織部焼きの祖、古田織部が主役のこの漫画。胡散臭いけれども、どこか憎めない主人公・古田織部が魅力なこの「へうげもの」。
最新刊10巻が発売されました。
ブックカバーの色は鮮やかな朱色。誰の「好きな色」でしたっけ?
この第10巻。裏表紙にも載っていますが、唇の紅痕がてんこ盛りにデザインされている屏風。凡人の琉河にはとても理解できないセンスです。
しかしながら、この巻も見所満載です。利休亡き後、対立する事になってしまった織部とかつての同士たちとの関係。自らの信念のため無謀にも朝鮮に乗り込む織部の活躍。血湧き肉踊る展開はいまだ衰えず、といったところです。
では妄想キャスティング第9弾をお届けします。
興味のある方はご覧下さい。
≪登場人物≫
古田織部:香川照之
豊臣秀吉:筧利夫
せん:和久井映見
石田三成:安藤政信
高山右近:谷原章介
蒲生氏郷:及川光博
岩佐又兵衛:小澤征悦
細川忠興:小出恵介
茶々:土屋アンナ
小堀作介:木村了
*
上田宗箇(左太郎):市川海老蔵
*
北政所:若村麻由美
加藤景延:高橋克実
天海:周防正行
酒井忠次:原田大二郎
本多忠勝:竹内力
茶屋四郎次郎:鶴田忍
服部半蔵:Mr.マリック
榊原康政:マギー
石川数正:伊藤孝雄
徳川秀康:濱田岳
加藤清正:具志堅用高
島井宗室:篠井英介
片倉景綱:ムーディ勝山
真田信繁:石垣佑磨
神谷宗湛:小日向文世
福島正則:弓削智久
古田重嗣:本郷奏太
織田長孝(有楽斎の長男):阿部力
新兵衛:石丸謙二郎
本阿弥光悦:山口智充
今井宗薫:石田太郎
前田利家:笹野高史
黒田官兵衛:榎木孝明
上田とく:柳原加奈子
おりき(利休の妻):萬田久子
毛利輝元:宍戸開
おくに:米倉涼子
黒田長政:鈴木一真
上杉景勝:山下真司
小西行長:今井朋彦
石田正澄:田中要次
徳川秀忠:渡辺大
寺沢広高:丹波義隆
浅野長政:近藤芳正
豊臣秀次:やべきょうすけ
松浦党幹部:宇梶剛士
柳生石舟斎:長門勇
那古屋山三郎:伊崎右典
柳英子:小池栄子
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長谷川等伯:小林稔侍
柳生宗矩:中村橋之助
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細川幽斎:細川護熙
伊達政宗:中村獅童
織田有楽斎:豊川悦司
徳川家康:村上弘明
(9巻までで出番が終了した人物)
織田信長:渡辺謙
*
中川清秀:生瀬勝久
お吟:星野真里
山上宗二:村田雄浩
豊臣秀長:保坂尚希
松永久秀:津川雅彦
丹羽長秀:アンガールズ田中
織田信忠:玉木宏
森蘭丸:赤西仁
明智秀満:遠藤憲一
「糞柿」の小姓:柄本佑
仁科盛信の側室:友近
仁科盛信:松重豊
滝川一益:勝野洋
斉藤利三:夏八木勲
明智秀満:遠藤憲一
池田恒興:美木良介
織田信孝:阿部サダヲ
荒木村重(道糞):黒沢年雄
柴田勝家:藤竜也
蜂須賀正勝:丹古母鬼馬二
弥助:ムルアカ
蒲生賢秀:矢島健一
お市:家田荘子
織田信雄:浅利陽介
古田重定:北村和夫
正親町天皇:竹脇無我
石垣を登った信繁の部下:レイザーラモンRG
秋月種実の娘:柴本幸
秋月種実:大杉漣
美濃の一化:沼田爆
旭姫:箕輪はるか(ハリセンボン)
北条氏直:甲本雅裕
吉良氏朝:小林勝也
北条幻庵:森繁久彌
津田宗及:火野正平
今井宗休:森田芳光
中川秀政:半田健人
虎哉和尚:大滝秀治
古渓宗陳:児玉清
大政所:白石加代子
蒔田淡路守:中井貴一
岩井備中守:上杉祥三
朝鮮王子:ぺよんじゅん
*
ノ貫:堺正章
明智光秀:渡瀬恒彦
*
千利休:里見浩太朗
緑色の文字の登場人物が今回の追加キャストです。
去る者あれば来る者あり。
新たな才は、織部にどのような影響を与えるのか。
世代は替われども、織部の業はいまだ衰えず。
次巻も楽しみです。
想定して、タイトル画面と音楽は
何のドラマが合うと思いますか?
一人芝居の豊臣秀次ってどんなんでしょ。
「あ~お屋形さまは秀頼に跡目を継がせるおつもりだ、やはりそれがしは捨て駒だったのだぁ~」
「それだから御上が見切ると思いますが」
コメントが遅くなり申し訳ありません。
大河ドラマ化されたら、テーマ曲は「秀吉」がいいですね。俗にまみれて栄華を極めようとする主人公の姿に似合うと思います。
タイトル画面も同ドラマで良いかと思います。織部焼きの茶碗がどこかに入っていれば、尚良しです。
>「やべきょうすけ」という方、久坂玄瑞役で出てはる人ですよね。
やべさんが久坂を演じてますね。随分とアレな久坂だな~と感じて笑ってしまいました。吉田松陰の影響を受けているどころか憑依されているのではないか、と思ったほどです。
やべさんは個人的に粗暴な役が似合う俳優さんかな、と感じてまして、そこに「へうげもの」に登場する秀次も粗野な人物として描かれているのを見て、やべさんを選んでみました。
久坂は今後も出てくると思うので、やべさんの一人芝居が楽しみです。
琳派に関する大河ドラマって出来ないかな
と思いました。
画家に取材したドラマや映画は日本以外の
国でも沢山企画・公開されていますし、
そう言った人の生き様も必要だと思って
おります。日本人が得意な緻密さとかを
生かしたら面白いと思うのですが。
有る意味韓國に勝っている部分で対抗して
みたら面白いですよ。
「へうげもの」の古田織部は大名になっていますね。
生まれてから死ぬまで武士身分になっていない人を主人公に起用するのは難しいのかな?
この頃考えるのですが、武士身分である主人公が「武士のためになる事」、つまり武士中心主義を考えるのは当然の発想ですが、市井の人の事まで頭にあるかどうかちょっと疑問です。
もしも貴族が大河ドラマの主人公ならば、貴族のためになる事を考えたり、商人が主人公ならば商人(商売)のためになる事を考えるのかな?
もしも「大河ドラマは武士でなければ人ではない」と言う発想があればこれは身分差別ですよ。
「平清盛」でも武士のためになる事しか頭にないような気がします。同番組は武士は貴族より格下の身分でしいたげられた、と言う悔しさで主人公が行動しているだけですね。非常に小さい概念です。
「平清盛は貴族体制を変えた人」と言う割に「公益」と言う概念がないと思います。不幸にも平清盛は朝廷重鎮になった途端に多方面から憎まれています。
大江広元(当時中原姓)が朝廷を離れて鎌倉幕府に「鞍替え」した理由もわかる気がします。
今日の朝日新聞朝刊の千葉笑いの欄に「おごる大河は久しからず」。でも平清盛は「驕る暇すらなかった」ほどの低迷。最後に笑えるか?
文化人としてカテゴリーされる偉人でも、活き活きとした描き方、ストーリーのメリハリ、何かしらの争いをしっかりと描くことが出来れば、十分に高視聴率が狙えると思います。
文化人として、時代の第3者的意見としてのドラマは結構新しいかもしれません。