つい最近、心理学を考えることがありました。
余計なお世話なのですが、最近、友人から聞いたので、とても気になる。
(友人はPCを使わないので私のブログのことは知らない)
そんな時、先月の新聞に「はじめてのアドラー心理学」の記事がありました。
以前、「嫌われる勇気」を読みアドラーの説に、とても納得できました。
私が一番そうだと思ったのは、過去は変えられない。トラウマはないということでした。
私は過去と他人は変えられないと常々思っていたので。
まぁ、単純にはそう思えないこともありますが・・・
こだわってしまう人は多い。← 不幸の原因でしょう。
aさんは母親1人(友人)に育ててもらった。
aさんは、数年前に結婚して優しいご主人と暮らしている。
しかし、小学生の頃、
食事を満足に作ってもらえなかった。体操服を洗ってもらえなかった等々、
大人になっても、こんなこと、あんなことと不満だらけで、
母親を全否定している。
男性タレントで、お料理上手な彼は、共働きの両親だったので、
小学生の頃から夕食を作っていたので
料理が好きになったというようなことを話していた。
私に言わせれば、aさんも、そうできたはずでしょう。お手伝いしなかったの?
aさんは全て母親が悪い~。母親には感謝の「か」の字もない。
20代後半の頃、精神的に不安定になり精神科に通ったそうです。
先生はaさんに「先ず、相手を憎むことが必要」みたいなことを話したそうです。
先生が、この通りに言ったとも思えないけれど・・・
憎んでもエンドレスになるのでは!?
友人は「娘は全て自分が正しいと思っている」と言っていた。
いろいろな人に意見を聞いてみた。皆、心理学者でもないけれど。
○ 1度親子の関係を壊して、そこから始めると。
○ 優しいご主人でも、多分、あまり幸せではないのかもしれないと。
○ フロイト心理学なのかもしれない。過去のことを追及する先生は。。。。
○ 家族間では、似たようなこと、人にはいえないようなこと、たくさんあるでしょう。
それを、このように思うのは、
やはり、精神科で先生に話をきいてもらうことが必要でしょう。
などなどの意見でした。
aさんは、お母さんに、少しでも感謝できるようになった時、徐々に平穏な心になっていくのでしょう。
aさんの辞書には、今は「親孝行」という字がないのでしょうね。
偉人と言われる人々は、すべて親孝行だそうです。そうですよね!
記事の中に、フリーアナウンサーの小林麻耶さんのコメントがありました。
中学3年で転校し初日に隣のクラスの女子3人に呼び出され、
「あなたのこと嫌いなんだけど」と言われました。
一言も話していないのに嫌いだと言われ、衝撃を受けました。
「嫌われる勇気」は100回くらい読み、「課題の分離」を知りました。
私を嫌いだというのは他者の課題であり、私は決められない。
だから悩む必要はないという考え方に出会い、ようやく心が開放されました。
他者から嫌われることを恐れない。今を大切に生きる。
この世に命を与えてもらったのだから、他者に合わせて自分を作り出すのではなく、
自分の人生を生きよう。そうした勇気をくれたのが、
アドラーの心理学。「温かい厳しさ」を学びました。
恨む気持ちが強いと、結局他者に自分の人生を乗っ取られてしまいますよね。
私も「課題の分離」でずいぶん気持ちの整理が出来ました。
いやな感情が湧いてきても、「そうだ、こんないやな気持になる必要はないんだ」と思えます。
もう、自分を見失っていますね。そして、人の言うことが聞けなくなっていますね。
やはり、病院の先生に聞いてもらうしかないでしょうね。その先生がアドラーを学んでいればいいですが・・・