ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

奥山梨温泉 go!!

2017-01-01 08:04:46 | 逆襲の藤隆
「私が愛したのは、木之本さんだった。一時期彼女に熱を上げていた。しかし、バーミリオンと
付き合い始めたけれども、彼の間からも消えた。今はバーミリオンはマゼンタさんのもの。」
僕の恋人平賀知世は今夜泊まる宿に近づくにあたって左ハンドル仕様の隣の助手席で
つぶやいた。
「何が言いたいの。」
僕は訝しんだ。彼女は一部では瀬戸内に住む日下部浩一郎君という少年が好きだと思われている。
「基本的に、ここ最近は女性は恋愛対象にできない。」
彼女は脳裏に浮かんだことを述べた。
「ああ。そうか。」
彼女がバイセクシャルであることは僕は 13 歳の頃から 100 も承知である。
「女性を恋愛対象に出来るのに僕をこうやって恋人として 20 歳になるまで付き合ってくれている
君はすごい。」
僕も心にあったことを話した。
「あんたほど、私にしつこくいいよって真面目に向き合った人間もいない。そしてそれが
あなたの心の糧になっているのもわかるよ。」
知世もそういう。
「そうかぁ・・。」
僕は黙りこくる。
「私も 13 歳から 20 歳の今まで現実的に生きようと思ったのよ。木之本さんが私の元を
去ってからね。」
彼女はフロントガラスから見える山を見ている。
「ああ。深い山だね。今日泊まる宿は山菜が売り物で、神奈川県に住んでいた人が脱サラで
始めた店なんだよ。」
僕もハンドルを握りながら答え、ギアを変える。
「そうなんだ。やはり tv とかで得た知識 ? 」
知世の質問だ。
「そうだねぇ。でも、どうしてバーミリオンやマゼンタさんにこの車を運転させないんだ ? 」
彼女の問に質問をそらすように僕は常日頃、知世に感じていることを質問した。
「バカねぇ。私の宝物をバーミリオンやマゼンタさんに壊されるのは怖い。貴方が一番信頼しているから。」
知世はそんなことを言った。いつも僕にはそっけないのになぁ。
おっ、宿が見えてきた。
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さよならは・・。

2016-12-27 16:46:21 | 逆襲の藤隆
「ねぇ。蓮次君、奥山梨温泉郷行かない?」
そんな言葉に騙されて、僕は談合坂サービスエリアにいる。
また知世のとんでもない車だ。
僕、朝岡蓮次は恋人の平賀知世に誘われていた。
ハンドルも重いし、運転しづらい。僕の家の車だってあるのにとは言ったものの、
彼女はこれで行こうと言う。
とんでもなく古いトランスミッションやハンドルから比べると実に場違いなカーステレオが入っている。
カーナビも比較的新しい型番だろうね。
彼女が動画投稿サイトでもらってきた音楽を聞いている。洋邦問わず、みんなが知っている音楽に混じって
本性のしれないmash upTUNEなどが混じっている。
その中で
「さよならは・・。」と歌う歌手がいた。
「ねぇ。蓮次君?私達は大丈夫かな。」
知世がふとつぶやく。
「まぁ、大丈夫だよ。でも今回の温泉の宿は取って置いたの。」
僕が知世に質問する。
「なんとなくね。今回の旅もいきあたりばったりで突撃と言いたいけれども、今回はここだ。」
知世が愛用のスマホの画像を見せた。
「うんうん。」
僕は頷いた。
「蓮次君、私と付き合ってからいろいろ成長したと思っている。もし、私と出会わなければ鳥や自然の写真を
取らなかったかもね。」
知世は宿のホームページを見せながら言う。
車がたくさん駐車しているところで自分は黙りこくる。
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リケジョのユイちゃん

2016-12-14 05:25:35 | 逆襲の藤隆
「ねぇ。マコ。少し先を走り過ぎなのよ。」
私のプラモシュミレーション部で同じ部にいて、現在在籍している大学の
理工学部所属の大本唯嬢が苦笑していた。
現在私のパートナーである、日高愛は受験でプラモシュミレーションを休んでいる。
高校生だからね。受験が終わって大学に受かったらプラモシュミレーションに復帰する
と言っている。
今は大本唯嬢が私とパートナーを組んでいる。
彼女のワープロやプログラミングなどに使っている愛機があまりにもすごい。
旧型のxpモデルにUbuntu系統のosを入れたすごいやつだ。
彼女の愛機はプラモシュミレーションではzoids系が多い。
緻密な戦術を組んで私をリードしていく。直感で進む日高愛とは違う。
「まぐれでダージリンに勝てたかもしれないけれども、ダージリンも戦術を変えて
同じサークルのエメラルドグリーンの改造バルキリーの人を連れてくるとか言っていた。」
彼女の言葉に私はあの赤城咲さんを思い出していた。
「あなたは陸上のユニットを攻撃して、私の航空支援を陸上で受ける。」
大本さんの言葉が飛び込む。
きつい人だ。でも、これじゃないとあのダージリンのサークルには勝てない。
ダージリンは私のもう一つの姿のような気がしてならない。
「ねぇ。マコちゃん。ダージリンもあなたのことを意識しているんじゃないかな。」
また大本さんだ。
「うん。」
私はそっけなく答えた。
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ハンドルを握りて

2016-12-13 08:57:00 | 逆襲の藤隆
「いつも思うけれども、君の家の車のハンドルは重い。」
今日も知世と一緒に、富士五湖にドライブに行く。
やたら古い、アメ車に真新しいカーステレオとカーナビが違和感がある。自分の前を走っている
ベンツとbmwとHondaの車にあって然るべき装備だと自分勝手に思っている。
最も僕の家の車がVolvoで真新しいからそう思うのだろうなと感じる。
bgmはケルト音楽。知世の趣味だ。
「まぁ、君の車でマニュアル車になれたけれども。」
トランスミッションがロシア車で、元ネタがFIATらしい。だからマニュアル車。
「私は13歳から人生は修行だと思っているから、オートマみたいな楽はしたくないと思ってこれ。」
知世は助手席から言う。
本当は目立ちたいのでは。
僕もこれは好きだよ。そして助手席の君も。
音楽が何故か星野源に変わった。
ケルト音楽みたいな洋楽と星野源とか家入レオとかを一緒に入れているようだよ。
今入っているcdと一緒においてあるcdにはメタリカだって。
彼女に惚れているけれども本心は・・。
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13月のボーラック_3

2016-12-12 17:13:58 | 逆襲の藤隆
「出来杉くん、君の奥さんを殺した男は絶対本気だ。彼は君と出木杉一族の血筋を絶やさなければいけない
と思っているからだ。義戦という言葉の中では、君はあまりにも人が見て怖がられたり、嫌われ役になることを
したように思っている。」
私ガリベンは、また出来杉英才の前に現れた彼の言葉を繰り返し聴いていた。
盗聴じみていて、あまりにも嫌いではあるが。
新作小説「ガラスの鶴」を執筆するために泊ったホテルでの話だ。
昼間、出来杉の研究であるexam systemに批判的な論調である医療ジャーナリストエドワルド・マシリト氏と
出会った時、思い出すようにこの「彼」の言葉を聞いた。
マシリト氏は、出来杉の研究より、声の主の彼の研究をべた褒めしていた。
それには「希望」が見えるからだ。
私は、彼が希望が作られるか疑問だ。
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おケイさんの思い出。

2016-12-07 18:15:58 | 逆襲の藤隆
「おケイさん、ここの組み立ては違うんじゃないかな。」
私の後輩で、プラモシュミレーションでムラサメライガーを操って、ダージリンを破ったマコが、私に言う。
「ああはい。zoidsとかガンダムはなれないんでね。」
私は苦笑する。
「あのー、おケイさん、先日私が破ったダージリンとは昔ネット回線で戦った仲なんですよね。」
私は一瞬考えて。
「そうね。高校一年、16歳の時だったわね。」
私は、思い出す。
あのゲームがまだサービスが始まったばっかりで、私も参加した。当時は戦車のスケールモデルでよく戦っていた。
その時に、横浜に住んでいたダージリンと出会ったんだっけね。
私がアメリカ戦車で、彼女がイギリスの戦車が多かった。
彼女は好敵手だった。彼女の優雅でクラシカルなFIGHTは私には到底できなかった。
まだ顔も見えなかった。
「おケイさん、佐世保にお住いですっけ。今度九州に訪れた時会いませんか。」
彼女からメールが来た時、どんなやつだかと思って、当時指定してきた長崎の市内で彼女を見た
確かに。両家の子女という人だった。
彼女とは顔を合わせたのはこれで一回きり。
そして、18歳の夏、
私はシャーマン改造のスーパーシャーマン、彼女はCenturion改造のショットカルという取り合わせだった。
本来ならばありえないが、プラモシュミレーションだからだろう。
結果は相打ちだった。
そして私は受験でプラモシュミレーションを去り、進学のため佐世保を離れて關東の今の大学に
面白そうだったからなのか、またプラモシュミレーション部に入部した。
しかし、そこではスケールモデルはみんなやっていない有り様だった。
初代部長がガンダムを改造してザ★アニメージのバイソン、同じ企画のガスパルをザクとグフを改造して
作り、二代目部長はもともとスケールモデルあがりなので「僕の作ったかっこいい戦闘車両・軍用機」
という雰囲気のザクとGMを作っていたという場所だった。他に初期の幹部の人が購入した初版のゴジュラスと、
ファーストガンダムの復刻ポスターが飾ってある部室だ。
その中で私はzoidsを始めた。その時は、ダージリンは忘れていた。
で、この部活に慣れて数カ月ネットでダージリンのことを見た。彼女はフルスクラッチのヒエムスというオリジナルロボット
を作っていた。
無名の私より、彼女は有名になっていた・・・。
「ダージリンさんの同じサークルの人である加賀さんのインベルもなんだか不気味だな。」
マコちゃんが言う。
「彼女の在籍している大学は、ダージリンさんの在籍している学校とは違った場所にあるよ。
私の親戚がこの近くの団地に住んでいるな。」
高校生ながら特別に部室に入り浸っている愛ちゃんが言う。
ダージリンと加賀さん、どういう組織なのか・・・。
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新作を発表するのだが

2016-11-29 10:04:49 | 逆襲の藤隆
「どんど晴れthe_origin」という漫画が、ヤングコロコロという漫画雑誌で発表されることに決まった。
それに対して、永遠のライバル「ヤングボンボン」において「まれ改」という漫画が連載が発表された
「どんど晴れ」の側は作画がクリスチーネ剛田氏、「まれ」の方は、脚本に通称ガリベンと言われる
作家が担当することになった。コンセプトとしては、どこまで原作の不評を買ったドラマを改造するかという
ことである。もともと舞台であった横浜をやめて、おそらく原作のスタッフがモチベーションを上げたかもしれない
場所に変更するということなのだが、「どんど晴れ」の側は舞台が、豪徳寺に移し替えられ、
神戸出身で、両親が彦根出身の女性パテシエが原作キャラの分身として振る舞うエピソードまで出来上がっていた。
「それにしても決まらないなぁ。」
紀尾井坂のある喫茶店で、クリスチーネ剛田氏とガリベン氏が、お互いの作品のことを話していたのだが、
「まれ」の方のガリベン氏だった。
「舞台を大森蒲田界隈にするか、国立・聖蹟桜ヶ丘界隈にするかで作画の人と難航している。」
クリスチーネ剛田氏が、
「どうもそうみたいね。展開する展開すると言いながら、なかなか連載が始まらないんだもん。」
と口をとがらせる。
「ああ。」
ガリベン氏はそう言うしかない。
「まあ、自分の脚本もふたとおり使っているから、作画の人が納得すれば・・。」
と分厚いノートを見せた。
「未完の作品になるかもしれないね。」
クリスチーネ剛田氏は非肉を言うのだが、
「まあ、最終回まで自分は書ききってみせる。」
とガリベン氏は言う。
さて、結着は。
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13月のボーラック_2

2016-11-25 12:54:10 | 逆襲の藤隆
「出来杉くん、復は君の奥さんになった人を幸せに出来たかどうも疑問なんだよね。
僕自身ダメ男で、もしかしたら君の奥さんと君に憐れみをもらって生きてきたように思うんだ。
君はyy(奥さんの名前)は、私の母になってくれたかもしれない女性だとは言わないよね。
強い男だから。」
この言葉は、先日の物語で話した男が出来杉の奥さんの葬儀で吐いた言葉らしい。
そして、彼はつづけた。
「君には言わないけれども、君と君の奥さんを乗り越えるに余りある巨大な出来事があって
それで遮二無二に頑張ってきた。ある時、君は僕をほめたよね。僕はそこまで嬉しくもないし、
君を乗り越えたカタルシスも感じなかった。それのために自分は感じない強さを感じたのだろう。
僕は君を乗り越えた。次は義戦を掲げる姿なき挑戦者と戦う時だな。」
彼はそう言って去っていった。
私自身は、彼に絡んで、出来杉英才の力を感じたが、これからどうするのかな。
(また、気が向いたら書くかもしれない。)
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13月のボーラック_1

2016-11-18 15:28:54 | 逆襲の藤隆
著名な科学者出来杉英才博士の奥さんが急逝した時、男は現れた。
かつて、彼のなくなった奥さんとその奥さんを争った男らしい。
彼は、奥さんに花を手向け、表情を變えずに、出来杉本人にこう言った。
「出来杉君、奥さんが亡くなったのはつくづく残念だよ。僕が傷ついているかって。
残念だけれども、僕はそれほどだよ。亡くなった奥さんに関していえば、
まず彼女を、乗り越えなければ君を乗り越えられないと思ったからだ。
君には言わないけれども、君も奥さんも乗り越えなければいけないことに出会って
僕は自分の道を歩むことを余儀なくされたんだ。
僕は気持ちが楽だよ。君の奥さんだった人は僕には必要なかったんだ。
君の奥さんを狙った人は、きっと君と戦いたいんだよ。だから
奥さんに手をつけて、君が出てくるのを待っているんだよ。
その時は、君が自らの力で、彼を叩きのめすことを余儀なくさせるかもね。
そして、正体を表した、挑戦者と決死の鬪爭をすることになる。
それが、君に考える時間を与えるかもしれない。」
と言って、彼は去っていった。
その時出来杉博士の顔は伝わっていない。彼が怒りを表にしたのか
動揺したのかは、わからない。「彼」はそれを狙って出来杉を挑発した可能性もある。
(続くかもしれない。)
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上京するわけ

2016-11-11 09:27:11 | 信・どんど晴れ
私は、周りの人が東京・都会に憧れ上京する考えがわかなかった。
だって、私の近所の人々がいざ上京してみたものの、夢破れて東北人御用達の
上野駅周辺地方にとどまっている人ばかりだからだ。
「上京するとダメな人間はクラブなんて行けず上野駅周辺地方に閉じ込められる。」
というイメージがたくさんあるからだ。
高校三年の秋のこと。
私が通っている秋田市内の予備校で、クラスメートの郡部出身で今は秋田市内の
私が在籍している高校とは別の高校に進学した女の子が、
「私は都会の大学に在籍して、クラブとかに行くんだ。」
とか言っていた。
「そんな都会に憧れていると、上野駅周辺地方に泣く泣く住む事になる。」
と言ってやったけれども、
「えー。上野とか下町とかダサい。」
とか言ったけれども。
同じクラスの女の子が
「横手さんはどうしたいの。」
とは言う。
「私は高校の同級生にも言っているけれども、中学の修学旅行に行った
横浜か鎌倉に住むために上京する。」
という。
「ふーん。遠くない。」
と女の子は言う。
「私にとって關東は北海道も近畿圏も仙臺も同じだよ。
yy さん ( 女の子の名前 ) 私の第二志望は同志社だよ。」
と女の子に尋ねる。
「ふーん。私の第一志望は日本女子大だよ。」
と女の子は言う。
「 felys はないの。」
私は女の子に返した
女の子は言う言葉がなかった。
その後、彼女は日本女子大に決定し、私は大船の女子大に決まった。
まさか、この日本女子大に、高校時代全国女子高生料理対決で雌雄を決した彦根出身の女も
在籍しているとは思わなんだ。
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