怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

おいしくなる義母クッキー

2017年01月26日 | カテゴリー分けするのに飽き
先日届いた義母クッキーは、一人で食べるにはかなり量がある。
彼女がこれらを焼いたのは12月だ。古くなりすぎないうちに、誰かにほとんどを分けてあげよう、と思い、日本在住友人たちの誰が義母クッキーを喜んでくれるか思案した。

去年のクリスマスクッキー作りには、結局私は全く参加しなかったな。
いつも同じだけれど、念のために味見をしてみようと思った。
 
日本に送られてここで見ると、ただでさえ大雑把な義母のクッキーの見た目がますますテキトーに見える。
包装も乱雑だったなぁ。きちんと袋の口が止まっていないものもあった。

ところが、だ。
これらのクッキーが非常に美味しいんだ。
義母と焼きながらいやいや食べているときはぜんぜん旨いと感じなかった。
甘みも抑え目だ。
一般的に日本以外の国のお菓子は甘みが強いものだ。
実家で、市販のお菓子を食べていたら、義母クッキーが甘くないと感じたのは不思議だ。

そういうわけで、もしかして、義母クッキーは日本で売れるのではないか。
本物ドイツ製クッキーだぞ。うほほ!
見た目が悪すぎるのが難点だ。ドイツのほかの知人友人たちはもっと丁寧にきれいに飾りつけるクッキーを作っているものね。

商売にするにはあれこれ面倒なので、実現しないだろう。
誰かにこのクッキーを分けよう、という考えは消滅した。
自分で食べきることができる美味しさだもの。