★カワサキの数ある名車の中で、断然そのトップに君臨する車がZ1であることは、誰も異論をさしはさまないだろう。
その名車Z1が発売されて、今年は40周年を迎える。
既に7月にはドイツで、40周年を記念したイベントが開催されて、日本から北澤秀一さんが参加されたりした。
9月8日には、40年前Z1の開発や発売に関係したOB たちがReunion という日本流に言えばOB会のような催しが開催される。
KMCに造られたMuseumにはZ1は勿論展示されているし、当時の記録が今回新たに纏められて寄贈されるようである。
メーカーの人たちや、かっての担当OBもさることながら、末端の熱烈なZファンの行動や発想は、とても普通ではないのである。
Z1命 と言うような人たちがいっぱいいるような気がする。
ドイツ人のMicky Hesse さんなどこんな本を出版されたりしている。
そんな中で、私の周りにいる3人の方たちが、40周年を記念して、
今回『KAWASAKI Z1 FAN CLUB 』を NPO The Good Times の基本システムを利用して立ち上げられたのである。
清水久美樹さんを中心に、北澤秀一さん、それに登山道夫さんを加えた3人の方である。
★7月1日に、これもZを触らせたら神様のような存在である
北見紀生さんに会いに行くと言ったら、自然にZのファンたちが集まってきたのである。
その中に、清水さんも、北澤さんもいた。
その後、私の直ぐ近くにいるこれまた『Zオタク』と自称する熱烈なZファンの登山道夫さんは、
KAWASAKI Z1 FAN CLUB を立ちあげるに際して、その本拠となる店舗まで借り上げてしまったのである。
契約期間は9月1日からで、まだサラダ館のままだが、今後どんな形に生まれ変わるのか?
この店舗で普通みんなが考えるような、『モノを売ったり』はしないのである。
Zやバイクに関する展示がされるのは間違いないのだが、
全世界に展開する『情報発信拠点』と登山さんは自信満々なのである。
『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しくいい時を過ごそう』というコンセプトのNPO The Good Times がベースの展開だが、別にカワサキZ1だけに限らずもっと柔軟な発想での展開になるだろう。
場所は、兵庫県三木市の 『緑が丘』である。
『三木を世界のへそに!』 ということも、また目標の一つなのである。
全体の構想は、NPO The Good Times の綜合システムの中で展開することだけは既に決まっていて、
こんな会員カードを今制作中で、今月中に完成する。
カワサキのカラ―『グリーン』を基調にデザインした。
そして、本拠となる店舗は、三木市『緑が丘』の1等地である。
来年、やろうと計画しているKAWASAKI Z1 FAN CLUB の発会イベントは、『グリーンピア三木』でやることだけは決めている。
★そんな過程で進行中のFAN CLUB 構想だが、、先週末の土曜日の夕方、
Facebook の中に、KAWASAKI Z1 FAN CLUB ページを立ちあげたのである。
登山さん、FBページを立ちあげるのは初めてで、『おっかなびっくり』 でやっと立ち上げたのだが、立ち上げた途端に4人の『いいね』が入ってビックリした。
ところがである。
そんなことで驚いている暇もなかった。
普通は『30人のいいね』を集めるのに、みんな四苦八苦するのである。1年経っても30人集まらないページはいっぱいある。
だから、FBでは『30人のいいね』が集まったら『一人前』と認めて特別に短いURLが使えるようになるのである。
『30人のいいね』は、その日のうちに、1日経ったら『いいね』の数は100を悠に超してしまったのである。
さらに驚いたのは、『いいね』をくれた人は、日本人よりも『世界の人、ヨーロッパやアメリカの人』が多くなるようなそんな勢いなのである。
今現在の、KAWASAKI Z1 FAN CLUB ページは、こんな状況である。 普通なら1年経った後のようでとても3日目とは思えない。
数だけではなくて、その質も素晴らしい。
このZ1、 アメリカのKMC のMuseum に飾られているZ1なのである。登山道夫さんの写真である。
Museum が出来たというニュースをさる確かな筋から聞きつけて、今年の春わざわざアメリカまで出向いて撮ってきた写真なのである。
こちらはもう40年以上も前の、Z1のアメリカのテスト記事である。
Robin Osterさんというユーザーの方が流してくれた。
この2枚は、ヨーロッパのユーザーの方からの投稿である。
たった1日で、こんな貴重な写真などが集まったし、投稿記事はいっぱいなのである。
★このKAWASAKI Z1 FAN CLUB というプロジェクトは、当初から『世界展開』をベースにしていて、会員カードの裏面の説明は英文のみである。
世界展開になることは、予想通りだが、1日目の展開は想定外のレベルで推移している。
今後の対策をもう一度具体的に検討し直す必要がありそうである。
末端のユーザーたちのZに懸ける想いは、メーカー育ちの私などではとてもついていけないレベルなのである。
KAWASAKI Z1 FAN CLUB は、近い将来『ソフト会社や広報会社』のような法人化を登山さんはめざしておられるようである。
Zに懸けるそんな想いは、今に始まったことではない。
このZ1. カワサキの明石工場の記念車館に飾られているZ1 なのだが、
このZ1に関して、『あるZ1の物語』が書かれている。
もう何年も前の話だが、 登山道夫さんが書かれた物語なのである。
是非、ご一読願いたい。 こんなに純粋にZを想っている人たちが世界にはいっぱいいる。
そんな人たちの想いを繋いで、
若い人たちに、カワサキだけには拘らずに、『二輪の世界の楽しさを』伝えていきたいと思っているのである。
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