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芭蕉の座右の銘

2019-02-14 08:39:23 | 俳句の練習

松尾芭蕉のことを書いたものを読みました。抜粋しました。

 

武士の出であるが、23歳の時に無断で出奔、京都の禅寺で修行、

のち江戸に出て職業俳諧師となった。俳号を桃青という。

深川に庵を結ぶ。弟子から芭蕉の株を贈られ愛好し、庵を芭蕉庵とし、

また号もそのように変えた。

元禄3年元旦、芭蕉は歳旦吟としてこう詠んだ。

「菰を着て誰人います花の春」  

こもをきて~

すると、めでたい正月に乞食の句とは、と非難ごうごうであった。

芭蕉は尊敬する西行法師を詠んだのだが(いますは敬語)、

姿詞にこだわる俗人には「まこと」の心が理解できない。

乞食姿で行脚する西行は、芭蕉の理想だったのだろう。

身なりに無頓着な人であった。華美を嫌い、木綿しか着ない。

その座右の銘は、

「人の短をいう事なかれ、己が長きをとくことなかれ、

『ものいえばくちびるさむしあきのかぜ』」。

 

これが、芭蕉の座右の銘だったとは知りませんでした。

芭蕉が尊敬されるゆえんですね。

 

芭蕉の話題の後に、私の句を書くのも、呆れるのですが・・・

昨夜、ギヤを入れ替えて春の句を考えました。

 

小さき鉢あふれる紅やシクラメン

春の雪目も口もなきだるまかな

ベランダへ香りとどけや梅白し

 

※ シクラメンは冬に咲くので冬の季語だと思っていたら、春の季語でした。

※ 先日、関東に降った雪の風景の新聞の写真に、崩れそうな雪だるまがあった。

※ お隣の大きな梅の木を何とか詠みたいと思いました。

「梅の花」の方が良いでしょうか? 「梅白し」を使ってみたかった!

率直なアドバイスをお願いします。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アガサさんへ (るり)
2019-02-14 20:39:08
芭蕉は俗人とは、全く違う生き方をしたのですね。
やっとこさっとこ作った句を、ほめていただき「えっ! ホント?」という感じです。
メンバーの句の発表は、それぞれな着眼点に感心します。
ギヤの入れ替えは大切ですね。
梅白しにします~♪
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keito2 さんへ (るり)
2019-02-14 20:21:35
芭蕉のことは、全く知らなかった。やはり人格者だったのですね。謙虚ですね。
やっとひねり出した句です^^; 雪だるまは冬の季語だし、どうしようかと思いました。
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芭蕉 (アガサ)
2019-02-14 17:44:58
ものいえば~は聞いたことありますが、芭蕉の座右の銘だとは知りませんでした。
るりさんの3句は格調高い感じがします。
直に先生と接して、仲間と切磋琢磨しているからこその上達のようですね。
うらやましいです~!!!
ギアが入ったのですね。
梅白しのほうが好きです。白が強調されていますね。
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こんにちは (keito2)
2019-02-14 12:48:44
「ものいえば・・・」が座右の銘だったのですね。知りませんでした。
もうひとつの句は初めて見ました。深いですねぇ
るりさんの3つの句、どれも好きです~
特に「ゆきだるま」の句が好きです。
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