磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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石棺 チェルノブイリの黙示録

2008年04月14日 | 読書日記など
『石棺 チェルノブイリの黙示録』
  グーバレフ(著)/金光不二夫(訳)/リベルタ出版1987年

戯曲で書かれてあるのが珍しいと思いました。



帯に書かれてあります。下「」引用。

「話題の戯曲と貴重な写真で描く
現代の悲劇
史上最悪の事故の真相」

帯の裏。下「」引用。

「ファラオ王朝のピラミッドにしたって、まだ5000年の歴史があるだけだ。しかし、この原子炉のピラミッドは少なくとも1万年以上はしっかり立っているだろうよ。まあ立派な記念碑だよ、子孫に残すにはもってこいだ!」

どうも、しっかり建っていないという情報もありますね。

しかし、壊したくとも、壊せないシロモノですね。

さらに、石棺ごとつつむ大きなものを造らないといけないという……。

このことはどうしたのだろう……。


『ズナーミャ』誌一九八六年第九号にのったものであるらしい。


アンナ医師は演習だと思ったようだ……。


映画「チェルノブイリ。困難な日々の記録」の監督・ウラジーミル・シェフチェンコ監督も、放射線症で死んだという。

映画「チェルノブイリ」からの写真が掲載さています。

日本でチェルノブイリのような事故がおきても、こんな会話があるかもしれない。下「」引用。

「原発所長 (茫然自失の状態から脱する」あの人の言うとおりだ(将軍のほうをさす)。何回繰り返して言ったんだ、「原発はいちばん安全だ」「原発は信頼性が高い」とな! まったく、あんたがた物理学者は言いたい放題のことを言ったもんだ。
物理学者 お言葉ですが、あなたの口からそんなことを聞くなんて……」


『石棺』は1986年に『朝日ジャーナル』誌に抄訳連載されていたという。








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