必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

里中満智子「天上の虹~第1期~」をキャスティング!(前編)

2009-07-12 16:11:28 | 歴史ドラマ妄想キャスト

今回は満を持して、文庫版「天上の虹」をキャスティングしてみました。
物語自体は完結していませんが、文庫版で“第1期”と称して、鸕野讚良が持統天皇として即位するまでの物語が出版されています。
今回はその文庫版の部分のみをキャスティングしてみました。

また、この物語は世代交代が激しいこともあり実年齢に合わせるために主役を始め主要人物を何人も交代させています。大河ドラマ等では、子役を除いて、1人の人物を1人の俳優が演じる事が普通で、今までもそうしてきたのですが、初の試みということで。
その関係で章割り形式でキャスティングをしています。
では興味のある方はどうぞ。

第1章「大化の改新」
讚良誕生~有馬皇子処刑まで

鸕野讚良皇女(少女):志田未来
大海人皇子:水嶋ヒロ
    *
遠智娘(葛城:嬪):竹内結子
有馬皇子:岡田将生
    *
    *
間人皇女:高岡早紀
大田皇女(大海人:妃):川島海荷→片瀬那奈
鏡王女(葛城:妃):横山めぐみ
    *
額田王:稲森いずみ
    *
蘇我倉山田石川麻呂:児玉清
蘇我入鹿:寺島進
蘇我蝦夷:山本圭
倭姫王(葛城:皇后):板谷由夏
阿倍比羅夫:西岡徳馬
孝徳天皇:小日向文世
    *
古人皇子:志賀廣太郎
宅子娘(葛城:采女):江口のりこ
扶余豊璋:松重豊
高向玄理:石濱朗
佐伯子麻呂:利重剛
阿倍内麻呂:大橋吾郎
旻:石橋雅史
尼子娘(大海人:宮人):平岩紙
    *
    *
皇極天皇:八千草薫
蘇我赤兄:岸部一徳
中臣鎌足:高橋英樹
葛城(中大兄)皇子:佐藤浩市

 

第2章「戦友」
中大兄政権~大田皇女の病死、天智帝即位まで

鸕野讚良皇女:観月ありさ
大海人皇子:阿部寛
    *
大友皇子:嘉数一星→向井理
十市皇女(大友:妃):福原遥→北川景子
高市皇子:加藤清史郎→山本裕典
    *
    *
間人皇女:高岡早紀
大田皇女(大海人:妃):片瀬那奈
鏡王女(鎌足:正室):横山めぐみ
    *
額田王:稲森いずみ
    *
大蕤娘(大海人:夫人):中越典子
阿倍比羅夫:西岡徳馬
大江皇女(大海人:妃):星野真里
中臣金:夏八木勲
紀大人:西郷輝彦
    *
氷上娘(大海人:夫人):遠野凪子
宅子娘(葛城:采女):江口のりこ
扶余豊璋:松重豊
蘇我果安:渡辺哲
臣勢臣人:田中要次
佐伯子麻呂:利重剛
尼子娘(大海人:宮人):平岩紙
草壁皇子:今井悠貴(子役)
大来皇女:日向ななみ(子役)
大津皇子:小林翼(子役)
    *
    *
斉明天皇:八千草薫
蘇我赤兄:岸部一徳
柿本人麻呂:HYDE
中臣鎌足:高橋英樹
葛城(中大兄)皇子:佐藤浩市

 

第3章「壬申の乱」
藤原鎌足病死~壬申の乱まで

鸕野讚良皇女:観月ありさ
大海人皇子:阿部寛
    *
大友皇子:向井理
十市皇女(大友:妃):北川景子
    *
    *
鏡王女(鎌足:正室):横山めぐみ
倭姫王(天智:皇后):板谷由夏
    *
額田王:稲森いずみ
    *
大伴吹負:高橋克典
大蕤娘(大海人:夫人):中越典子
大江皇女(大海人:妃):星野真里
五百重娘(大海人:夫人):吉高由里子
中臣金:夏八木勲
紀大人:西郷輝彦
    *
氷上娘(大海人:夫人):遠野凪子
宅子娘(天智:采女):江口のりこ
村国男依:石田太郎
大伴友国:相島一之
山部王:若松武史
蘇我果安:渡辺哲
臣勢臣人:田中要次
耳面刀自(大友:妃):南明奈
カジ媛娘(大海人:宮人):浅見れいな
尼子娘(大海人:宮人):江國香織
草壁皇子:今井悠貴(子役)
大来皇女:日向ななみ(子役)
大津皇子:小林翼(子役)
    *
    *
高市皇子:唐沢寿明
    *
物部麻呂:寺尾聡
蘇我赤兄:岸部一徳
柿本人麻呂:HYDE
中臣(藤原)鎌足:高橋英樹
天智天皇:佐藤浩市


前編は思い切って佐藤浩市、高橋英樹の同時出演を目論んでみました。
後編は鸕野讚良よりも年下の次世代の活躍が中心となりますので、前編はベテラン俳優陣を揃えてみました。
ちなみに観月ありささんの出番はここまで。後編の鸕野讚良役にはアラフォーが合言葉になってしまった、あの女優を考えています。
では、また!


7 コメント

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女性視点だが骨太 (tomohiro)
2009-07-13 16:46:51
女性視点だけれども、骨太で
男性が入っていけそうな、
大河ドラマって感じですね。
現代劇で恐縮ですが、
「アイシテル」というドラマを
思い出しました。
あれは、女性作家・女性誌掲載の
漫画が原作と聞き及んでいますが、
女性視点でも男性の私も入り込める
ドラマでした。
だから、天井の虹は女性視点だけれども
男性も入り込める世界観なので、Niceです。
あの時代劇もどきよりいいと思う。
尚、最新版の必殺シリーズには
ジャニーズ役者が起用されていましたが
天地人よりはずっと時代劇に人間が
馴染んでいました。
あとは、韓国大河、「イ・サン」
骨太で大河らしい大河なので期待しています。
海外作品や民放の通俗時代劇よりも
負ける大河を見ているともっと大河の
意味を考えて欲しいです。
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天上の蛇 (ポケット保持)
2009-07-13 21:21:03
存じ上げませんのでWikiで調べました、持統天皇を主人公にした里中満智子センセの作品で、続編とも云える作品が二つあるとか。
てなわけでいくつかのキャラで感想を。

・持統天皇:カワイイ女の子も成長してきっつい目つきに。
・間人皇女:旦那をほっといて実の兄と・・・・、てキャラをうまくできると思われ。
・蘇我赤兄:いや何とも腹黒い(以下略)
・中臣鎌足:こんな渋~い側近に中大兄皇子もクーデターを断行できたと思われ。
・高市皇子:わしはこんなところに生まれとうなかった!

それにしてもこの時代の人物、ここで初見ってひとが結構多いです。
この時代をドラマ化しにくいのはそれも原因かもしれませんね。

ついでに某大河のキャラの感想。

・伊達政宗:あれじゃただの暴君。
・愛姫:政宗は実は娘と結婚(強制終了)
・淀殿:単なるパーで豊臣家を滅ぼしたってこと?
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里中先生の描き方が素晴らしいです (琉河岬)
2009-07-14 21:21:04
tomohiroさん、こんばんは!

>女性視点だけれども、骨太で男性が入っていけそうな、
そうなんです!このお話は男性でも女性でも入り込める構成になっていると思います。
おそらく作者の里中先生はストーリーが細くなりすぎないように政争や駆け引きを上手く取り込んでいるからだと思います。

>「アイシテル」というドラマを思い出しました。
私は連載時から読んでいまして単行本も上下巻持っているのですが、上手く社会問題を抽出してストーリーに織り込めていると思います。
ドラマも面白かったです。やはりリアルな社会性を上手く織り込むことで男性、女性両方から支持を得ているのだと思います。

>天地人よりはずっと時代劇に人間が馴染んでいました。
松岡さんもヒガシさんも結構時代劇は合っていますよね。
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虹にピアス (琉河岬)
2009-07-14 21:33:57
ポケット保持さん、こんばんは!

>この時代をドラマ化しにくいのはそれも原因かもしれませんね。
マイナーな時代に加え近親婚の多さ、皇族同士による政争がドラマ化に繋がり難い原因になっているかもしれませんね。
民放なら特番でドラマ化出来ないか、と思っているのですが、道程は遠そうです。

>・間人皇女:旦那をほっといて実の兄と・・・・、てキャラをうまくできると思われ。
ポツーンと廃墟で1人肩を落としている夫役の小日向さんにも注目ですよ!!

>・蘇我赤兄:いや何とも腹黒い(以下略)
何と画も岸部一徳さんに何となく似ているのです。

>・高市皇子:わしはこんなところに生まれとうなかった!
この人といったら与六ですよね!
でも高市皇子と与六には特に共通項はありません・・・。悪しからずです。(笑)

>・伊達政宗:あれじゃただの暴君。
確かに伊達政宗にしては短気っぽい気がします。戦場以外では、もっと、でん!と構えているイメージがあるので。でも義姫役で松田美由紀さんが登場したらネタとして許せそうです。

>・愛姫:政宗は実は娘と結婚(強制終了)
天上の虹でもそこまではしていません(笑)。それにしても狙ったキャストというのが見え見えで却って引きますね。

>・淀殿:単なるパーで豊臣家を滅ぼしたってこと?ドロンジョなのでやられ役という立ち位置で宜しいかと。大坂の陣では、城の爆発と同時にドクロマークの煙が昇ると思います。
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いつ完結するか? (えびすこ)
2012-02-05 23:42:07
「天上の虹」がいつ完結するのかが、ファンの間の話題ですが早ければ2年以内に終わりそうな感じがします。
漫画は未完のまま作者が死ぬ(ドラえもんもクレヨンしんちゃんも作者死去で未完のまま打ち切り)と言うのが多いですが、これだけはちゃんと完結してほしいです。里中先生新刊お願いします。
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里中先生にお願い! (琉河岬)
2012-02-06 00:51:45
えびすこさん、コメントを何度もありがとうございます!

>漫画は未完のまま作者が死ぬ
私も一ファンとして、これは本当に避けて頂きたい。持統天皇の余命が2年切ったところまでストーリーとして進んでいるので、あともう少しです。
私も里中先生を応援しています!
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「最新刊から2年半」と余談 (えびすこ)
2012-06-22 14:12:48
ご無沙汰しております。
最新刊が出てからすでに2年半が経過しました。
来年には雑誌での連載開始から30年(ただし、「雑誌連載」は途中で打ち切り)となりますが、出来れば年内には完結してほしいですね。最初の10年は雑誌での連載で、残り20年は書き下ろしの方式。作者が各種団体・委員会で委員をしているので、どうしても筆が遅れるのはわかりますが遅すぎます。
本来ならば20世紀のうちに終えたはずです。
30年もかけているから読者が女子中高生からミセスになっています。

余談ですがNHK・BSで5月に予定していたドラマが、2月に放送中止になっていた事がわかりました。NHKがドラマの原作小説の出版元を相手取った訴訟を起こしましたが、この処置は少しおかしくないでしょうか?原作者がドラマ版の内容に納得がいかないと言う事が放送中止の理由です。

「出演予定者の不祥事」での放送中止ではないので、NHKの過失が大きいです。この小説のドラマ化に当たり「口頭で承諾を取った」のみで、「NHKと出版元と原作者が文章での契約をしていない」と言う事に驚きを感じます。民放局ではこんな事はないでしょう。NHKにしてはお粗末な事だと感じます。大河ドラマや朝ドラではまずありえない事ですね。

反対に漫画を原作としたドラマの場合は「障壁」が低いのかなとも感じました。放送に当たり問題となる表現や荒唐無稽な展開をカットすれば支障がないので。
反対に出演予定者の側から訴訟とならない事を祈ります。2月に放送中止が決まったのでNHKが既に「損失補てん」をした可能性もあります。

文面が長くなりました。大河ドラマ「平清盛」は浮上の兆しが全く見えません。来年に期待したいです。女性が主人公だからテレビ映りを美しくしてほしいです。そうでもしないと東北の人が怒り心頭です。
NHKも今年の一件でいい加減に懲りたと思います。
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