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雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

2月も残りわずか、86歳がもうすぐスタートする

2019-02-20 06:28:36 | 私の生き方、考え方&意見

★2月ももう20日になった。

 残り10日もない。 毎年のことだが、この時期何となく特別の10日間のような気がする。

 3月に入ると、すぐ誕生日がやってきて『年を一つ取る』ことになる。

 85歳も残り10日ほどなのである。

 自分でも、不思議に思うほど『よく生きてきた』と思っている。

 一応は元気にしていて、来るべき86歳はどんな1年になるのだろう?

 

★ 86歳からはまさに『人生の最終段階』だと思うのだが、年齢の割には、不思議なほど『予定が入る』ので、それに対応していると、また次の予定に繋がったりするのである。 

あまり忙しいのも困るが、適当にすることがあるのはイイ。

3月には、昨年旭日小綬章二輪業界で初めて受賞された『吉田純一』さんの記念祝賀会が大阪であって、この記念式典にもカワサキの仲間たちは多数出席するのだと思うが、

 

  

 

4月には『吉田純ちゃん』のかっての上司平井稔男さんが、それこそカワサキのメンバーを集めての独特の祝賀会をやろうとしているのである。

二輪業界で初めてという素晴らしい綬章を受けられるような業界の重鎮である『吉田純一』さんなのだが、一方では50年前の若い頃そのままに仲間とのお付き合いができる処が『純ちゃんの一番の良さ』だと思っている。

 

★5月には、これも結構大きなイベントだが、群馬県の安中市である『自動2輪交友会』のイベントに、NPO The Good Times も色濃く関わるように主催者の金井紫朗さんから頼まれているのだが、

 

        

 

   このイベント検討に集まったメンバーだが、カワサキのメンバー5人の中では、純ちゃんと柏原久くんが、一番の若手なのである。

このイベントにも吉田純一さんが主宰されている日本二輪文化協会が、色濃く関わってくれることになるのだろう。

 

         

 

  吉田純一さんが主宰されている『一般社団法人・日本二輪文化協会』 http://www.amac.or.jp/ はこんな団体で、

 

     

 

その目標に掲げておられる『オートバイ文化の推進と確立』にも、こんなイベントが 少しでもお役に立てればと思っているのである。

 

★86歳の出足の3ヶ月は、こんな具体的な予定もあるのだが、

 個人的には、今まで経験したことのない業界団体への『随想執筆』というのが、突如飛び込んできているのである。

 『公益財団法人高速道路調査会』という昭和32年(1957)設立というから私が川崎航空機に入社した年にスタートした長い歴史のある団体が『高速道路と自動車』という昭和33年に創刊され、今年2月号で730号になるという冊子への投稿依頼なのである。

 

          

 

この会のメンバーも、毎月の冊子への投稿者を見ても、大学教授や道路行政の専門家など錚々たる方々ばかりなのである。

高速道路』がメインテーマだから高速道路建設関係や自動車業界なども関係はあるようだが、『二輪業界の名前』は出ていないし、ひょっとしたら二輪業界としては初めての接触になるのかも知れない。

 依頼を受けたのは、『二輪文化を伝える会』の松島裕さんを通じてのものだが、松島さんがご存じなのかと思ったが、そうでもないので、直接『高速道路調査会』に『なぜ私に』と聞いてみたら、

今回執筆をお願いしたのは、『二輪文化を伝える会 https://2rin-tsutaeru.net/ の日本のモーターサイクルの歴史を創ってきた「人」を主役に世代や地域など様々な枠を超えた活動や、NPO The Good Times  http://www.thegoodtimes.jp/ のウエブサイトで、『私の経歴を見て』随筆をということになったと仰るのである。

 松島さんなどと共にNPO The Good Times の活動として、主としてネットを中心に10年間地道に活動してきたが、何とか他業界というか『一般社会』の中で『二輪』が認められたような気がして嬉しいのである。

 高速道路と言えば『二輪車での二人乗り』などはメーカーの努力というよりは『吉田純一さんの努力』で実現したのである。

世界での日本の二輪車の地位は結構高いのだが、肝心の日本では、どうも片隅に追いやられてしまっているのだが、何とか世の中に『まともな二輪文化』を認めて貰える活動をと思っているのである。

 

 この原稿は、3月中に仕上げねばならぬのだが、『どのようなテーマで、何を訴えるべきなのか?』発行部数は2000部、一般販売もなさってはいるが、主として関係筋や学校で、『二輪車』とは遠い世界なのである。

 そんな方たちの何人がお読み頂けるのかはよく解らぬが、何とか『二輪車の世界』がアタマの片隅にでも残るようなものになればいいなと思っているのである。

 

★そんなことで2月も残り少ないし、私の85歳も残り少ないのだが、新しくスタートする『私の86歳』は、なかなか高次元な活動で、『その幕』を開けようとしているのである。

 果たして、いいスタートダッシュが切れるだろうか?

 今のところ、体力年齢だけは50代が保てているので、大丈夫なのである。

 

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西神医療センターに行ってきた 雑感

2019-01-30 06:22:37 | 私の生き方、考え方&意見

★昨日は西神医療センターに行ってきた。

 特にどうということはないのだが、首の後ろにあざというか、皮膚がカサカサした丸いものが出来ていて、首の後ろなので自分では見ることが困難なのである。痛くもかゆくもないのだが、昨秋皮膚科に水虫の治療に行った時に、最初の病院では、それを観るなり「これは治りませんね」と言われたのである。 

それで別に気にはしていなかったのだが、昨年の9月のことだが、ほかの病院に行く機会があって、そこの先生に観て貰ったときに『これは治りませんね』と言われたと言ったら、治るかも知れないと『ぬり薬と飲み薬』を出して頂いて飲んでみたのだが、やはり治らないのである。

水虫の薬も切れたので、先週その皮膚科に行ったら先生が『ちょっと大きい病院で診て貰ったら』と紹介状を書いて頂いたので、西神の医療センターに行ってきたのである。

 時間はいっぱいあるので、どんな用件でも『予定』が入るほうがいいような気がする、そんな生活なのである。

 

★西神に行くのも久しぶりだし、西神医療センターにはずっと昔行ったことはあるのだが、新しく初診窓口からスタートしたのである。

西神医療センターは、西神の中心街にあるこんな病院である。

 

  

 

 久しぶりだったし、診療カードも見つからなかったので、『初診です』と受付で言ったら、ちょっと調べて『以前に来られてますね』と仰るのである。

最近のネットはなんでも記録が残っている。

 

 

 

改めて『新しい診療カードを再発行しましょう』と言われて、保険証をお渡ししたのだが、『錬太郎の錬の字がムツカシイくて』その漢字がないので『レン』とカタカナでいいですか?と仰るのである。

 いろんな病院の診察券を持っているが、こんなことを言われたのは初めてなのである。

 改めて保険証の名前をよく見ると『錬の字』が戸籍通りの旧い字になっているのである。

 私の『錬太郎』は自分でも面倒なので金へんに東と書くのだが、戸籍の『錬』は東が『てんてん』なのである。

 

   

 

診察券の名前の『レン』がカタカナでもそんなに問題ないので、『いいですよ』と言ったのだが、こんなこと言われたのは初めてで、以前持ってた西神医療センターの診察券も多分、金へんに東の『』だったはずである。

 こんな細かいことに『なぜ、拘るのかな?』と不思議に思ったのである。

 たかが診察券だが、保険証の字と違っていてはダメで、『正確を期す』のだろうか?

 

 ★大きな病院は、混むかなと思って9時からなのだが10分前には病院に着いたのだが、既に『受付』はやっていた。

 そのあと『皮膚科』に行ったら、9時15分には呼ばれたのである。そして丁寧な先生の診察を受けて、2月4日に予約を取って「皮膚をとって」それを「検査する」と仰るのである。

ただそれだけのことなのに、同意書などの仰々しい書類にサインして、それを2月4日に持ってもう一度と仰るのである。

 最近は、何か細かいことに拘り過ぎると思うが、大きな病院でもいろんなことが起こって裁判などになったりするので『慎重すぎる』対応になってしまうのだろう。患者の側もすぐ文句を言ったり裁判にしたりするので、対応がどんどん細かくなってしまうのである。

診察が終わって、そのあと別の場所で『血液採取』をしてお帰り下さいというのである。

 

 

 

血液採取が、9時40分だったから、大病院でも結構早かったのである。

機能別に流れ作業になっていて、工場のような感じである。

最後の支払いも、すべてこんな器械で自動なのである。

 

  

 

 完全自働かと思ったら、そこには案内係の女性が二人もいて、いろんなお世話をしているのだが、こんなのはやり過ぎだなと思った。

 そういえば、皮膚科の窓口だけで8人もの女性がいたのである。

 これは、『みんな医療費にはね返っている』のである。 今回の支払いは1800円だった。1割負担だから18000円なのである。

 

★日本の社会も、ホントに『自己責任』という感覚がなくて、『もし何かあったら』と自分を守ってしまうので、どんどん『無駄なお金』が掛かってしまうような気がする。

 出かける前に『そんなの大丈夫よ』と家内に言われたが、それが正解かも知れないのである。

そういう意味では、一番最初に診て頂いた先生が、ちょっと見ただけで『これは治りませんね』と仰ったのが正解なのだろう。ホントにぶっきらぼうに言われたのだが、『放っておいても大丈夫』ということなのだろう。

 『痛くもかゆくもない』のだから、医者に紹介状など書かれても、自分の判断で西神医療センターなどには行かなかったらよかったのかも知れないのである。

 政治の世界など見ていても、マスコミなども、みんな大したことがないことを『大変だ、大変だ』とあおって『他人に責任を押し付ける』態度は、ホントにいい加減にしなければと思うのである。

 いま、読んでいる「ファクトフルネス」はそんな真実を見る目がなくて、世の中のトップレベルの人たちの知識や、判断が間違っていると言っているのである。そいう言う意味では「世界的な傾向」かも知れない。

 いろんなことを考えたのである。

 

 

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年齢や経験など関係ない できる奴は若くても出来る

2019-01-25 06:35:17 | 私の生き方、考え方&意見

 ★ 最近は、朝のうちはジムなどに行って結構忙しいのだが、午後からは時間がいっぱいあって、いろんなことを考えたり、ネットを観たりしているのだが、時間が余れば『パンダ碁』を打てば幾らでも『時間は消費』できるので、退屈したり、持て余したりすることは全くないのである。

ファクトフルネス』などという孫が勧めてくれた本なども読んでみて、これはコレで結構、オモシロかったのでいつかまた感想を纏めてみたいのだが、ごく最近の感想としては、『日本国紀』にも『ファクトフルネス』にも人の平均寿命のことがいろいろと書かれていて、日本は世界でまさにトップクラスの平均寿命を誇っていて、私など今年は86歳になるのだが、昔の人たちの寿命は短かくて、30歳で亡くなってしまった人たちも多いのである。

そんななかで、『人間は年と共に進歩するのだろうか?』というのが、今思っている感想なのである。

結論から言うと、『若くても、偉い奴は偉いし、年と共にそれが進歩するようなことはない』のではないかな? と思っているのである。

私自身を振り返ってみても、学生時代や30代に取り組んだことでも『大きな立派なこと』も沢山あったし、年齢を重ねて進歩したとも思えないのである。

 日本の社会のシステムが、まさに『年功序列』で、年を取らなければ『偉くさせないシステム』になっていて、若い人たちに『大きな仕事をさせない』ような仕組みにしてしまっているように思えてならないのである。

 

★スポーツの世界がそうであるように、ビジネスや政治の世界でも、『ホントは若い奴のほう』が『年寄りよりも鋭い』し、『発想もいい』し『いい仕事ができるのでは』と思ったりしているのである。

 なぜ、突然そんなことを、というのは、ごく最近孫・古谷仁がこんな『ツイート』を発信したのだが、はっきり言ってすぐには理解できなかったので、ネットでチェックしまくったのである。

 

   

 

 この『ツイッター』をご覧になって、すんなり理解できる年配者がどのくらいおられるのか?

 『若者フレーバー』も『ポストカマコンバレーコミユニテイー』も『PoliPoli』もよく解らなかったし、ネットで探しまくって何となく解ったのだが、Polipoliなど、無茶苦茶若いのに、博報堂や神奈川県庁などが放っておけないほどの存在感なのである。

ポストカマコンバレーコミユニテイー』とは、どうやら 古谷仁そのもののことを言っているようだし、

 

Polipoli』 は、こんなことらしい。

 

  

 

 代表者はこんなに若いし、役員も学生さんなのである。

 

   

 
 
    
 
 
 
 こんな polipoli を放っておけないのか
 
 『博報堂、ブロックチェーンスタートアップ企業のPoliPoliとトークンコミュニティ企画・インセンティブ設計領域で業務提携
 
 と業務提携したようだし、神奈川県とも連携しているようである。
 
 
    
 
  
 
知事さんと会うのに、こんな服装だが、服装には似合わず、そのMisson は『テクノロジーで国家システムを再構築する』と壮大なのである。
 
 
     
 
 
 
★果たして、成功するのかどうかは今からだが、日本の社会もやっと、自由に競争できる時代になったのかな? と思っている。
 
 能力があっても、大企業や官庁の旧い仕組みの中で、能力が発揮できない時代が、ずっと続いてたのだが、やっと何とかなる時代の幕開けかも知れない。
 
 ただ、私たちが生きてきた『カワサキの二輪事業』はかっては若い人たちが思う存分力を発揮できたのだが、それは会社にとって全く新しい事業であったからで、今は普通の大企業に戻ってしまった感がある。
 
 
こんな若者たち、孫も含めて、鎌倉で頑張って欲しいと思っている。
 
カマコンバレー』 は、勿論『シリコンバレー』をモジッテいるのである。
 
 
 年齢や経験など、大したことではない、『できる奴は若くても十分通用するのだ』と思っている。
 
 

読書 「ファクトフルネス」  雑感

2019-01-18 06:50:36 | 私の生き方、考え方&意見

★最近の若い人たちは『本を読まない』そうである。

 『若い人が本を読まない』と検索すると、こんなページが現われた。

 

     

 

   こんなグラフも出てきた。

 

     

 

 実は、私もあまり『本は読まない』ほうだと言った方がいい。

 なぜ? と言われても困るが、本を読んでみても殆どの本で『がっかりする』ことの方が多いからである。

 なかなか『いい本』に巡り合えることの方が少ないので、そうなってしまうのである。

 本は読まないのだが、1日の中で活字を読む時間は結構あるほうだと言っていい。

 ニュースも殆どネットで読むし、『検索』する機会は『結構多い』と思うし、興味のあるモノについては「ちゃんと読む」習慣は付いていて、本を読むよりはそのほうが『効率がいい』し、『自分で納得できるまで検索を続ける』ほうがいろんな意見が解ってオモシロいと思ってしまうのである。

 

★ただ、若い頃から、文章というか自分の意見は殆ど『活字にして残している』 現役時代の『方針』というか『基本的な考え方』は全部と言っていいほど『活字にしている』のである。 

そういう意味では、文章を書いた量は、ひょっとしたら『小説家よりは多い』かも知れない。一体、小説家というのは一生で、どのくらいの文章を書くのだろう?私は20歳から日記も書いているし、現役時代の文章も多いし、引退してからも毎日結構長いブログを書いているので、最近でも1日に、5000字以上は書いているというか、発信しているのである。

なぜ、突然こんな話題か? というと私には4人の孫がいるのだが、そのうち3人はアメリカ育ちで、下の二人は、特に一番下の末弟などは『日本語を読むのが苦痛』なようで、英語が日常語だから、日本語で本を読む機会など少ないと思うのである。

 私は本は『読まない』のだが、家内も息子も娘も『本が好き』で、そのDNAは間違いなく孫にも伝わっているのだと思う。本の話題になった時は、とても私などは「ついて行けない」レベルなのである。

そんななかで、孫の長男二人は、私と違って『多分、本はいっぱい読む』のではないかと思っている。

 二人とも『ちょっと変わっている』と言った方がいい。

 

         

 

★特に息子の方の『古谷仁』は、『小説家になりたい』などともいうし、昨年の今頃は本の出版などに取り組んでいたのである。

 最近はツイッターなどでの発信も多いのだが、彼の書く文章は独特で、ヨコ文字も多いので『ついて行くのが大変』なのだが、ごく最近こんなツイッターをアップしていた。

ピーター・テイールのいう「曖昧な悲観主義」からの脱却の鍵「ファクトフルネス」かな

と「ファクトフルネス」という本のことをツイッターにアップしていて、孫の古谷仁推薦なので『読んでみるか』と思ったのである。

 

  

 

日本人がまず真っ先に読むべきだ』とあったので、発売前から申し込んで、今最初の数ページを読みだしたところなのである。

世の政治家や学者などの知識人など、貧困・教育・環境・エネルギー・人口問題などについて『賢い人ほど世界の真実を知らない』と本の帯に書かれていて、13の質問の正解率が33%を下回っていて『チンパンジー以下』だと言われてしまっているのである。

本の冒頭にある13問の質問はこんな質問なのである。 皆さんはお解りになりますか?

 

 ● 現在低所得国に暮らす女子の何割が初等教育を修了するでしょう?  A 20%  B 40% C60%

 ● 世界で最も多くの人が住んでいるのはどこ? A 低所得国  B 中所得国 C 高所得国

 ● 世界の平均寿命は  A 50歳  B 60歳  C 70歳 

 ● 世界中の1歳児で予防注射を受けてる人は   A 20%  B 50%  C 80%

 ● 幾らかでも電気が使える人たちは   A 20%  B 50%  C 80%

 ● 1996年にトラとジャイアントパンダとクロサイは絶滅危惧種に指定されたが、当時よりも絶滅の危機に瀕している動物は幾つか

    A  2つ   B 1つ  C ゼロ

 

最初に作者が言っているのは、世界のトップレベルにいる人たちが『みんな間違った常識しか持っていない』テストの結果になっていると言うのである。

これは要するに、世の中の進歩は非常に速くて、『昔の本』などで身についた旧い知識が邪魔をしていて、『新しい知識』を導入しないと間違ってしまうようである。その結果が『賢い人ほど世界の真実を知らない』ことになってしまっているというのである。

 本の冒頭に、世界の状況を表すこんなグラフが載っていた。

 

       

 

 この『健康・金持ち・貧乏・不健康』『寿命・所得』のグラフを一番最初のページだったので、ちょっと見ただけだが、私自身はこの13問中11問に正解出来たので、正解率85%と『めちゃ優秀』だったのである。

 別に威張る訳ではないが、そういう意味では『カン』だけはイイと思っている。

 兎に角、読み始めたところだが、なかなかオモシロそうなのである。

 この本を紹介してくれた古谷 仁は果たして読んでいるのだろうか?  

 ツイッターに出た時点では発売前だったのだが、我が家には発売と同時に本が来たので、結構早く読みだしているのである。

 

★ 孫がツイッターで言っている『ピーター・テイールのいう「曖昧な悲観主義」からの脱却の鍵「ファクトフルネス」かな』がどうしても気になって調べてみたら、こんな説明文があった。

 2年前に全世界でベストセラーになった『ZERO to ONE』あのペイパルを創業した著者のピーター・ティールはその中で、人間には4つのタイプがいると言っていて、それは『明確な楽観主義、・曖昧な楽観主義・明確な悲観主義曖昧な悲観主義』だというのだが、その曖昧な悲観主義』という人間のタイプからの脱却の鍵が『ファクトフルネス』だと言っているようだが、どんどん解らなくなってしまうので、まずこの本を読んでみようと思っている。

 本はちょっと読んだだけだが、なかなか解り易くて、『めちゃオモシロそう』なのである。

 読んでしまったら、また読後の感想でもアップしてみようかと思っている。



 

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百田尚樹の日本国紀 を読んで

2019-01-17 06:16:56 | 私の生き方、考え方&意見

 ★百田尚樹について、よく知っている訳ではない。

 テレビで話を聞いたことはあるとは思うが、確りとは覚えていない。

 今回、『百田尚樹の日本国紀』を読もうと思ったのは、この本を読む前に書いたブログに、このように書いている。

百田尚樹の日本国紀』が話題で、その評価が分かれているようだが、私自身は日本の歴史を通期で読んだことは一度もないので、この機会に読んでみたいと思っただけなのである。いろんな書評があるようだが、書かれていることが全部違っているというようなことはまずないので、日本の約3000年がどんな感じかということが解ればいいのである。それが合っているのか、違っているのかなどの細部は『歴史研究家』に任せばいいと思っている。

 

     

 

 

★昨日、一応読み終わったので、素直な読後の感想を纏めてみたい。

 ●『一言で言うと面白かった』もう一度じっくりと読み直してみたいと思っている。読んでよかったと思っている。

 ● 500ページに及ぶ長編だが、江戸時代から明治・大正・昭和・平成の約400年で半分が占められているのが、よかった。

 ● 旧い時代よりは、江戸以降の資料の多い時代を詳しく知りたかったし、私にとっては『新しく知ること』が多かったのである。

 ● 昭和の支那事変以降は、私自身が生きてきたし、特に戦前・戦後の記述は共感するところが多かった。

 ● マッカーサーのGHQが、日本を変えてしまったのは事実だが、『私自身は殆ど変わらずに生きれたな』と改めて思った。

 ● それは私自身、中学3年以降、学校の勉強を殆どしなかったので、結果的に『新教育』に全く影響されなかったのである。

 ● 百田尚樹さんは、戦後の生まれなのに、なぜこのような『愛国の志士』のように育ったのか?

 ● 同志社を中退したのは、当時の学生運動には合わなかったのかな? 百田尚樹は本名だと聞いてびっくりした。

 

★ざっと『こんな感想』だが、この本ほどいろいろな人が論評しているのも珍しい。

当然のことだが、『賛否両論』があるが、百田尚樹さんは小説家ではあるが、歴史家ではないので、歴史家の観点でこの本を論評するのは間違っているように思う。

田原総一朗さんがこんな風に評している。

彼は、史料もかなりよく読み込み、非常によく勉強している。そして何よりも、彼は「左」でも「右」でもない。ただただ、日本を愛し、日本の未来を真剣に考えている。その1点で、僕は深く共感することができたのだ。自分の考えを率直にいうと、左からも右からも批判を受ける。百田さんも僕も「考え方が違う」という印象から対談に入った。だが、意外にも共通する考え方、同じくする思いが実に多かった。』

 私も『よく勉強している』とは思った。何も調べないとここまでは書けないのである。『Wikipedia の丸写し』などという意見もあるが、例えそうだとしても、歴史を新しく創ることはできないので、このネットの時代にはそれもあってもいいと思う。ネットの時代だから私でも上記の田原総一朗さんの意見も紹介できるのだが、少なくとも『それを見つける努力』は必要なのである。

こんな意見もあった。

 ●『古代から平成までの日本史について記され、幕末以降に半分以上を割くなど近現代史を手厚く紹介している。あまり知られていない歴史上の人物などを紹介するコラムもある。百田氏は冒頭の「序にかえて」で「日本ほど素晴らしい歴史を持っている国はありません」と書き、「世界的に見て画期的」などと日本の先進性をたたえる記述が随所にある。』

 ●『日本国紀』を要約し、筆者の主張をまとめると、「日本は、すばらしい国で、素晴らしい人たちが活躍してきた歴史がある。しかし、GHQの占領政策、戦後の教育によってその歴史がゆがめられた」ということになりそうです。歴史の出来事をアナロジーとして日本の素晴らしさ、日本人の素晴らしさを説明していく、という筆者の思いが込められていて、この点は「叙事詩」的な部分なのでしょう。

 

★ 私は素直に『いい本』だと思ったし、間違いなくもう一度読み直すと思う。

 改めて「日本人の優秀さ」を見直したし、『日本はいい国』だと思った。

 そんな長い歴史を持つ日本だが、昔はいろいろと争いもあったので、こんな平和な時代が70年も続く現代は素晴らしいと思う。もう一つ、現代の日本の素晴らしさは、平均寿命が世界一だということである。そんな日本も昔はこんなに早死にの方が多かったとは、はじめて知ったわけでもないが、改めてそれを認識した。祖父も伯父も父も50代で亡くなったのに、86歳になろうとしているのが不思議である。

 

この平和な時代を創っているのは、GHQの創った憲法なのか? 戦後のあの素晴らしい復旧は新しい教育があったからなのか?

それとも、戦後の復旧を支えたのは、戦前の『旧い教育』を受けた素晴らしい人たちだったのか?

そのあたりのことを、この本を読んで、1人1人が考えてみて欲しいと思うのである。

 

 

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昭和・平成を85年間生きて の感想

2019-01-02 08:43:43 | 私の生き方、考え方&意見

★今年で平成の30年が終わる。

 昭和8年(1933)3月に生をうけて、平成30年(2018)年までの85年間、昭和と平成の時代を生きてきた。

 そんな私の85年間の人生に於いて、平成の30年間は私の人生の集大成として『光輝く30年間』であったと思う。そのうちの1999年までの11年間は、現役最後の期間で、それなりの成果もあげたのだが、それ以降の平成の19年間がひょっとしたら『最高の人生』が送れたのではないかと、勝手にそう思っているのである。

 その輝かしい平成の時代も今年で幕を閉じて『新しい時代が始まる』のだが、今年から始まる『新しい年代』はどのようなことになるのだろうか?

 この85年間を、粗っぽく振り返ってみたいと思う。一言で言って『変化に富んだオモシロい人生』であった。若し、もう一度生まれ変わったとしても、全く『同じ人生でいい』と、思ったりしているのである。

 そういう意味では「夢がなくて」「現実的なのかも知れない」 然し思ったことは『実現しない』と気に食わないので、殆どの自分の夢が実現したから、満足しているのかも知れない。

 

★ こどもの頃 昭和8年~昭和20年 (1歳~13歳)   1933~1945

兵庫県明石で生まれて、すぐ朝鮮・太田と京城(今のソウル)で終戦の年まで育っている。昭和20年8月15日は中学1年生であった。

昭和8年から日本は戦争を始めている。

支那事変から大東亜戦争という戦争の時代だったのに、不思議なほど平穏無事に暮らせたのである。小学校の3年生ぐらいまでは、夏・冬休みに明石に帰省していたので、当時は内地と言っていたが、戦前の日本も解っているのである。

当時のソウル・京城は、そんな内地に比べても、街も立派だったし、生活水準も一般に高かったのでは思っている。

       

戦時中ではあったが、空襲も疎開もなかったし、小学校(国民学校)の教育水準は非常に高くて、私自身も勉学も運動にも励んだので、卒業時には京城府伊賞(知事賞)などを頂いたりしたのである。

 

★ 中学校から大学卒業まで 昭和20年~昭和32年(14歳~26歳)  1945~1957

 終戦の年の12月8日に、日本にそれこそ身一つ、1人1000円だけを持って、生まれ故郷の明石に引き揚げてきたのだが、まさに生活が一変するとはこんなことを言うのだろう。引き揚げ先は明石の上ノ丸は爆撃で焼失してしまっていたので、疎開先だった伊川谷の借り家だったのだが、翌年もう一度神戸一中の1年に再入学して、伊川谷から明石駅まで歩き、灘から地獄坂を登っての中学校生活だった。今思うとよく通えたものだと思うのである。

 『戦後』というのは今の方に言っても、なかなかご理解願えないと思う。食糧難もさることながら、中学2年の時天皇陛下の関西行幸があったのだが、お泊りになるホテルが神戸になくて、神戸一中の教室を急遽改造してそこにお泊りになったのである。そんなこともあって私のクラスは『天覧授業』を受けたりしたのである。

 旧制中学の最終学年の3年の時には県一女との男女共学となり、高校は学区制で明石高校に転校するのだが、中学3年生から大学までは、勉強など一切せずに野球に没頭していて、大学4回生では卒業せずに1年延ばして、野球部監督などをしていたのである。

当時の兵庫県の公立校は野球も強くて、神戸一中も明石高校も、甲子園出場を果たしているので、トップレベルの野球部生活を経験したことは、その後の人生にも大いに役立ったかなと思っている。

 経済的には、まさに大変な時期を過ごしたのだが、いろんな意味で『世の中のトップレベル』というものはどんなものかということが体験できたのがよかったと思っている。別に一番である必要もないとは思うが『トップグループ』に位置していることは『どんなことか』。

Topグループの中にいないと、『世の中何も実現しない』と身に染みてそう思っている。

 好運も手伝って、本来の卒業年次の昭和31年は不景気で就職も大変だったのだが、1年経って昭和32年は『神武景気』に様変わりして各企業は大量採用でお蔭様で川崎航空機に入社することになるのである。

 

川崎航空機・川崎重工業・単車事業本部  昭和32年~昭和63年(26歳~57歳)   1957~1988 

川崎航空機の入社試験の面接で、最初に言われた質問が『君は成績が悪いねえ』だったのである。大学でも全く勉強せずに野球ばっかりだったので、優などは殆どなくて可ばかりだったのである。第1問が大変な質問だったのだが、あまり慌てもせずに『野球ばかりしていましたからでも会社の仕事ぐらいなら絶対に他人に負けないようにやれると思います』と言い切ったのである。

 私は当時の砂野仁さんのコネでの受験だったのだが、この一言はその後の会社での仕事をやるときに忘れたことはないのである。自分の力で入社したとは思っていなくて『入れて頂いた』ことは間違いないので、砂野さんの面子が建つように頑張ったし、文句など一度も言ったことはない。

 たまたま会社としても初経験の二輪事業に携わることになったことは、上司も同僚も部下も、みんな同じスタートラインからの競争だったので、他人に遅れることなく、トップグループの中で走り切れたのだと思っている。

 昭和の終わり昭和63年までには、マーケッテングの分野では間違いなく、トップレベルの経験をして『他の追随を許さないレベル』には成っていたのも、単車という新しい分野を担当する好運がプラスしたと思っている。

 この時期の最後の数年間が、いまアップしている『カワサキジェットスキー物語』のスタート時期で、それこそ世界で初めての製品の初めての世界展開を担当することが出来たのである。

 その『ソウル・オリンピック』のデモン・ストレーションが1988年で、この年で昭和の時代の終わりでもあったのである

 

 

       

 

 

★ 国内販売担当・『新しいカワサキのイメージ創造』 平成元年~平成11年 (57歳~67歳) 1989~1999

  平成元年から始まるこの11年間が私の現役最後の11年間である。

 川重副社長の髙橋鐵郎さんが社長を兼務されていたKMJの専務として、国内マーケットを総括し、上図の6社の会社の社長を兼務して、二輪とジェットスキーの国内マーケットを統括した『私の現役生活の総仕上げ』だったのである。

 この中心となったのが『遊びの専門会社=ケイ・スポーツ・システム』というソフト会社であり、JJSBAのレース活動などを統括したKJSや、日本の最先端を走った物流政策などのトータル・システムの確立を図って、遊んでいても自然に売れる『仕組みの構築』を目指したのである。ユーザークラブKAZEを作ったのもこの時だし、ホンダさんのHARTを圧倒する55000人の会員数を誇ったのである。

 その結果は、与えられた大きな目標『7万台の販売達成』が実現して、当時の事業本部の中で、国内市場が『最大の利益貢献度』も併せて実現した最高の時代だったのである。

 この時代に20年の歳月を経て、復活した基本コンセプトが、Kawasaki .Let the good times roll ! で

 単車出身の田崎雅元さんが川重社長の頃には、川崎重工業の基本コンセプトになったのである。

 

 

★ 退職後の約18年  平成12年~平成30年   (68歳~85歳)  2000~2018

   退職後はどんな人生が待ち受けているのかな? 

 と思っていたのだが、振り返ってみてもこの19年がひょっとしたら私の人生で一番輝いている期間かも知れないのである。  

 この平成の19年間、私が集中したのは、

  1つは、 体力の増進 ストレッチと筋力強化

  2つは、 ネットというシステムの『私なりの仕組みの創造

  3つ目の その基本となるコンセプトは、 Let the Good Times roll  !

 

            

 

 基本的には総合的な『仕組みの創造』なのである。

 カワサキでは一言で言えば『カワサキのブランドイメージの創造』のために『大きな仕組みの創造』に取り組んでいて、それが『生活を創る』上の表のような形になったのだが、

 10年前に創った NPO法人 The Good Times は、ここに出会う人たちが自然にハッピーになるような活動を目指している。

 昭和と平成の時代を生きて、今年はまた『新しい時代』がスタートする。

 今まで生きた85年間をこのように語れることができる幸せを嬉しく思っているのである。

 残り少ない人生かも知れぬが、1年は短いようで結構長い。

 ちゃんと生きたら、ちゃんと応えてくれるのである。

 

 

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日本という国  雑感

2018-12-29 06:59:56 | 私の生き方、考え方&意見

 

★ネットを観ていたら、こんな広告に出会った。

 

    

 

 『今すぐ書籍をもらう』と書かれている。送料だけを負担すればいいということで申し込んだら、すぐ送られてきた。

 『半日メデイアの正体』と物々しいので朝日新聞などのメデイアを痛烈に書いているのかと思ったがそうでもなく、戦後のGHQというかアメリカの日本という国に対しての方針やその対応、日本国民の考え方がどのように変遷していったのか?

 などが客観的に書かれていて、戦前の社会も知り、生々しかった昭和20年の8月15日も、その翌年以降のGHQによる日本の教育制度が変遷していったことも、自ら体験して生きてきた私としては、非常に冷静にこの本を読むことができたのである。

産経新聞関係の編集長など歴任されたという著者上島嘉郎さんも昭和33年(1958)のお生まれだから、所謂55年体制も実際にはご存じない世代なのである。

因みに私は昭和32年に大学を卒業して川崎航空機に入社しているし、終戦の年昭和20年(1945)は中学1年生で、当時の朝鮮京城(今のソウル)で玉音放送を聞いた、戦前も戦後の昭和の時代も、平成も経験している85歳なのである。

 戦前の日本はホントにダメだったのか? 

 戦前の日本人はダメだったのか? 

 むしろ父や祖父の時代の日本人は今以上に立派だったのでは、とホントにそう思って生きてきているし、今でもそれを疑ったりはしないのである。

 右翼か? と言われたら「右翼ではない」と思うが、「インテリ左翼」などでないことは間違いない。

 今でも、取っている新聞は朝日で、産経新聞ではない。 小学校時代からずっと朝日新聞を読んでいるのでそのまま続いているだけの話である。

今の朝日新聞の傾向が、反日というか『反安倍』であることは間違いないのだが、反対意見を知っておくこともそんなに悪くはないことだと思っているので、朝日をやめようなどとは思っていないのである。因みに、安倍さんは立派だと思っている。

 

★世の中には『反対意見』というのはあって当然で、反対意見そのものには何の問題もないのだが、この本の中に何度も指摘されていた『日本・日本という国』『日本の伝統・文化』などへの愛情のない国民に戦後変わってしまって、今も尚それが続いていることが問題だという指摘には納得である。

 朝日新聞はじめ、多くのメデイアが『反日』であるというよりも、『無日』になってしまっているのが問題で、『愛する日本』という国の存在すらないような世の中はやはり寂しいというか、間違っていると思うのである。

 戦後、アメリカのGHQ が日本の教育も、教科書も、教育制度も、新聞社に対する検閲なども、アメリカにとって都合のいいように変えてしまったのだが、その渦中の真ん中に私はいたので、ホントにそのあたりのことはよく解っているのである。

 私自身は旧制中学に入学し、終戦の翌年から戦前と同じ教育を受けたと思っている。歴史の教科書がなかっただけである。昭和22年からは新制中学が出来て、下級生は入学してこなかったし、中学3年生の時に男女共学になり、高校に入学する時には学区制が敷かれて、神戸一中から明石高校に転校したのである。

 私自身のことを言うと、中学3年生から大学卒業までは野球に熱中していて、勉強など一切しなかったので、学歴は中学2年卒だとは思っているのだが、戦前の教育レベルでも、そこそこの文章も書けるし、物事の理解力も、そんなに悪くないと思っているので、戦前の教育がダメだったなどとはけっして思っていないのである。

 何か新しい教育は、ありもしないウソを教えているのではないか? 例えば「太平洋戦争」などというが『大東亜戦争」はあったが戦後勝手に『太平洋戦争』に置き換えてしまったのは、アメリカはじめ当時の欧米の白人たちの思想に都合が悪かったのではなかろうか?

朝鮮は日本の植民地だったというが、当時は日本そのもので、ソウルには市電も走っていたし京城大学も三越もその他いろいろ当時の内地よりも立派な街になっていたし、当時の東南アジア諸国は全てと言ってもいい欧米列強の植民地であったものが、あの戦争を契機に独立国になっていくのである。

小学校で習ったのがそんな『大東亜共栄圏』を作ろうという思想だったし、その精神が『八紘一宇』だったのである。

八紘一宇』という言葉はずっと古くから日本にある言葉で、最近三原じゅん子が国会で言って話題になったりしたのだが、この言葉も、『大東亜戦争』も当時のGHQが使用禁止にした言葉なのである。

 

★戦後の日本とアメリカの関係は、友好国として非常に密接で、日米安保条約などで守られてはいるのだが、基本的には『愛する自分の国』は自分で守り育てるという国に対する気持ちが、戦後の教育で個人の人権などばかりが強調されて、忘れてしまっている国は、ひょっとしたら世界で日本だけかも知れないのである。

自分が日本人だ、日本という国の国民なのだ』ということは異国アメリカで育ったから、余計にそう思うのかも知れない。

 今年アメリカの大学を卒業する孫のBerkeley にある下宿の部屋にも、Irvine の自分の部屋にも何故か日の丸が飾られているのである。

      

 

      

 

 孫に『なぜ?』と聞いてみたが、『貰ったから・・』とさらっと答えて、それ以上は言わなかったが、私自身は『アメリカで育ってよかったな』と思ったのである。

 もし日本で育っていたら、『部屋に日の丸など』考えられないのである。

日本という国は間違いなく『歴史のあるいい国』だから、たまには皆さんも『日本という国』のことも考えてみて欲しいなと思っている。

仕事納めの日に読んだ本と『日本という国 雑感』である。

 

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来年国家予算・防衛費・日米安保・沖縄基地&憲法改正

2018-12-23 07:23:34 | 私の生き方、考え方&意見

★最近話題になっていること『来年国家予算・防衛費・日米安保・沖縄基地&憲法改正などなど・・・』いろいろ言われているが、自分で確り解っている訳でもないし、自分の意見を確りと持っている訳でもないのだが、それなりの関心だけは持っている

 日本の国民一般の方たちは、ホントにどれくらいちゃんと解っているのだろうか?

 マスコミはよく『アンケート調査』で国民の声を聞いたりもするのだが、チャンと解った上で答えているとも思えないのである。

 

 ● 来年の国家予算の額はとうとう100兆を超えたという、いろいろと出費がかさむのも解るが、ホントに将来大丈夫なのだろうか?

 ● 防衛費も5年連続で増え続けているが、これも周囲の状況を見ると仕方がないのかな?

 ● 日米安保条約の役割の変化があるのか?

 ● 沖縄基地問題、辺野古問題も埋め立てずに済むのならそれがいいに決まっているのだが、そうもいかないのでは?

 ● 憲法改正は安倍内閣、ホントにやるのかな?

 

★昨日、テレビを観ていたら、途中からだったがABCで、『安全保障の㊙真実』というのをやっていた。

 コメンテーターはなかなか多士済々でオモシロかった。

 

    

 

 

日米安保は非常に強力だとは言うが、かっての米ソ対立の冷戦時代からみると、アメリカの意識が変わってきているというのは理解できる。 

すべてをアメリカに任すのではなくて、『自分の国は自分で守る』のは、世界の常識なのだろう。

 

   

 

その『防衛計画の大綱』の中に、新たな概念として『多次元統合防衛力』があり、その対象範囲の中に『宇宙、サイバー、電子戦の能力を向上』とあったのは時代だなと思った。 そんな総合力向上のために、空母がいるのかも知れない。

 

   

 

 これは、どのように『呼び方を変えてみても、間違いなく空母』である。

 政府も『なぜ空母が要るのか』を真正面から説明したほうが、解りやすい。

    

 

 野党がこのように言うのは、当然かも知れぬが、今日本が置かれている立場をちゃんと認識した上での発言とは思えないし、

 『憲法改正にも反対』だろうから、『なんでも反対党』のような存在でしかない。

 

     

 

 テレビ番組だから、それなりにオモシロく纏めてはいたが、問題は『オモシロい』だけで済まされぬ大きな問題だと思う。

 

     

 

 ★私自身は、一言で言うと『今の憲法』では矛盾がいっぱいだから、『憲法改正はMUST』だなと思っている。

 安倍内閣の間に、是非『憲法改正』をやって欲しいなと思っているのだが、果たしてどうなるのだろう?

 国民は、ホントに『今の憲法のまま』でいいと思っているのだろうか?

 

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何歳になっても脳は進化する  最終回

2018-12-13 06:38:13 | 私の生き方、考え方&意見

★『何歳になっても脳は進化する』 連載で続けてきましたが、今回で終わりたいと思います。

 この本は、脳神経外科の林成之さんが書かれています。1939年のお生まれですから、先生ご自身が80歳の高齢者ですし、この本を書かれたのが2013年、5年前ですから75歳前後のまさに高齢者になられてからの作品です。

 そういう意味で、この本を読むと『先生ご自身の脳』がホントにお若いなと実感するのです。

 

      

 

この本のあとがきはこのように始まっています。

あとがき  

この本を手に取ったあなたには、「すばらしい」という言葉を差し上げたいと思います。一般に歳をとると、体のあらゆる細胞は老化し、衰えてゆくと考えられています。その中で「何歳になっても脳は進化する!」という一般常識に反するタイトルの本を見れば、「何を言ってるのだろう」「注目を集めるために奇抜なタイトルをつけている」などと思うのが普通です。

 にも拘わらず、この本を手にしたのですから、あなたは統一・一貫性を好む脳の本能の壁を越える力を持っているということです

と書かれています。

私がこの本を手にしたのは、そんなに大袈裟なことではなくて、アメリカの日本の古本屋さんに家内が本を買いに行くのについて行って、本を眺めていたら『何歳になっても脳は進化する』という本が、2ドル50セントで売っていたので、手にしただけのことで、『おもしろそうだな』と思ったのは事実です。

 私はあまり本は読みませんが、気に入った本は何度も読み返すことは間違いありません。私の生涯で印象に残って常に読み返している本は、もう30年近く前の本ですが、服部吉伸先生の『これからのマーケッテング』ぐらいなのですが、この『何歳になっても脳は進化する』はそれに並ぶ、私のお気に入りになることは間違いありません。

 私の本の読み方は、ちょっと変わっていて、一番最初と一番初めはまず最初に確りと読むことにしています。この最後と最初を読めば、その本の骨格というか、値打ちのほどが大体解るので、それを読んで大したことがなければ、『読みたいという気持ち』が起こらないのも事実です。

 

★この本のあとがきで、いわれていることは、この『何歳になっても脳は進化する』は長い自分の脳外科専門医として『いつか形にしてみたいテーマでもありました。』と書かれています。

気持ちはどうしていつまでも20代のままで、年を取らないのだろう?という疑問は私の頭から離れませんでした。その答えは、いつまでも年を取らない気持ちが生まれる脳のメカニズム、新しい独創的な考えを産みだす脳のメカニズムを活用することだったのです

 と書かれています。

年を取りながら脳を進化させていくことは、ひょっとしたら、人生の一大事業になるかも知れません。 で あとがきは終わっています。

 

 

★ 一番最初の『前書き』にはこのように書かれています。

 太字で書かれている部分だけ取り出しています。

 

 「年を取るほど頭がよくなる」本

 脳の力は、年齢と関係なく高められる!

 何歳になっても思考力や発想力を伸ばし続けることも十分に可能なのです。

 気持ちは何歳になっても年を取りません。

 「年だから‥」というひとことは、本能のしくみで脳の老化を進めてしまう危険な言葉なのです。

 脳には「おもしろい」「興味がある」と判断した情報については、より深く理解でき思考が深まり、記憶に残るという特徴があります。

 

そして、最後のほうにこんなチェック項目が並んでいます。

 少し、多いですが、すべて並べてみますので、チェックしてみて下さい。

 因みに、私は結構 マル が入りますが・・・・・

 

     

 

考え方やものごとに取り組む姿勢

● 何事も「おもしろそう」「楽しそう」と前向きに考える

● 新しいことに興味を持って取組んでいる

● 明るく前向きでいるよう心がけている

● 主体性をもって物事に取り組んでいる

● 大事なことはくり返し考える習慣がついている

● 人と会話をする時は感情をこめて話している

● 「年だから・・・」という言い訳を言わない

● 「でも」「だって」など否定語を口にしていない

● 積極的に社会とのつながりを持っている

● 目標を持って生活している

● 損得を考えず、全力投球する習慣が身についている

● スポーツなどで「同じことを繰り返す練習」をしている

● 創造的思考力を発揮できる趣味やライフワークを持っている

● 大事なことは「情報を重ねて」覚えるようにしている

● 大事な用事は「終わるまで集中を切らさない」

● 集中力が高まる「マイゾーン」を持っている

● 若い人とコミユニケーションする機会がある

● 「なるほど、そうだよね!」と同期発火する会話を大切にしている

● 意見がぶつかった時はお互いに歩み寄るようにしている

● 話をする時は「相手の立場に立っておもしろいか考える」

● はっきりと聞きやすい声で話すようにしている

● 異性に興味を持ち、いつも好きな人がいる

● 貢献心にもとづく「使命感」を持っている

 

脳と体の老化を防ぐ習慣

● 芽が出る食材を積極的に取っている

● 主食に胚芽米や蕎麦、胚芽うどんをよく食べている

● 水だし茶でテアニンを取っている

● 食事は食べ過ぎず、腹7,8分目にしている

● いつも姿勢を正しく保っている

● 「空間認知能」を鍛える趣味を持っている

● 音を注意深く聞く「耳のトレーニング」をしている

● 注意深くものを見る「目のトレーニング」をしている

● よい本をくり返し読んでいる

● 便秘にならないよう腸腰筋を鍛えている

● 食事中に楽しい会話を心がけている

 

★ちょっと「長かったけど」以上です。

 いい本は、読み返すと、深く理解ができると書かれていますので、このようにブログにアップすることで、さらに何回も読み、その内容を自分のものにすることができると思ったので、こんなことをしたのです。

お蔭様で、Google で『何歳になっても脳は進化する』と検索すると、その1ページ目にこのように私のブログが並んで現れたりします。

 

     

 

  第1回は、未だアメリカにいる頃に、発信していることは忘れていました。10月19日ですから、2ヶ月に亘って、この本を何度も読んでいたようです。

 願わくば、これからも『脳が進化する』ことを願っています。

 

         

 

 

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私の仲間  旧いトモダチ

2018-12-12 07:46:02 | 私の生き方、考え方&意見

★今年も師走になった。この1年も振り返ってみるといろいろあった。

85歳にもなった正真正銘の『後期高齢者』なのだが結構忙しく過ごしたような気もする。

新年はアメリカからやってきた孫とその友達という文字通り『若い人たち』とのお付き合いに始まって、夏には娘ともう一人の孫の末弟がやってきて、秋には逆にアメリカに行って1ヶ月半、娘一家と遊んできた。

春ごろまでは、息子の方の孫・古谷仁が ripple room という『本を出版する』とか言って、それをネットで手伝ってやったりして結構忙しかったのである。

  

 

1年中、身内との、特に若い孫たちとのお付き合いもあったのだが、昔からの旧いトモダチや、新しい仲間のような方にも出会って、一言で言えば『充実した1年』だったと言えるのだろう。

 

★ アメリカから戻ったのが11月初旬なのだが、それからの1ヶ月が思わぬ方から声が掛かったりして、なかなか忙しかったのである。

 まずはこのブログにも、しょっちゅう登場した田崎雅元さんだが、私とのお付き合いは50年前のカワサキの二輪仲間のままのお付き合いが続いていて、この1ヶ月の間に何通のメールのやり取りをしただろう。今朝も新しい写真と共にメールを頂いたりしたのである。

 田崎さんが若い頃、乗ってたジェットスキーの話から、『カワサキジェットスキー物語』を連載することになって、当時の旧い仲間、福井昇くんや、ごく最近は松口久美子さんとも、Facebook で再会して、この物語がもう少し続きそうなのである。

そのほかにもこの1ヶ月不思議なほど昔の仲間からお声が掛かっているのだが、すべてが『カワサキ』での関係だから、私の人生の基盤には『カワサキ』があるのかなと思うし、その生き方のベースは、

Kawasaki .Let the good times roll! 『カワサキに出会う人たちがハッピーになるような活動をカワサキは転がし続けます

私自身の生き方も、この基本コンセプトの通りに生きてきたので、旧いトモダチや仲間からもお声がかかるのだと思っている。

 

●ごく最近、近見孝之くんという元川重の仲間が突然、ホントに突然訪ねてきて、2回お会いしているのである。BSから川重に来られて、英語が達者なところからフィリッピンやマレーシヤ市場の開拓段階から現地で活躍した。

彼の用件は、今回NPO法人を新しく創ったので、その運営などについての相談で、高齢者社会の中で高齢者が生き生きと暮らせるようなことを目指すという基本コンセプトはなかなかいいので、NPO The Good Times のシステムでもし応援できるならと言ったら、非常に関心があるようで2度ほどお会いして話をしたのである。

その理事長さんは名谷病院の名誉院長の瀬藤晃一さん(88歳)で未だお会いしたことはないのだが、 近見さん、何故かこの瀬藤さんに気に入られて、もう20年ものお付き合いのようだし、未だにこのグループの現役で活動しているようである。

どんな展開になるのだろうか?

 

●これはカワサキの二輪繋がりだが関東の金井 紫朗さん。Facebook では、毎日繋がっているのだが、二輪もジェットスキーもこなすカワサキファンである。

 ごく最近も『カワサキジェットスキー物語』にリンカーン工場のこんな珍しい写真を貼り付けてコメントを頂いたりしているのだが、

  

 

 来年5月には、地元で市と協働での二輪パレードをやるので、カワサキのメンバーを集めたいというご相談である。大体の内容は解っていて、KAWASAKI Z1 FAN CLUB の登山さんなどが協働されることになっているのだが、一度具体的なご相談に1月に三木に来られるというのである。
 
2015年にはNinjaH2に乗って三木までやってきてその時もカワサキの人より詳しくカワサキのことを知ってるものだから、こんなブログもその時アップしているのである。
 
 
 こんなカワサキマニアに、頼りにされるのも、なかなか気分のいいものである。
 
 
 
● 来週は、東京の村島邦彦さんが関西にやってくるので、お会いすることになっている。
 かってはご兄弟でジェットスキーからのカワサキのお付き合いだったのだが、その後弟さんの村島邦彦さんは二輪関係に変わってインターナショナルトレーデイング村島をやっておられる。
 
NPO The Good Times の関東地区の統括なども手伝ってもらっていて、現役時代からのお付き合いだが延々と続いているのである。
 お兄さんの村島政彦さんは今吉田純一さんを援けて二輪関連のいろんなことに尽力されている。『ジェットスキー物語』を発信したら、久しぶりにコメントなど頂いたりしたのである。
  
 
 
● これもごく最近、珍しい方から長い電話を頂いた。
 
 
  
 
 
 名古屋のミスターバイク斎藤さんである。
 
 斎藤さんは、元々スズキのご出身でそのスタートは『春日井スズキ』からなのだが、特約店制度のスタートの時期に、たまたまお店に伺って、それ以来のお付き合いである。数あるカワサキ特約店の中でも、ひときわ積極的にレース関連などにも力を入れ、サーキットもお持ちだし、MFJ関連でもお付き合いがある。
 
電話のあった前日に、カワサキの新販売店制度の説明会があって、その時斎藤さんらしくいろいろ質問されたようなのだが、『納得する答えを得られなかったので、古谷さんどう思うか?』という内容の電話だったのである。
 
 カワサキの特約店制度は各メーカーに先行して、当時の特約店の人たちとの文字通り協働で創り上げたものだから、旧いお店ほど『カワサキに対する想い』が強烈なのである。今の新制度について、新しい時代に新しいシステムで臨むことはいいのだが、現在の特約店のみなさんの理解を得て、ホンネの腹を割った話し合いができていないのではと思ったりする。
 
 業界の推進者として先日叙勲を受けた吉田純一さんなども『匙を投げた』形だし、この辺が何とかならないのかなと思っている。
私自身の本音で言うと『もう店は要らない』と言われている時代に『また店か』と思うし、この辺りは田崎雅元さんなども同じような意見をお持ちのようだが、もう少しうまく今の販売店さんとの話し合いができないのかな? と思ったりする。
 
 ホンダさんも似たような制度を敷かれているようだが、業界の関係者の人たちの本音の意見は、私のところには結構届くのだが、正直、賛成する方の意見が皆無なのである。
 
 
★カワサキが二輪事業をスタートしてもう50年もの歳月が過ぎた。
販売網だとか、カワサキのイメージというものは、独り『カワサキのメーカーや販社』のものではなくて、長い年月の間にみんなで築き上げた共有財産なのである。
 
田崎雅元さんが、単車事業本部だけではなく、川崎重工業の基本コンセプトにまでした
 
Kawasaki . Let the good times roll ! カワサキに出会う人たちがハッピーになるような活動をカワサキは転がし続けます』
 
 
という基本コンセプトを忘れてしまったのだろうか?
 
今回のカワサキの新政策は、このカワサキの基本コンセプトに合致した政策と自信をもって言い切れるのであろうか?
 
是非、カワサキに出会った人たちが、みんな 『グッド・タイム』になるような施策の展開をお願いしたいものである
 
 
斎藤さんに久しぶりに長い電話を頂いたのに『いいご返事ができずに気になっていたので』せめて私の本音だけは残しておきたくてこんなブログをアップしたのである。

 

  

 


何歳になっても脳は進化する  8

2018-12-09 05:45:44 | 私の生き方、考え方&意見

★『何歳になっても脳は進化する』8回目になりました。

自分のためにこのブログをアップしています。『いい本は何度も読み返す』ことが脳の活性化に繋がるようです。好奇心を持ち、明るく前向きに過ごすと『脳は活性化し、退化しない』そうですが、私自身の性格そのままですので、そんなに努力しなくても、『脳は退化しない』と気に入っているので、こんなブログを書く気になっているのです。

 

第4章は『何歳になっても進化する脳』のしくみ について書かれています。

気持ちは年を取らない』感動したり、悲しんだりする気持ちは、老若変わらない。確かにそうです。

人の気持ちを生み出しているのは「自我」という本能・自分の存在意義を認めて欲しいという本能の機能で、便利なネットでの会話もいいのですが、人との直接の会話で、『気持ちを込めて』コミユニケーションするのがベストだそうです。

 

 脳のしくみの話なので、ちょっとムツカシイのですが、人の意識には外からの情報によって脳内に感情などが生まれる『外意識』と外からの意識がなくても発生する『内意識』があって、年齢と共に低下してくるのは「外意識」で、名前が出てこないなどですが、これに対して自分の気持ちや考えなどを生み出すメカニズムは年をとってもそれほど変化しないので、『内意識に関連する機能』をどのように高めるかがテーマだと言われています。

 そのためには「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という脳の本能を高めることで、いつまでも心を開ける仲間をつくり、いろいろな知識を得られる環境を整える、ともに楽しく生きていく相手を見つけることが必要ですと言われています。

そして人間は「おもしろくない」とか「あまり役にたたない」といった理由を無意識に言ってしまいがちですが、「おもしろくない」ものには脳は反応しないので、このような無意識が本当に脳の判断力や理解力を低下させてしまうのです。

 このように無意識のうちに『自分で自分の脳をダメにしているケース』が多いようです。

 

 

★様々な分野で『超一流と言われる人には共通点がある』それは「無理」とか「できない」という否定語を口にしない、明るい性格だというのです。 

私は『超一流』などではないのですが、間違いなくそんな性格で、「何でもできる」とも思いませんが『何とかなるだろう』と常にネアカに前向きに考えるように思います。

 

 「損得抜きで」「間を置いて」「くり返し」考えられるなどは、その通りなのかも知れませんが、そんなことには関係なく、『ネアカに明るく、前向きに、繰り返し考える』ことで解決するような気もします。

 

     

 

 いろんな難しことを抜きにして、『自分自身が明るく前向きな気持ちでいることを習慣化することが大切』と言われています。

習慣化』出来たということは、『体質になった』ということですから、もっと言えば『性格化』されて、その人の性格として身に付いていることになるのでしょう。

 この本をずっと読んでいて、『脳がいつまでも退化しない、むしろ進化させる』ためには、『好奇心を持ち、明るく、ネアカな性格』になれば、『何歳になっても脳は進化する』のかなと思います。

 これは、努力もあるのでしょうが、生来持っている『性格』なのかも知れません。

 

この章の最後に書かれているのは 『イキイキと会話をする』と若返るのはなぜ

なのですが、人に親近感を与える人・イキイキとして会話をする人・使命感をもって社会に貢献している人・いつも前向き思考でテキパキと仕事をこなす人などは、例外なく若々しく見えるのだが、その秘密は何なんだろう?

 その中のひとつの機能は、こんな人たちはみな、『体を使った行動を伴うことで脳の機能を高めている』と考えられるのです。と言われています。

 机の前ばかりにいたり、ネットで静かに話すのもいいのでしょうが、動いて、人と出会って、そこで『イキイキとした会話』をすることが、脳を若く保つうえで有効だと言われているのです。

 年を取ると、何となく『家で静かに』になりがちですが、いろんな人と出会って、昔話でも『イキイキとやれば』脳は若返るのかも知れません。

 

★この本のご紹介もあとわずかになりました。 

 次回で最終稿としたいと思っていますが、脳の活性化には、従来の年寄り然としたイメージから脱皮して、いつまでもちゃんとした姿勢で、体を動かし、仲間を創って、動くことがいいようです。

 脳の本能は『生きたい』『知りたい』『仲間になりたい』の3つだそうですから、基本的にはこの3つの本能を、若い時と同じように働かせたらいいのかなと思っています。

   

         

 

 

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何歳になっても脳は進化する  7

2018-12-02 09:44:59 | 私の生き方、考え方&意見

★『何歳になっても脳は進化する』7回目になりました。

 前回は、こんな習慣は止めたらいいということだったのですが、第3章は逆に『こんな習慣』を身につけたらいいということが書かれています。

 そのテーマは『今日から始める「脳が進化する」習慣』です。

  

 

      

  そのスタートは 『脳神経細胞の「老化を防ぐ」私の食事法』 と題して以上の表の5項目を挙げています。

この辺りは、そんなにムツカシイことではなくて、食事は好き・嫌いを言わずにいろんなものを腹八分目に取ればいいのかなと思います。

私などは、戦後の食糧難の時代に育ちましたから、好き嫌いもなくて、ここで書かれていることはほぼ『大丈夫』だと思います。

もし、問題があるとすれば『腹八分目』がムツカシイかなと思います。

 

 

       

 

  次は体の使い方の問題です。

  手足を一生懸命動かしていると、その筋肉で『神経成長ホルモン』造られ、それは最終的に脳に運ばれるので、『体を動かすこと』が一般に考えられている以上に大切です。

 ただ、漠然と体を動かすのではなくて、次の二つの点に注意してと書かれています。

   1.正しい姿勢と水平目線を身につける。

   2.正しい歩き方と体のバランス支点を意識する。

 スポーツはこの二つの条件を揃えているので、テニスやゴルフやランニングがお勧めだそうです。

 その脳の働きの理論として『空間認知能』などの理論が語られていますが、こんな理屈はムツカシイので、

 まずは『背筋を伸ばし、目線を水平にすること』から始め、『肩の高さを左右同じにすればいい』そうです。

 

 

 

     

 年をとっても脳の機能をさらにレベルアップさせていくためには、神経伝達のつなぎ目であるシナプスの数を増やす『発芽』という現象を脳に起こすことが重要です。これは自分の頭を使って自分独自の考えを産みだす作業をすることで、人の物まねではこの現象を生み出すことはできません。

 そのために囲碁や将棋など、先の手を読むときに空間認知能をフルに使うそうです。そんな楽しめる趣味を持つことが効果的だと言っているのです。私はネット碁を毎日数局は打ってるので、これは続けたいと思います。

絵を描くこともものごとを正しく把握するトレーニングになるので脳にとって大変良いことと言えます。

 

       

 年を取ると『耳が遠くなる』人が多くなるのですが、耳が遠くなる理由は『耳そのものではなく脳のほうに問題がある』場合が殆どだと言われています。最近『耳が遠くなった』と思っている人は脳の機能が落ちているのではないかと疑ってみたほうがいいでしょうと、書かれています。

 耳のトレーニングに必要なのは『しっかり理解しよう』『全部聞き分けよう』などと目標を持ち意識をしっかり集中して聞くことなので、音楽を聴いたり、英会話を集中して聞くことなどが効果的だそうです。

 目の機能を保つ習慣も大事で、そのためには眼球を早く動かしたり、近くと遠くを交互に素早く見たり、動くものを目で追っかけたりして、『目のストレッチ』をすることが効果的で、『文字を視線でぶち抜くつもりで文字を追う』など兎に角『目を意識的に使うようにする』ことが大事なのです。

女性は近くのものを見る』『男性は全体的にものを見る』力に長じているし、色覚は女性の方が鋭いので、このような男女差を知ったうえで、女性は意識的に遠くのものを見る、男性は近くのものをよく観察したり色の差異を意識してものを見たりするトレーニングをすると、『目に見える世界が変わる』ことが実感できるそうです。

 

 

    

   

文字を読むことは『脳を使う習慣』の中で最も手軽な方法です。

頭を使うという習慣という意味では、好きなものを読むだけでも効果はありますが、人間力を高め、精神的に豊かな人生を過ごすためには苦手なものを読み切ることも大切です。

さらに、脳の機能を高めるためには良い本をくり返し読むことが重要なのですが、『くり返し読むことの大切さ』はあまり知られていません。

 本を沢山読めば確かに知識は増えますが、それではなかなか『脳の思考力は鍛えられません』と言われています。

これは、この本を読んで非常に印象に残ったところなのです。『脳の思考力を高めるために』くり返し読んで、さらにこんなブログにアップしてみようと、自分のためにこんな面倒なことに取り組んでいるのです。

 どなたもいずれは『年を取られる』訳ですから、『脳を活性化する術』をお知らせすることもいいのかなとも思っているのです。ここは『脳の活性化』にとって非常に重要なところだと思っています。

 

 

脳は「楽しい」「おもしろい」などと感じると疲れが取れる仕組みになっているようです。

好きな友達や家族と楽しく会話することで、たまには羽目をはずすのもいいそうです

 

この章で紹介されている生活習慣は実践しやすいものばかりなので『いつまでもイキイキ働く脳』のベースづくりとして あなたの生活に取り入れてみて下さい。という文章で第3章は終わっています。

 

           

 

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何歳になっても脳は進化する  6

2018-11-27 07:13:23 | 私の生き方、考え方&意見

★『何歳になっても脳は進化する』6回目の出稿です。

今回から 第2章 『脳が衰える習慣。やめるだけでいい!』です。

たった6つの習慣をやめるだけでいいと言われていて簡単なようですが、なかなかそれができないのかも知れません。

 

    

 

脳には「いい習慣と悪い習慣」があるので「悪い習慣」をやめるようにすればいいと言われていて、トップに来ているのは『もう年だよ』というこという自分に対する言い訳じみた言葉を発することをやめることだと言われています。

できないことを簡単に『年だから』と言ってしまうのは脳にとってマイナス、『悔しがれることは才能のひとつ』だと言われています。

 私の場合『この言葉』言わないので、むしろ周囲の家族などが『もう年なんだからいい加減に』と心配してくれるような状態ですから、大丈夫だと思います。

 

    

知りたい』という本能、人並み以上に持っていると思います。

 これも大丈夫だと思っています。好奇心は人一倍ありますし、『何歳になっても脳は進歩する』という新しい知識を吸収しようとしてこんな面倒なブログも書いているのです。

 コレ結構面倒な作業なのですが、それをすることを楽しんだりしています。

 有り余る時間があるからかも知れませんが・・・努力ではなく『そんな性格』なのだと思います。

 

   

 『言い訳』をしない。大事なのは『できること、親しめることから少しずつはじめて成功体験を積むこと』と言われていますが、その通りだと思います。

私の生き方は自分の不得手なことは簡単に諦めて好きなことばかりやってる人生です。世の中にはそのために専門家がいるのだと勝手に納得していて、『ムツカシイ技術・法律』などには決して近づかずに専門家にお任せすることにしています。

 人生、自分のやりたいこと、好きなことだけやってても『大丈夫』だと思います。不得意な分野の方たちと『上手に気楽に』お付き合いできたら、結果として『成功体験』ばかりになるような気がします。

 

 

   

   

仕事を辞めたら誰からも声を掛けられなくなった』という方結構多い気がします。

私自身は『ひとり時間も好き』なのですが、いろんな方と接する時間も多いほうだと思います。Facebook など直接お会いしなくても、世界のいろんな方とトモダチになれます。

 私自身は『若い人』例えそれが20代の方とでも『上手に話ができる』のは特技だと思っています。今年になっても、最近アメリカから戻ってからも、いろんな方からお誘いがあって、何となくスケジュールが埋まっていきます。

 昨日は、いばらくお会いしてなかった登山さんに電話したら『最近お会いしてませんね。来て下さいよ。』と言われて即座に『今から行きます』とお答えして2時から5時まで話してました。

中身は特にない雑談の類ですが、3時間話続けられるのは『お互い、特技』だと思っています。

 脳の機能は幾らか活性化できたかも知れません。

 

   

 「余生をのんびり」これも悪くはないと思います。これだけ時間があれば、いろいろやっていても『のんびりする時間』は結構あるのですが、『のんびり』だけになってしまうのがイケナイのだと思っています。

適当にいろいろと目標を立てればいいのだと思っています。今『何歳になっても脳は進化する』というこの本を自分なりにもう一度『しっかり読んでみたい』という目標を立てて取り組んでいるのです。

 現役の時と違って、『いつまでに』などという期限がないので気楽です。そういう意味では『余生をのんびり』過ごしているのです。

ホントか?と思われるかも知れませんが、現役時代より70歳以降の人生のほうがオモシロかったような気もします

現役の頃『これは大事な目標』と思っていたことも、いま考えてみればそんなに『大したこと』でもなくて、大きな流れの中の『単なる一歯車』だけであったのかも知れません。

現役後は間違いなく自分が立てた、その時々の『新しい目標』に取り組んできて、それが『成功体験に繋がっている』から満足しているのだと思います。

 

           

 

 

 

 この第2章はコレで終わりです。

 この章を読んでみて、この6つの項目、私の場合、そんなに努力しなくても自然にこのようになっています。

 これはその人の『生き方、考え方』もっと言えば『生まれつき持っている性格』の分野で、なかなか努力してもこの通りにはならないかも知れません。

 そんなことでこのブログのカテゴリーを『私の生き方、考え方&意見』にしているのです。

何歳になっても脳は進化する』この林成之先生の本はアメリカの古本屋で2ドル50セントで見つけてきたのですが、こんな本に巡り合えたのも『運がよかった』と思っているのです。

 人生、いろいろ言いますが、『その人に付いている運そのもの』のような気もしますし、『持って生まれた性格』が基本のような気もします。

今更『脳が進化する』とも思っていないのですが、『脳が退化する』ことを幾らかでも抑えることはできるようにおもって、この本を読み進めていきたいと思います。

第2章は私にとっては『大丈夫』という項目ばかりでしたから、『私の感想』を中心に纏めました。

 

 

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何歳になっても脳は進化する  5

2018-11-22 07:08:00 | 私の生き方、考え方&意見

★『何歳になっても脳は進化する』5回目の出稿です。

この稿で 第1章 今日から脳をもっと上手に使ってみよう!を終わります。

 

             

みんなで渡れば怖くない』脳の妙なクセ という表題になっています。

 

    

ここで言われていることも、なかなかムツカシイのですが、人間には『自分の身の安全を守ろう』とする自己保存の本能や、『周りの人や多数派の考えや行動に揃えたがる』という傾向があると言っているのです。

 『自分とは異なる意見を言う人が嫌いになる』ということも『統一・一貫性の本能』から『その本能を崩されることに不快感を持つのだ』と言っているのです。

このようなことに捉われずに『冷静に判断して』物事には多様な意見があるモノだと冷静に判断できるようになることがいいのは当然なのですが、一般に『群衆心理』と言われるように多くの人はそれに反対できなってしまうと言っているのです。

そんな脳の本能のことをよく理解して『大勢に押し流されないようにする』 ことが大事で、そのためには脳にはそんな本能みたいなものがあることを知って対応すればいいと言っているのです。

 個人的に言うと『私は性格的にも、信条的にもこれは大丈夫』のような気がします。 『人と同じことはしたくない』という『差別化』の生き方が私の信条なので、あまり『大勢に押し流される』よりはむしろ『その逆はないのか』と思ってしまうことの方が多いような気がします。

ただ、最後の『危機に際して「自分は大丈夫」という「危機の過小評価」』は間違いなく私にもあって、これは『正常化の偏見』と言われているようなのですが、いつもと大きく異なる状況を認識できなくなっているのだと言われています。

東日本大震災の時、津波が押し寄せようとしているのに、渋滞の中クルマで列を作っている人々は『危機に際して「自分は大丈夫」と危険を過小評価いている』のだと言っています。こんな状況になった時、クルマを捨てて逃げることができるかどうか? ちょっと不安ですが、脳の本能を知っておれば、何とか対応できるかも知れませんね。

 

    

 

 『こころ』はどこから生まれるのか?というのがテーマですが、『こころ』とは一体何なのか?

『本能』が『こころ』を生んでいる と書かれていますが、『本能とは』「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」ということですから、脳の理解力や思考力を引き出すには、情報に対して『好きだ』『興味がある』というプラスのレッテルを貼ることが必須で、強い探求心や好奇心を生むことが出来なければ情報にプラスのレッテルを貼ることはできません。

まずは何事にも興味を持つことが大切で、それが本能を磨くことに繋がるのです。また強い「向上心」やバランスのよい「自尊心」を持つことが脳の機能を高めると言えます。

 

自分が何かやり遂げようという思いを持っているか?

●保身に走り自分の立場ばかりを守ろうとしていないか?

●自分と異なる考えを受け入れるよう意識しているか?

人間の能力は総合的に高まるものであり、脳機能が優れている人は、同時にすばらしい本能や優れたこころも持っているものだ』と言っています。

 

 

★第1章の最後は、『年を重ねても進化する脳』をつくるための具体的な『アドバイス』が書かれています。

      

それは「ものごとを深く理解し思考を深めるには、最初に興味・関心を持たなくてはダメだ

社会との関わりが減り、いろいろなことをやり尽くしたような気になると、それだけで脳の機能はしっかり働かなくなってしまいます。

年だから」「どうせ・・・」というのは、自己保存の本能の過剰反応です。

 これを意識的にコントロールしなければ、やはり脳の力は発揮できなくなります。

 ということでこの第1章は終わっています。

 私自身は『今まで通りの生き方』で『何歳になっても脳は進化する』ということに繋がるように思えました。

ネアカ』に『太平楽』に『好奇心を持って』生きていけば、脳は進化しないまでも、何とかその能力を保てるような気がしてきました。

 

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何歳になっても脳は進化する 4

2018-11-16 06:51:36 | 私の生き方、考え方&意見

★ 何歳になっても脳は進化する 4回目になりました。

 

    

 

 ここでは、脳の仕組みに触れられていて、その仕組みのことを『ダイナミックセンターコア』と呼んでおられます。

 この辺りの理論については、私が最も苦手とする分野で、なかなかすっきりと理解することができません。

 そんなちょっとムツカシイところを飛ばして結論めいたところを見ると、

人間の思考が何度も繰り返し考えることで深まる』と言っておられていて、これは納得です。つまり、素晴らしい考えや斬新な発想、新しいアイデァは何度も何度も思考し、綿密に理論を詰めていくことによって生まれるのです。

 これは『創造力』のことを言っておられるので、私がもう何十年も信じている服部吉伸先生のマーケッテング理論から言われているこのような考えと同じだと思います。

世の中には原因のある問題と原因のない問題の二つがある。原因のある問題は、原因の追究、把握、対策と言う思考ステップで課題を解決する。

原因のある問題の解決に必要な能力は創造力と呼ばない。
創造力の源泉はアイデアであり思考ステップの特徴は「絞り込んで考え続けるというところにある。』

この本の中では

『それはその瞬間に急に降ってわいた考えではなく、頭の中で何度も思考し続けた結果の発露であって』優れたアイデアを思いつく人ほど日々丁寧に思考を詰めているものだといわれているのですが、納得です。

ただ日本人は一般に、原因のあるモノの対策、例えば事故処理とか、生産管理などは非常に得意としているのですが、『創造力』などはどちらかと言えば苦手の分野だと思います。Twitter やFacebook など新しい仕組みは「創造力」の分野の賜物ですが、どれも創ったのはアメリカ人ばかりなのです。

仕組みの創造』は実は私は好きな分野で、この50年間ずっと『仕組みの創造』ばかりに取り組んできました。二輪販売は販売店などをネットワークして売る『ネットワーク販売』の典型ですが、こんなにネットが普及した中で、店ばかりにこだわっている二輪業界は40年前のシステムに拘って、昔の米屋のような商売の仕方しかできていないと思っています。

何とか『ネットを取り入れた新しい仕組み』を誰か創らないかな?と思っているのですが・・

ちょっと脱線しましたが、どうすればできるか?考え続けると『すぐ答え』が出てくるようにも思います。

ここではそんな『考える力』は『何度も繰り返し考えることで深まる』と言われているのです。その通りだと共感します。

 

          

★人間『物忘れをするのは当たり前』で、不要な情報は忘れてしまうので脳はパンクしないのです。ただ、大事なことを忘れないようにする』ためには、単にそのまま覚えようとするのではなくて、『そのことについて考える』ことによって生まれる『イメージ記憶』が忘れないようにするコツですから、『脳の中で確りと考える』ことが大事なのです。

 情報を受け取った時に『オモシロい、興味深い』と思ったことが忘れにくい記憶を残すことに繋がるというのです。

 逆に言うと、何歳になっても好奇心を持ち、何事にも興味を持たないと、忘れてしまうということでしょうか?

 そういう意味では、興味を持ったことはさらに『ネット検索』でもして、さらにいろんなことに興味を持つことは、脳の活性化に繋がるのではとも思います。

脳の活性化』とGoogle 検索するだけで、いっぱい項目が並びます。右手ばかりでなく、『左手を使うことが脳の活性化に繋がる』とか、これなど多分忘れませんね。今から使わない左手を使ってみようと、右利きのひどい私は思います。

 

     

     

★この辺りの記述は『脳の機能や仕組み』の説明で一番難解な部分です。

 あまりムツカシク考えずに、さらーっと行きたいと思います。

 何度も読んでみましたが、やはり脳の仕組みは難解です。

 現代社会でも『生きたい』という本能が家庭のシステムを、『知りたい』という本能が教育のシステムを、『仲間になりたい』という本能が会社などの組織のシステムを創り維持していると書かれています。そのことが偶然ではなくすべて脳の本能に基づいていると言われています。

  とにかく、『脳の本能は、脳の機能と密接に関わり合っているので、脳の本能について理解し、本能をコントロールする方法鍛え方を知ると脳の力をグングン引き出すことができるのです』と書かれています。

 脳の本能とは『生きたい』『知りたい』『仲間になりたい』の3つの本能なのです。

 

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