★ 2月には私のコドモの頃にはなかったような風習が二つある。
一つは「バレンタインデーのチョコレート」ともう一つは「節分の恵方巻」
どちらも旧い歴史があるようだが、
私がそれを意識するようになったのは極く最近のような気もする。
「恵方巻」も食ったし、昨日は家内から「バレンタインのチョコ」を頂いた。
バレンタインデーが盛んになったのは昭和30年代後半で、
昭和40年代には、女性が男性にチョコレートを贈るという、
現在の日本型バレンタインデーの様式も定着し始めたというのだが、
私の現役時代は、女性からチョコを貰ったような経験はなかったように思う。
少なくともチョコを貰いだしたのは家内からで、そも数年前からだと思う。
そんなチョコもいろいろあって、
こんなに高価なものもあるとは驚きである。
★節分に食うという「恵方巻」の由来・ルーツは?
これもいろいろあるらしい。
節分に恵方巻を食べるという風習、恵方巻の起源・発祥にはさまざまな説があり、どの説が正しいのかはっきりとしたことは解っていないとか。
その諸説には結構旧い歴史があって、
●戦国時代・江戸時代の歴史が背景とする説
●江戸時代中期、節分の時期に香の物入りの巻き寿司を食べて縁起を担いだ
●「花街の遊びが恵方巻の起源」とするもの
●江戸時代後期から明治時代初期にかけて、商売繁盛・無病息災・家内円満などを願って食べられるようになったのが恵方巻の起源
などとあるのだが、少なくとも恵方巻を食いだしたのは、極く最近のような気もする。
「恵方巻を誰が流行らせ、広めたのか」主要な二つの説とは
●寿司、海苔業界が普及させた説
●セブンイレブンがしかけた説は、「恵方巻」という名前をつけ販売をスタートし、1998年には全国展開を開始した。
というからその歴史はそんなに旧くはない。
★ いずれにしても私にとってはそう旧い話ではないのだが、
今後は、生きてる限り「バレンタインデーのチョコ」も「恵方巻」も、
2月になるとやってくる「いい出来事」のような気がする。