ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

新たな発見

2011-09-14 22:05:01 | Weblog
お昼ご飯は近くの食堂に行っている。
周りにいる人の9割は中国人。
料理も中華料理。
がつんとニンニクが入っている骨付き肉などは大人気だ。
少し脂っこいけれど、野菜や肉などいろんな種類があるからバランスがとれる。

いつか誰かに聞こうと思っていて、なかなか聞けなかったことを
でもやはり漢族の人には聞けなくて、少数民族の同僚に聞いた。
「漢族の人ってさあ、食事の躾って家でするの?」

そしたら、「しないと思う」という返事が返ってきた。
やっぱりそうか。
「そういえば、すごくきれいな女性だなと思っていたら、
いきなり豚足にかぶりついて冷めた、って話を聞いたことある」とも言っていた。
まあ、それは笑い話だ。

・左手でお碗を持たず、背をかがめてお碗の縁に口をつけ、ごはんをかき込む。
・小骨等を、ペッと口から吐き出す。(場合によっては、床に直接吐き捨てる)
・食べ物を噛みながら話しをする。

このあたりは、やはり、同じ席の人がやっていると、食欲をなくすなあ。
で、「ん?」と一瞬思うけれど、習慣の違いと思えることもある。
例えばこんなの。

・ご飯をお碗に山盛りにする。
・お魚やお肉で格闘していると、自分の箸を使って助けに入ってくれるので、
 必然的に、同じ食べ物を2人の箸でつかむことになる。
 で、ギョッとして箸をひっこめると、取って渡してくれる。

ま、これはしょうがないか。
ただし、どうがんばっても、中国の男性とは結婚できないと思う理由は、
一緒に食卓を囲むのが厳しいという理由による。

で、そういう話をしていたら、同僚から、日本で驚いたことが出てきた。
日本の男性は、人前でも平気で鼻水をかむと。
特に、一人でレストランに来ているおじさんは、
周囲のお客さんのことなんか気にせず、
堂々と大きな音をたてて鼻水をかむ、あれは中国ではあり得ない。
痰を吐くくせに、鼻水はかまないのが中国人の美意識、と。

そう言われてみたら、そうだ。
オフィスでも、鼻水をかんでいる音を聞いたことがない。
鼻歌は歌うけれど、携帯の着うたはうるさいけれど、鼻水はかんでいない!

新たな発見だった。

遅れたけど名月

2011-09-14 01:15:13 | Weblog
今日は、上海で、フリーランスで働く女性の集いに行った。
略して、フリ女上海と名付けてみた。たったいま。

彼女たちと話していると、本当に元気になる。
日本企業の駐在員の疲れっぷりとは、まったく違う。
周囲も明るくする人たちだ。
ということで、今日は久しぶりに、
人に会ったにもかかわらず、元気になった。
根が引きこもり性質の私にしては、めずらしいことだ。

帰り道に、ふと上空を見上げると、お月さまが煌煌と輝いていた。
中秋の名月には1日遅れてしまったけれど、
家に到着後、速攻で一眼レフを取り出し、
部屋の窓を開け、身を乗り出して、
落ちないように気をつけながらシャッターを切った。
いちおう3階だから、落ちたらかなり危ない。

1階まで降りればいいのだけれど、
夜になるとアパートの若い男子が、外で彼女と電話をしている。
しかもパンツ一枚で。
いや、中国では、パジャマで往来を歩いたり、
パンツ一枚のような姿でフラフラするのは普通なのだけれど、
さすがに、こっちはなんだか気が引ける。

ということで、あまり何度もその前を行き来したくないから、
部屋から撮ることにした。

久しぶりのお月さま撮影なので、カメラの使い方を忘れていた。
なんだかピントが合っていない。
手ぶれしたし、うす雲も出ていたからしょうがないか。

そして、中国め~。
さっきアップした月の写真が読み込めなくて表示できない。
こういう歯抜けのようなネット規制は、やめてほしいなあ。
と言っていて、全ブロックされるようになるおそれもあり、
そうなると、もっと不便なんだけど。

とは言いつつ、方法はある。
「上有政策,下有対策」だっけ。