つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

フラッシュバック~津幡小学校に通っていた頃。

2011年12月20日 21時45分02秒 | 日記
きのう、突然、ビッグニュースが飛び込んできた。
朝鮮民主主義人民共和国の国家主席急逝の報である。
2011年12月17日 午前8時30分、現地視察へ向かう列車の中で心筋梗塞になり、
応急処置の甲斐なく黄泉の国へ旅立ったという。
69年の生涯だった。
東アジアの軍事・政治・経済・パワーバランスに影響を与える「事件」。
日本は無関心ではいられない。
あらゆるメディアで何度も取り上げられ、盛んに意見が交わされている。

それらを目にし耳にしながら、
僕が妙に感じるのは、故人に関する「謎」の多さだ。
『出生地・出生年についての諸説』
『トップに立つまでの権力闘争と一族の確執』
『芸術、スポーツ、軍事などオールマイティな天才伝説』
『日本人拉致の真実』
どれもがハッキリしない。
この曖昧模糊とした感覚は、
冷戦期の「東側」に対して抱いていたイメージに重なる。
それは「今日の一枚」…鏡の中に写る失われた風景が健在だった当時、
僕が小学生だった頃の記憶だ。

アイゼンハワー。
ニクソン。
JFケネディ。
ジミー・カーター。
ロナルド・レーガン。
フルシチョフ。
ブレジネフ。
アンドロポフ。
チェルネンコ。
ゴルバチョフ。
毛沢東。
周恩来。
華国鋒。
小平。
金日成。
アルセーヌ・ルパン三世。
デューク東郷。
ジェームズ・ボンド。

英雄達が活躍した時代だったのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする