ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

恥ずかしい

2011-09-29 23:43:38 | Weblog
Facebookが、ご丁寧にも「お友達があなたの返事を待っています」というタイトルで、
「こんにちは。最近Facebookをあまりご利用いただいていないようです。
Facebookからお知らせが届いています。」
というメッセージをくれるのだが、
中国では、合法的な利用をしている限り、Facebookには入れないので、
どうにもできないのだから、せっつかないで欲しいと思う。

こういうおせっかいは、あまり好きではない。
自分のペースで利用させてほしい。

ま、それはそれとして、今日もにぎやかな一日だった。

日本女性は大人しく、中国女性は感情が激しいとは言い切れない。
今日は、日本女性が日本男性に向かって吠えていた。
その剣幕に、中国女性が「目瞪口呆」という顔をしていた。
あの吠え方を見たら、そりゃあ、誰でも呆気にとられる。

これまでの社会人経験で、
「すごくプライドが高いがゆえにブチ切れる」という人と、
近くで働いたこともある。
だから、私としては、そんな場に居合わせる耐性はあるほうだと思う。
ふいに、その時の要領を思い出し、
なんとなくその場に介入して収めてみたのだが、
ああいう人って、いったん切れると、
いつまでもブチブチと自分の正当性を言うんだよなあ。

そして、澱のように、私の中にネガティブな感情がたまっていく。
ということで、いま、ここで、吐き出しているわけだ。

自尊心というのは、コントロールが難しい。
よい向上心となる場合もあれば、他人を攻撃することもある。
そして、自分を攻撃することもある。

ただ、ブチ切れた人は、自分の正当性を疑わないので、
どれだけみっともないかに、たぶん自分では気づいていない。
恥を恐れて他人を攻撃するのに、自覚しないところで恥をかいているという・・・。
まあ、自覚していないのなら、「ない」のと同じことだから、
本人は幸せなのかもしれないけれど、
そんなにブチ切れたという事実だけで、十分、自分も傷ついていると思う。

それにしても、会社の空調は、あいかわらず効きすぎで、寒い。
もうすぐ10月だから、暖房に切り替えてほしいなあ。


苦手

2011-09-29 01:33:39 | Weblog
私には、あまり中国にいるという実感がない。

これは、住むうえでは違和感が少なくてラッキーと言えるし、
逆に、「中国だぜ~! 冒険してるぜ~!」という盛り上がりがなく、
せっかく外国に住んでいるにもかかわらず、たいへん残念とも言える。

上海は、もう十分すぎるほど便利だし、
会社の同僚の中国人は、なかなか日本人に対する理解もあるので、居心地がいい。
唯一、ネットの規制だけ、どうにかしてほしいと思うくらいだ。

ということで、街にひるがえる中国の国旗を、
非常に不思議な気持ちで眺めてしまうこともある。
「ああ、ここは、中国なんだな」と。

それにしても、日本のバブル世代のおじさんたちは、
どうして1人で「冒険」ができないのだろうか。
「冒険」をしたがって、いい恰好をしたがるわりには、
「これを手配して」「ここに連れてって」と、臆面もなく人に頼ってくる。
そして、中国に来ると、わがまま全開になる人も多い。
基本的には、「安全な冒険」がしたいんだろう。

日本国内の閉塞感から離れ、欧米ほど萎縮する必要もないから、
中国だとあんなになっちゃうのかな、と思う。
上海だと、日本人も多いし、日本人に慣れている中国人も多いから、
うまい具合に転がしてもらえて、いくらでも勘違いできるし。

ということで、上海あたりだと、
みっともない日本のおじさんがウヨウヨしてて、
こういう人は国外に出してはいけません、という気分になる。

自分が中国語を聞きとれないからと言って、
周囲にいる人が、日本語を分からない人だとは限らない。
私なんかは、外見上は中国人に見えるかもしれないけれど、
OSは日本人だから、君たちの会話は聞きとれるのだよ、と、
たまに驚かせてやるのが、最近は楽しい。

それにしても、バブル世代は苦手だ。