カツ★ガレーヂ

Vintage Motorcycle Laboratory

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ヴィンテージモーターサイクル&ガレージLifeのブログ
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カウンターシャフトのローギア

2011-06-27 07:53:06 | CB450K0
久々に出張から帰ってきてボチボチとCB450のエンジンの組み立てに入ろうとしていたのですが・・・



ミッションのギアを外して綺麗に磨きなおしてさあ組みなおそうかとギアを見ていた所違和感が・・・。
カウンターシャフト側のローギアの中心側と外周を結ぶアームのところにヒビらしき物が。
元々汚れがついていたのでアームのところの素地の荒れぐらい程度で思っていたのですが、汚れが取れたところではっきりとソレがヒビである事が判明!
しかもかなり深いダメージです。


裏を見ると良くわかります。アームの部分が三本までヒビが表裏を貫通していて完全に折れています。
残り三本でもっていると言う所ですね。ローの時によく折れなかったものだと・・・。


カウンターシャフトのセカンドギアもじっくり新品と比べるとやはり凸の所が円が楕円になり角が倍ほど削れています。その他のギアにはコレと言う損傷は無かったものの、この2個のギアは念の為交換と言うところでしょうか・・・。
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山陰へ

2011-06-19 21:27:59 | 日記
しばし出張で山陰方面へ出ています。
度々日帰りでは仕事に行っていましたが、長期間泊まりであちこち行くのは初です。


道の駅ゆうひパーク浜田から浜田港を望む。
昼を食べに行ったのですが、今日はさすがに高速道路1000円最終日だからなのか客で混んでいました。駐車場に停めるのも一苦労。
雨ばかりの四国と違ってこちらは昨日も今日も雨降らずだった事もあってかツーリング中のバイクも結構見かけます。
何を食べようかと食べ物を物色しましたが、結局何か目に付くものも無く適当に昼を済ましました。



その後江津方面へ。
海辺に・・・というか砂浜に風力発電の風車が並んでいるのってはじめて見た!
こんな見たことが無い景色が多くある山陰方面。
そういえばこちら方面をツーリングしようと長年(かれこれ14年くらい)考えていますが、未だに実行できず。
X11も帰ってきたことだし、7月あたり山陰をあてどなくフラフラするツーリングでも決行しようかと改めて決心を。


日曜と言うことも有り仕事も早く終わり、腰痛をなんとかしようと温泉を物色。
そういえば昔から「温泉津(ゆのつ)」温泉に行ってみたいと思っていたことも有り、高速無料化で今日まで無料になっている高速を通り一路温泉津温泉へ。



はじめて来ましたが雰囲気があって良いところです。海辺の温泉街、細い路地で昔ながらの建物が並んでいます。
しかし雰囲気出しすぎで車で立ち寄り湯に寄ったのですが、車で走るのも困難、車置くところも無いなど温泉街に入って悲惨な思いをしました。
素直に海辺の「ゆうゆう館」の駐車場に車を置いて歩いた方がよいですね。



国内でも屈指の泉質という「薬師湯」に寄りました。
入浴料350円。小さな浴槽が一つだけ、洗い場6人くらいまでという小さな風呂で、出て行く時に入れ違いになった香川からのバス団体客など何でこんな所に連れて来たんだろう?と思うような小さなお風呂でしたが、泉質は温泉らしいお湯でした。
なんというか鉄泉の様な臭いが漂い、色が黄色くない薄めた有馬温泉のお湯のような感じか・・・。
のぼせ上がるまで浸かって日ごろの疲れを取ります。
まだまだ山陰シリーズは続きます。


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結論

2011-06-15 07:47:12 | CB450K0
結局ミッションASSYにこれという損傷やガタ、ひっかかりは見つかりませんでした。


考えられる要因としてはスラッジやオイルの劣化によるものが有りますが、正直組み直してしばらく乗ってみないと分かりません。
ただ今回の収穫としてはCB450の気になっていたクランクケース内部の状況が把握できた事、スラッジなどが完全除去できた事です。
結局オイルセパレーター下などはタール状のものがひどく堆積していて、洗浄用ブラシが数本全く使い物にならなくなったくらいですが(他についてしまうので)、なんとか完全除去しました。


余談ですがオイルセパレーターの外し方がマニュアルに載っていなかったのでこんなしょーも無いところで外すのに結構手間がかかってしまったり。
今回はマニュアル頼りにばらしましたが、ある程度旧CB系の構造は似ているので全く分からなくもなかったのですが、簡単に「はずす」と言っても容易に外れない箇所は沢山ありますね~。
今回外し方や「ああすればもっと早く作業が進んだ」など思うことは多くありました。
次回からはもっとサクサクと作業ができるかと。


と言えどもこれから再組立作業が。
今月中に仕上げなければいけなかった案件が延期になった事もあり、少しは夜な夜な組み立てる時間も出来そうです。
目標は月末復帰ですが・・・。
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ミッション検証2

2011-06-14 07:19:51 | CB450K0
ミッション検証の続きです。


その日の夕方にkawaseさんからお電話を頂きミッションの談義になりました。
そこで出た話が「やはりミッション側のギアについては許容範囲」との結論。
kawaseさんが分解したタイプ2エンジンのミッションも同じ程度のギアの精度だったそうです。
という事はギアがかんでもスリップするのではなく、かむ途中でひっかかり確実にチェンジしていない可能性大。あとはシフトドラム側しかないのではないかとの話に。


シフトドラム。こちらも一見見ると異常はありませんし、手で動かす限りはシフトアームもスムーズに動いていきます。と言うかシフトドラムのシフトアーム固定ピンを抜くのに四苦八苦して結局その日の深夜までかかってしまいました。一度抜き方のコツを覚えてしまうと今後は難なく抜けそうですが。
シフトアームも削れはあるものの、だからといって作動に問題が出るような事はなさそうです。



チェンジプレートも特に問題無し。というか結構精度が出ていない(故意に?)ので幅が狭い凹みはシフトピンがきちんとはまりません。
が、これもこんなものかと。特に損傷は無し。
裏のピン3本もしっかりしているので、チェンジアームとのかみ合いも問題ない模様。


こちらはドラムのカウンターシャフト側(でよかったと思いますが)溝です。
こちらは綺麗で削れや磨耗は見当たらないのですが・・・。


メインシャフト側?(左側)の溝は1箇所2mmほど横の黒い模様が消えかけるほど削れている箇所があり。
これがひっかかりの原因?
結局ギアもドラムも全部点検しましたが、磨耗とか変形しているが見つかったのはこの1箇所のみです。
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ミッション検証

2011-06-12 13:44:08 | CB450K0
いよいよセカンドがすべる症状が出ていた原因と思われるミッションの検証に。
元々オイルを抜いてもクランクケースを割っても金属片や部品は出てきませんでしたので完全に何かが破損しているわけではないのかとは思っていましたが・・・。


うちのクジラ君の心臓部の一部、ミッションメインシャフト(奥)とカウンターシャフト(手前)。
前述の通り見た目は綺麗です。歯が欠けているギアや損傷しているギア同士のかみ合い部は有りません。
ギアの回転自体にガタのあるものも無く、見た目はどこかに問題があるように思えません。


カウンターシャフトのトップギアとサードギア。トップとサードは3つの円筒状のぽっちりでかみ合うようになっていますが、穴側もエッジがきいており、円筒状の突起もさほど丸くはなっていません。
角が0.5mm~1.0mm程度丸くなっている程度。


同じくカウンターシャフトのサードギアとセカンドギア。
この辺りを疑っていたのですが、凹凸は結構きちんとエッジがきいています。
思っていたような損傷も有りません。
特にかみ合い部は片方が鋭角になっているのですが、そういう角度も出ていて一度噛めば滑りそうにも有りません。う~ん。


あえていうならセカンド側の回転方向の角が0.5mm程度角が取れていることでしょうか。
しかしこんなのがすべりの原因になるとは思えないのですが・・・・



変わってメインシャフト側。こちらもトップとサードの間の円筒状のぽっちり、穴はカウンターシャフト側と状態は同じ。角が0.5mm~1.0mm程度取れてはいます。


メインシャフト側のセカンドギアとサーフギア。こちらもかけもなくエッジも効いていて鋭角のかみ合わせ部角度も出ています。う~ん。


同じくセカンドギア側の回転側の角のみ0.5mm程度角が取れています。
結局私ではこのミッション自体に問題があるのか全く判断がつかない(というかこれが問題のレベルとは思えない)ので、お店にミッションを持っていって「どう思います~?」と聞いてみたのですが、「問題があるようには見えないのですが・・・」との回答。

このまま組みなおすべきなのかどうなのか迷います。
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丸幸ラーメンセンター

2011-06-12 06:12:36 | 食べ歩記
今週は出張続き。高知から山口、広島と渡り歩き週末は九州へ。


仕事先が佐賀方面だった為、昼の時間に会社の同僚と一緒に先日あきら氏からお聞きしていた「丸幸ラーメンセンター」に寄ってみる事に。


細麺のとんこつラーメン、という感じですね。
もちろん硬め好きの私は「バリカタ」ですが、「バリですね!」という従業員さんの返答に九州を感じました(笑)
お値段も手ごろ、ボリュームも有り中々良かったです。
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荒業

2011-06-11 22:50:30 | CB450K0
エンジンが下りたので早速腰下を分解していきます。


本来であればシリンダーヘッド→シリンダーと分解した上でクランクケースを割りますが、よりやんさんからのアドバイスで腰下だけ分解すれば?との案が。
今回シリンダーやら何やらまで本格的に時間をかけてオーバーホールするつもりがない私にとってはもってこいの案です。
このCB450のエンジンは右左のクランクケースカバーを外せばクランクケースのアッパーケースとロアケースが分離出来るようになっており、上下を割ればミッションだけが取り外せるようになっています。
クランクシャフトはシャフト受けが固定ボルトで固定されているのでそのまま外れてくる事もありません。
まずは左右のカバーを外し、オイルフィルター取り外し→クラッチカバー及びプレート類取り外し→オイルポンプとクラッチハウジングを同時に取り外しで準備完了。
あとはアッパーケースとロアケースの固定ナットを外し、ミッションが落ちてこない様にエンジンをひっくり返してロアケースを分離。


かなり荒業ですがもちろんオイルは事前に十分切っておく事と、ロアケースを分離してミッションを取り外したら長時間エンジンをひっくり返しておかなければOKかと(笑)
問題のミッションですが、パッと見はどこにも損傷、欠損、変形は見当たらないのですが、とりあえず一度キチンと洗浄して細かく見ていく事にします。
しかしミッションの横に鎮座するクランクシャフトは重そうです。


上下分離して露出したクランクケース内はやはりドロドロでした。
ひどかったのはオイルフィルター内やアンダーケース内、サイドケース内などですね~。
ミッショントラブルが起因になったのですが、いい機会でした。
このまま放置して乗り回していたらまた何かのトラブルにつながっていったかと。


特殊浴槽に漬けられる部品たち。
意外とオイルがヘドロで急速に劣化してミッションの入りに影響した・・・とも考えられますが・・・。
それだと2速以外にも影響が出るはずかなと。よく分かりません。


上部クランクケースはシャフト搭載・シリンダー接続状態で軽く洗浄です。

と言う事でいよいよミッションの検証へ。
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解体開始

2011-06-10 22:03:00 | CB450K0
出張続きの毎日ですが、合間にボチボチとクジラの解体を開始です。


サクサクとキャブやマフラーなどの接続部品類を取り外して一気にエンジン降ろしまで行きます。


さすがにCB72と違いアンダーフレームのある車種はエンジンが降ろし難い・・・。
エンジン重量はCB72のちょいマシですがヘッドがでかく相変わらず上下のクリアランスがないのでエンジンを引っこ抜くのに一苦労。



エンジンを下ろす前にサイドカバーなど一通りばらしてからおいたので後が楽です。
今回はここまでばらしたのでクラッチもオーバーホールしておこうかと。
エンジンを下ろす前にオイルを抜いたら真っ黒ドロドロで、大した距離も走って無かったのでなんとなく気になっていたのですが・・・


ギャ~、これ何?
クランクケース内もサイドカバー内も真っ黒なヘドロ状の物が・・・。
こういうのを見るとフルオーバーホールをしたくなるのですが。
とりあえずクランクケースの中も洗浄せねば。
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走って分かる不具合の数々

2011-06-08 06:26:45 | CB450K0
先日のシェイクダウンツーリングでいきなり不調のCB450。


まずはミッションの不具合。2速が空回りするようになりました。
1速もおかしくガラガラ言ったり言わなかったりなのですが、2速は引っかからない事が多くガラガラという大音量と共に空転します。3速4速は無事なので先日も何とか帰ってこれたのですが、このままでは街乗りはほぼ無理。
よりやんさんからのアドバイスで大体の原因、対策は分かったもののいきなりですがエンジンを腰下までばらさないといけなくなりました・・・。
CB72なんかはあれだけ乗り回しても全くミッション系の不具合は全く無かったんですが~。
これで電気系統やその他もほとんどやり直しているので、ついにこれでほぼ全箇所に手が入る事になります。


走行中右のサイドカバーやホーンがオイルの様なもので異様に汚れるな~と思っていたのですが、タコメーターのワイヤーからオイルから噴出している!
タコメーター取り出し口のガスケットからも少し吹いているのです、オイルがタコメーターワイヤーの被覆内を通って吹き出しており、その被覆の切れ目があるホーンの真上からホーンに向かってダラダラと・・・。
これって被覆が破れてなかったらメーターまでオイルがいく事に・・・。
タコメーター取り出しユニット内のオイルシールか何かの破れ?

あとは妙にフロントが落ち着かないな~と。挙動が微妙。
フロントフォークのオイルも入れ直さないとな~と思っtてたら、おもむろにYさんがフロントを浮かせてガタガタと「フロントが前後にガタガタしてますよ」と。
ステムのガタですね。増し締めでもいいのですが念の為ベアリングやコーンレースも交換しとく方が無難です。
その他上り坂が続くとガス欠気味の様な症状が出たり(多分油面の問題)と。
リアタイヤも給油をしたGSのおばさんから「お兄ちゃん、こんなひび割れだらけのタイヤ履いてたらダメよ」と言われるくらい硬化&ひび割れで既にタイヤとしての機能を果たしていない状態ですし、すぐに交換が必要。

などなど色々出てきますね~走ると。
とりあえずはエンジンの分解から、あとの事はエンジンをやりながら考えます。
モタモタしてるとまた今シーズンもこんなので終わってしまいそうな予感・・・。
急ピッチで作業を進めます。

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始動ツーリング その3 秘境駅散策

2011-06-07 07:46:25 | ツーリング記
さらに続きです。


線路を越える踏切。踏切といえで遮断機無し。入りたい放題、歩きたい放題です。
踏切に通過列車の通過時間表が貼ってあって、通過列車の来る時間には踏切の中に入らないようにとの記述有り。


踏切から高知方面。


踏切から多度津方面。猪鼻峠からはトンネルを抜けてくる訳ですが、初めて見ました。


坪尻駅。駅の近辺には民家も全く無く、上の国道に上がっても付近に民家らしい物はありません。
と言う事で乗降客も1日に一人いるかどうかという谷底の秘境の駅。当然車でのアクセスルートは無く、国道からの徒歩でのアクセスのみです。
駅も当然無人駅。調べてみると既に1970年頃から無人駅だったとか・・・
それ以前は付近にも集落か何かがあり、その為に作られた駅だったのではないかと。
木造駅舎もノスタルジックな雰囲気が溢れています。


駅は一度駅の中の線路に入って、出発時には本線に戻ってからバックするなり直進するなりして出発していく変わった方式です。


電車は上記の様に1日1人程度客があるかどうかという駅の割りに一日5本以上の発着があるようです。
多度津方面から高知方面に行く列車の方が発着数が多いのは何故?
駅のノートを見ていると今では利用客よりも秘境駅を見に来る利用客の方が多いようです。


列車到着から扉が開くまで2分程度かかるそうです(笑)


そんなこんなしてたら通過列車が。車掌さんが手を振ってくれたそうな。


いい物を見れました・・・が、これからがけ上の(コンクリートがあるところ)国道まで上がるのが気が遠くなりそうです。というか軽く気が遠くなりました(笑)
汗だくで息も切れていたのですが、なんとか汗も収まったところで出発。


その後吉野川沿いを快走し一気に脇町へ。
ここでまた少し出会いがありました。今後楽しみです。
今日も快調だったベロセット。


に対して財田の道の駅付近から2速のギア抜けに悩まされたうちのCB450K0。
結局それから終始ギア抜けに悩まされましたが、2速が使えないと街中走行は使えねえ~。
いきなりエンジン全バラ要!結局全てをやり直す事になる、うちのCB450K0。
とりあえず脇町でYさんと別れ、ほとんど3~4速のみ使用で家まで帰りました。

いきなり故障のクジラ君、次回ツーリングはいつの事になるやら・・・。
しかしツーリングはいいですね。単車はやっぱり走らせねば何も始まらないと言う事を改めて実感させられた一日でした。

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