元々試運転直後にやろうと準備していたのですが、新品のエアクリーナーが手に入ったので後回しにしていました。点火系の改修が終われば給排気のカスタムに入る予定で、その時には必要なパーツの一つになるのでボチボチ作っておく事に。新品のエアクリーナーをあまり使うのももったいないですし。
とはいっても当然スポカブ用のパワーフィルターなんてある訳がありません。一品製作です。
という事で先日取り外したボロのエアクリーナーの出番です。こいつは紙のエレメントで、一度汚れてしまったら再利用不可です。
この紙のエレメントを全部取っ払います。片方だけ切れ目を入れると結構簡単に手でもげます。但し端は接着剤のようなものが付いているようで、完全には取れません。
丸裸のエアクリーナー。中はアルミの金網で補強されています。これがあるのでスポンジタイプのフィルターを貼り付けることが出来ます。
という事で現代版パワーフィルターの登場。これを切って既存のフィルターにはめ込んでいきます。
断面的にはこんな感じ。そこで問題になるのは上下からのエアの漏れ。ボンドを使おうかと思ったのですが、乾くと今度は取れにくくなるボンドではこのフィルターケースの再利用がしにくくなります。
営業車をあさるとコーキングが何本か出てきたので、コーキングガンでケースの接触面の両方にコーキングをうちます。
という事で最後にフィルターをはめ込んでかんせ~。コーキングが乾くとフィルターも取れなくなります。コーキングは柔らかいので、もしこのフィルターを交換する場合はカッターを入れれば簡単に切れます。
それにしてもクリアのコーキングを使わずグレーのを使ってしまったので、見た目がちょっと汚らしく出来ました(笑)
効果の程は点火系改造後に早速試してみようと思います。