、勝ち組み、負け組で、人間性なんて関係ない時代ですね。

こういうのを刹那主義といってもいいかと思います。

大岡昇平について取り上げる人は多いです。下「」引用。

「人間喰い……太平洋戦域では、どうもこれが兵隊の間で行なわれたんです。……結論的に云えば、太平洋戦争域は絶対的飢餓状態になったんです。これはもう誰も責めることはできないんですね。責任は国民をそんな状態におき、しかも降伏を禁じて、永久抗戦なんて、てめえの都合のいいようなことをいった軍人共にあるんですよ。」(大岡昇平『戦争』二三七頁)」


でも、いつものことですね。
相変わらずの日本ですね。


渡辺千恵子さんが福田須磨子について書いています。下「」引用。

「殊に渡辺千恵子さんの発言は福田さんの胸を打った。「彼女の血を吐くような訴えに私は泣かされた。彼女の叫びはそのまま私の叫びであり、世の片隅に置き忘れられた全被爆者の叫びのように思えたからである。」」


聖フランシスコ病院のことが書かれてありました。

いもの葉を食べたことが書かれてありました。

福田須磨子と松尾さんの交流は読んでいてホッとします。

この本のインタビューは録音されたそうです。下「」引用。
「四十二年度からはご本人の了解を得てテープに録音することにした。面接に当たっては、本人の自由な発言を尊重するという建て前をとった。」


福田須磨子がどんな声をしていたか、実際に聞きたいと思いました。


続反原爆 長崎被爆者の生活史





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地球ドラマチック ジェラート大好き

2006年10月30日 | 読書日記など
NHK教育2006年10月25日
地球ドラマチック

ジェラート大好き


ジェラートの歴史はわかっていないようで三通りの説があるそうです。

それにしても、伝統を守っているイタリアの下町のジェラート屋さん。

毎朝、市場から新鮮な果物をかってきて、それでつくる。

いいではないですか!

さすが、イタリアという感じでした。

京都とイタリアは似ているという方もおられますが、こういう点が似ているとしたら素敵ですね。


そして、今では大手企業のジェラートもありますね。

砂糖、空気は安いので、儲け主義の方たちは、その材料をよく使うそうです。

ジェラートに空気を入れる研究をしていたのが、

あの鉄の女といわれたサッチャーさん。





ハーゲンダッツは反対に空気を抜いているそうです。

ハーゲンダッツはアメリカのロシア移民がつくった会社だそうです。

北欧に憧れておられたようです。


でも、やはりイタリアの伝統ある手作りジェラートの方がずっと素晴らしいように思えました。

伝統あるジェラートづくりの時に、いなご豆の粉を入れておられましたよ。