つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町に2つの予兆。

2011年12月23日 08時53分17秒 | 日記
つい今しがた、久しぶりの散歩に出た。
ここ2週間近く、鉛色の空からは引っ切り無しに雨や霙が落ち、
なかなか機会に恵まれなかったのだが、ようやく訪れた晴れ間。
「冒頭の一枚」に写る、薄い雪のベールに覆われた道を、
「りくすけ」と共に進む。寒いながらも楽しい漫ろ歩きである。

ところが、歩き始めて10分余り。
明るい空から数枚の小さな花びらのような雪が舞い降りたかと思うと、
忽ち粒の大きな牡丹雪が降ってきて、辺りの景色は一変した。

 

目線を下げて足早に帰宅する途上、
きのう聞いた気象庁の予報を思い出す。
23日~24日にかけて北日本を中心に風が強まり、
日本海側など広い範囲でまとまった雪が降る大荒れの天気になるらしい…。
また、輪島上空には今年一番の寒気が居座っているとのアナウンスもあった。
いわゆる「クリスマス寒波」である。
確かに、明日はクリスマスイブ、明後日はクリスマス。
言い得て妙なネーミングだなと感心しつつ、ふと横を見ると、
そこには早くも「初春のイメージ」が…。

 

加賀藩・前田家の家紋「剣鉢梅」を模った和菓子「福梅」のポスター。
これから冬本番なのだが、その先に待つ春を感じ、
ほんの束の間、寒さを忘れた。
コメント
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