goo blog サービス終了のお知らせ 

雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

橋下徹さんの意見

2012-02-07 05:44:03 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★昨日流れたニュース。 

原発関連の学者先生が、原発関連企業などから1800万円の寄付などを受けていたとか、

大阪の交通局が、公然と選挙運動をやっていたとか、

ちょっと前だが、沖縄の選挙に関する『講話の話』。

 

やっていた人当事者たちは、至極当たり前のことで、『その世界では普通の常識』 と思っていたのではなかろうか。

別にここだけではなしに、いろんな業界や、いろんな企業で、『業界の常識』として至極当たり前に行われている普通の出来ごとのような気もする。

何年も続くと、反省など全くなくなってしまう。

大阪の話も、若し橋下さんでなければ、今後も延々と続いていたに違いないのである。

 

私自身は、ずっと以前からの橋下ファンだから、橋下さんの意見をすべてちゃんと理解しているわけではないが、総じて賛成なのである。

橋下さんに、反対の方もおられて当然だが、

個別の問題は別にしてこのような構造問題は、旧い仕組みを根本からやり直さない限り除去できないのだということは解って欲しいと思うのである。

 

 

★いま橋下徹さんは、売れっ子である。

その橋下さんが、ツイッターで毎日自分の意見を発信している。世の政治家の中でこれくらい自分の意見をはっきり言う人は少ない。

そんな橋下さんのツイッターを読んでみた。

 

橋下さんのツイッターは、独特のスタイルである。

ご自身の意見を一方的に発信しているように見えるが、世の中の疑問、マスコミや評論家などの批判などに応える形になっている。

最初、2月3日からのモノをコピーしてみたら、文字数が10万字以上にもなって、パソコンが動かなくなってしまった。

4日からでも文字の制限数の3万字をオーバーして、5日からの2日間にしてやっと枠内に入ったほどの発信量なのである。

 

★ツイッターの文字数は、140字と言う制限があるので、1回の発信は2行ほどになるのだが、どんどん発信されているのである。

書き流しているが、幾つかの問題に対して、幾つかで応えている。

読みやすいように順番を入れ替えて、幾つかの問題ごとに並べてみた。

全部、お読みになるもよし、飛ばしてお読みになってもいい。

ご当人は、これを発信されているのである。

 

 
橋下徹
 
(公務員の政治活動)
 
沖縄防衛局長の政治的中立性が問題となっている。法に違反するかどうかは僕がコメントする立場にはない。しかし沖縄防衛局長の振る舞いがダメだと言うなら、大阪市役所の市長選での振る舞いを検証してたらいい。沖縄防衛局長の振る舞いはニュアンスの取りようにも思える。
 
大阪市役所の職員組合の凄まじい選挙活動はどうなんだ?教職員組合のもの凄い選挙運動はどうなんだ?職員OBまで巻き込んで、直接選挙運動をやっている。しかも組合の名の下に、事務所を構えるのに年間2000万円を超える税の支援を受けながら。府庁の組合も税の支援を受けている。
 
そして組合費を徴収して莫大な財源を背景に、また役所組織における人事権介入をちらつかせて若手・中堅職員を組織していく。選挙のときには自分たちの意に適う首長の誕生を目指し、意に適わない候補者は力づくで落としにかかる。勤務時間中も選挙運動はへっちゃら。
 
 昨年の府知事選の時には、ある市役所の職場では、民主党支援の候補者のチラシが全職員の机の上の配られていた。組合機関紙という位置付けらしい、そんなの選挙チラシに決まってるじゃないか!市長選の時は、大阪市役所が税金を使って明らかに平松市長を応援する広報を大展開。
 
区役所を通じて地域団体をがっちりと固める。これらの行為は、市役所にすると、通常の行政活動らしい。沖縄防衛局長の態度振る舞いなど、これら職員組合や市役所の態度振る舞いに比べれば可愛い程度。沖縄防衛局長についての評価は僕が言うことではないが、そこだけを見ていると判断を誤る。
 
職員組合、役所組織が、首長選挙に介入することなど普通になっているのが現状。そう言えば、選挙期間中、対立候補の平松現職市長が市役所前で演説した時に、市役所職員が数百名ずらっと演説を聞きに並んでいた。テレビ映像で残っている。これ、誰かが指示したんでしょう。
 
沖縄防衛局長は講和と題して話しただけ。大阪市役所の場合には、現職市長の選挙演説を、市役所前で数百名の職員に直接聞かせた。始業時間前だったらしいが、どちらが問題かは一目瞭然。当該行為だけを問題視するのではなく、全体から判断しなければならない。
 
日にちは忘れましたが、産経新聞の政論に同趣旨の記事が。その通りです。公務員組合、教職員組合のえげつない政治活動をなんとかしなきゃならない。一有権者の政治活動は保障する。民間企業の組合の活動も自由。しかし強烈な力を持ち、自分たちの社長を決める選挙活動を自由にするのは違うと思う。
 
また役所が、行政活動と称して、ガンガン実質選挙運動をやることもおかしい。役所の運営資金は公金だ。役所が嫌う候補者を支持する有権者の税金も入っている。
公務員が一有権者として政治活動をするのは自由だが組合や役所組織をかたって政治活動をするのは禁じなければならない。
 
公務員組合、教職員組合が、職場環境の是正を訴えるために労使対等な立場に立つのは当然のこと。しかしそのような組合本来の活動を超えて、完全に政治集団化している。組合と名乗っているが、れっきとした政治団体だ。政治団体としての規制は必要である。
 
 
 
(年金問題)
 
国と地方の分離型の統治機構。これが維新の会の船中八策の一つです。そして一生涯使い切り型の人生モデル。これも船中八策の一つです。
このモデルによって公務員有利の年金を改めて年金一元化。そして積み立て型に切り替える。世代間の不公平を是正する。
 
資産を持っている高齢者はリバースモーゲージでまずは老後の生活をしてもらう。あの世にカネを持っていくことはできない。そうであれば自らの人生で使い切ってもらう。
資産の正確な把握のためには国民総背番号制がどうしても必要
 
それで岡田副総理、年金についてご発言されていましたが、年金は岡田副総理の言われる通り、積み立て型しかありません。自分で払ったものを受け取ることを基本とする。
これしかないんです。現行制度は、子どもが増えることを前提としているねずみ講。破綻することは誰もが分かっている。
 
積み立て方式になると受給間近の高齢者層から猛反発を食らうでしょう。しかししょうがない。今の制度がそもそも間違っているのですから。正しい制度に改めなければどうしようもない。岡田副総理も積み立て方式が原則だと言われました。それならそれをやるのが政治だと思う。
 
その原則を打ち立てて、受給額が低くなる人をどうサポートするかを考える。そうなれば資産を持っている高齢者の皆さんには、その資産で老後の生活をやってもらうしかない。資産をカネに変える方法。それがリバースモーゲージ。一生涯使い切り型の人生モデル
 
 
 
(国と地方分権)
 
今、ABC放送の報道ステーションサンデーを観ています。岡田副総理、もっと地方のことを無茶苦茶言って下さい。地方はまだまだ無駄だらけ。人件費だってもっと削減させたらいいんです。国の天下りと同じ構造が地方にもがっちりと組まれている。まあほんと無駄だらけ
 
地方交付税制度が地方が自立できない元凶。国から地方へ仕送りがくるのだったら地方は努力しません。岡田副総理、もう地方にはカネは渡さん。国のことで精いっぱいだ。
地方は自立しろ!!大学生から社会人になれ!!と宣言して下さい。それを言えるのは岡田副総理しかいません。
 
 国は地方のことなど考えなくて良い。そんなことするから、国は国の仕事に専念できず、国際プレゼンスが低下していってる。地方交付税もなし、消費税も地方に渡さなくて良いんです。その代り、国と地方の財布をきっちりと分けましょう。そして何より仕事をしっかりと分けましょう。
 
国が地方の面倒を見ているという国の構造のため、国が勝手に政策を決めて地方にカネを出せという仕組みが全く改まらない。僕は民主党員ではない。しかし民主党が決めた良く分からん社会保障政策その他政策で、どんどん府庁、市役所のカネが奪われる。どれだけ行革をやっても虚しい。
 
民主党が国でやる政策は、国の財布で勝手にやって欲しい。地方と本当に合意できる素晴らしい政策であれば、それは国と地方の合同政策としてカネを出しあったら良い。
しかし今は、民主党が一方的に決めた政策で、毎年どかどかと府庁、市役所のカネがなくなる。勘弁して欲しい。
 
直轄事業負担金の廃止を僕がターゲットにおいたのは、国と地方を分離していくことの象徴になるから。しかし民主党は直轄事業の負担金廃止だけを目的とした。国のシステムに対する理念がない。負担金を廃止することなんてしょうもないこと。それをきっかけに国と地方を分離していくことが本来の趣旨。
 
まずは国と地方の仕事を整理する。それぞれがきちんと権限と責任持つ。責任の所在をはっきりさせる。そしてそれに見合った税源を配分する。国がかき集めた税金は国の政策に使う。地方に渡す必要はない。まずは地方交付税制度を廃止すべきだ。国が上げた消費税も地方に渡す必要ない。
 
地方は地方の決定で税収を上げる。国が腰が定まらず国民に負担を求められないのであれば、地方がやれば良い。もちろん総額は国マクロで決定しなければならないが。国と地方を分離していく国家運営システムしかない。地方間の格差は、地方の責任で是正制度を作らせれば良い
 
地方の格差是正のために国が一旦カネを握って地方に配分する。この構造を改めなければならない。地方を突き離せば良い。プールに放り込めばよい。
そうしたら地方も必死になって妥協を重ねて格差是正の制度を作るだろう。それは地方の責任だ。
 
これが地方共有税制度。国がコントロールする地方交付税制度は廃止。地方に権限を渡す代わりに責任も渡す。
この作業をやるのが、まさに統治機構の変革。国家運営システムの作り直し。今、大阪でその一部をやっています。これが大阪都構想です。広域行政と基礎自治を作り直しています
 
 
★ 2日間で、これくらいご自身の意見を言えるから、プロの政治家だと思って信頼している。
独裁と言われているが、個別政策には意外に柔軟である。
基本的に譲らないのは、『基本コンセプト』だけなのである。
 
 
 
 
 

政治家について思うこと

2012-01-29 06:14:20 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★石原都知事や亀井さん、平沼さんなどで新党結成の動きがある。

マスコミなども大きく取り上げている

 

石原、亀井、平沼さんたちはずっと昔からの同志だから、その動きも解らぬでもないのだが、

如何にもお年を取り過ぎている。

石原さんは私より一つ上である。 お前より一つ上だけではないかと言われたらその通りなのだが、

79歳は如何にも年寄りで新党を結成して、日本を引っ張ると言われたら、ちょっと年を取り過ぎてはいないかと思ってしまうのである。

 

意気込みも、その辺の若手よりは元気もいいし、理念も確りしているのは解るのだが、

新党の機関車として、先頭で引っ張るというので、異和感を感じるのである。

橋下さんなどとの連携を考えておられるようだから、具体的にどうなるかは解らぬが、

橋下さんなどの後押しをするというのなら、よく理解出来るのである。

 

★昨日も『朝まで生テレビ』で橋下さんの言い分を聞いていたが、これは迫力がある。

よく勉強しているのも解る。

どんな質問にも明快に応える。

 

私自身は、橋下ファンだし、橋下さんの『仕組みでの対応』は私自身がこの40年やってきたのと同じ方法だから、ホントによく理解出来るのである。

今のままの政治の仕組みでは、誰がやっても何もできないので、物事を決めることが出来て、狙う目標が実現する仕組みを創ろうと言っているのである。

『やりたいこと』は、そんな仕組み構築で、自分が『何になりたい』とは決して思ってはいないのである。

中央に頼まなくとも、地方で物事が決めて実行出来る『仕組み』さえ作れば、それを使ってやりたい人がそれをやればいい。

そんな人たちは、世の中には沢山いるが、『仕組みが変えれるのは』極端に言えば『自分しかいない』と思っているのである。

 

 

★私もどちらかと言えば、そんな風に生きてきた。

会社時代に造った幾つかの仕組みも、

今造り上げた、NPO The Good Times の仕組みなども、私以外にはなかなか作れないと自負している。

然し、それを上手に使っておやりになる方は、幾らでもおられるのである。

 

人それぞれ、得意な分野があって、それをやっていること自体が楽しく生き甲斐なのだと思う。

政治家の人たちは、どちらかというと総理になりたくて、国を動かす権限が欲しい方のほうが多いのではなかろうか?

そうとばかりは言い切れないとしても、どちらかと言うとそんな傾向が強いのである。

 

そんな中で、橋下さんは、政治家としては職位を望まない不思議な政治家である。

そうでなければ、都知事から市長になったりはしないのである。

橋下さんの、地方が自分でやりたいことがやれる仕組み構築は、本音でそう思っておられるのだと思う。

 

★今回の、石原さんの新党でも、みんなの党の渡辺さんでも、

橋下さんは自らが思っている仕組みが実現するならば、『維新の会』として応援するのだろうが、

現実の対応はそこのところが難しい。

中央の政治家だけで、『新しい仕組み構築』が出来るのなら、橋下さんはホントに動かなくてもいいのである。

いままでにない『職位には全然魅力を感じていない』不思議な政治家だから、評論家や学者の常識の中に存在しない政治家なのである。

 

評論家や、学者は現場が解っていない。

昨日の『朝まで生テレビ』に中でも、憲法問題や核武装などについての見解を問われて、橋下個人の見解は持っているが、維新の会としての見解はまだない。

自分は今は公人だから『個人の見解を維新の会の見解のように言う訳にはイケナイ』と応えていたが、

今の『新しい仕組みの構築』には確かに関係のないテーマなのである。

それは、従来の普通の政治家が、政治家の信条として、明確に言うべき問題で、橋下さんはそんな職位には付く気はないので『言わない』と応じていた。

 

多分、今集まっている維新の会のメンバーは、地方からの政治は目指していてその意見は一致しているが、

核武装問題は国家の問題だから、仮に意見は持っていたとしても、それはバラバラかも知れないのである。

 

★橋下さんは、大阪都構想問題は、4年でやり上げると言っている。

この4年間、日本の政治はどう変わるのか?

今まで、口先で言ったが現実に動かなかった問題を、その問題だけのテーマで新しく立ちあがったのである。

言われてみると、解りやすい部分もあるので、そんな方向に動いていくのではと私は思っている。

 

その仕組を使って、新しい日本の政治家が、新しい日本の政治を目指せばいいのである。

石原さんや、亀井さんたちは、その後押しをやれば、いいのではと思っている。

どんな体制になろうと、先頭を実質的に引っ張っているのは『橋下徹』さんであることは間違いない。

今のところ、橋下さんに変わり得るリーダーは、日本では見えてこないのである。

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです。

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

★会員さんのブログを集めた Tumblr です。 

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。

 


『仕組み』雑感

2012-01-09 11:16:37 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★橋下大阪市長が、最近よく口にされる言葉『仕組み』

今、日本中が注目の橋下さんなのだが、『仕組み』という言葉の意味も、もう少し世の中にきっちりと伝わっていけばいいなと思っている。

橋下さんは、大阪府知事以来、一貫して『新しい仕組み創り』に挑戦されているのであって、

『大阪都構想』などは具体的な案件ではあるが、それは単なる通過点であるに過ぎないのだと思っている。

 

タテ型発想に凝り固まっている今の日本の社会では、みんな個別問題に拘り過ぎて、全体が見えないものだから、

それに拘る人たちに対しては橋下さんから痛烈に 『バカな学者やコメンテーター』と一蹴されてしまうのである。

『仕組み』ということがよく解っていないのだと思うし、

小さくても、大きくても、『世の中で初めての仕組み』など創ったことのある経験者は、そんなにいないので、

未経験の学者やコメンテーターは、付いていけないのだと思う。 彼らの議論はみんな個別問題に対する論評ばかりである。

『仕組みづくりが出来る人』がエライとも思わないが、これを考えられるのは特殊才能だと思っている。

 

★会社勤めの40年間、そのほとんどを『仕組みづくり』ばかりをやっていたように思う。

もう40年以上も前だが、東北で初めて二輪の営業を経験した時、当時の岩手カワサキは毎年ダントツの販売トップの金賞受賞県だったのである。

なぜ、岩手が全国のトップを続けていたのか?

当時の久保克夫社長の創り上げた『販売のトータルシステム』が、他県とは完全に差別化されていて、久保さん称する『日本のチベット岩手』が他県を抑えて、トップの実績を続けていたのである。

これが私の外部での『仕組みづくり』を学習した最初で、故久保社長は私の恩師だと思っている。、

入社2年目に当時米軍がいて、川崎航空機だけに存在していたIBMを使った償却計算システムを創り上げたら、償却計算をするために何人もの従業員のいた財産課は人員が余ってしまって、私は単車営業に異動になってしまった経緯が、『システム』との最初の出会いである。

昭和34年(1959)、未だ26歳のころ、50年も前のことである。

 

★元々、二輪の販売方式は、販売店のネットワークで売る『システム販売』なのである。

ホンダの発展を支えた50ccカブは、自転車屋をネットワーク化した、世界でも珍しい『委託方式という独特の仕組み』で売っていた。

カワサキが、50ccを止めて、中大型のスポーツ車に転じた時も、自転車屋中心の委託方式だったのである。

スポーツ、中大型車を売るために二輪専門店の販売網を、500店もあった自転車屋さん主体の大阪の販売網から、

たった25店の二輪専門店に、『その仕組みの再構築』をしたのは昭和47年ごろの話である。

 

★その後も、そんな『仕組み創り』ばかりやってきたのだが、

服部吉伸さんに出会って、『仕組み』とは、『システム』とは、ということを少しまともに意識し出したのである。

もう20年以上も前になるが、このような趣旨のことをその本の中に書かれてある。

非常に共感して、直接お会いして実際にいろんな面でお付き合いをさせて頂いたりしたのである。

 

流通業とは「自分の仮説の正当性を問うビジネスである。」
消費者の変化の本質を掴み、変化をどう自己の対策に置き換えるかと言うことが問われている。

システムとは手続き通りに仕事を進めてゆけば、意図した目的が実現できる仕組みでなければならない

現在のシステムは単なるデーターのアウトプット体系に過ぎない。

仕組みを造るのは、非常に高度な仕事である。仕組みを造らずに放たらかしの形にして、創意工夫してやりなさいというのは酷である。損なやり方である。

システムによって組織が変わる。やがて販売最前線が力をつければ、現在の多段階の企業組織は短縮化ないしは簡素化される。極端に言えば二段階妥協しても三段階に簡素化すべきである。

 

★ 仕組みやシステムに対しては以上だが、『目指す目標』が自然に実現するものでないと、『仕組み、システム』と言ってはいけないのである。

『仕組み」や『システム』という言葉は、行政でも企業でもよく使われるが、組織を作ったり人事を決めたりして、お茶を濁しているのが殆どである。

だから、組織を作ったり、予算を掛けてハコものを作ったりしても、お金だけは間違いなく使われるが、なかなか『目指す目標は実現しない』のである。

 

橋下さんの『目指す目標』は決して、大阪都庁を作ったり、自らが国政に乗り出したりすることでないのは、明らかである。

橋下さんの『目指す目標』はそんなことではなくて、もっと高次元なものだろう。

『何になりたい』のではなくて、『何がやりたい』はずである。

『仕組み創り』でホントに目指す目標が実現していくことは、何ものにも代えがたい『快感』を感じるものである。

 

★ずっと『仕組み造り』の成功の達成感も忘れられなくて、3年前に、

NPO The Good Times という『仕組みそのもののNPO』を作ったりした。

このベースになっているのが、現役のころ創ったソフト会社、『株)ケイ.スポーツシステム』なのである。

 

つい先日、『遊び半分ではいい遊びは出来ない』というブログをアップした。

それに対して、

大西宏
 
いいお話だと思います 遊び半分ではいい遊びは出来ない

 

大西宏のマーケッテングエッセンス』なるブログをアップされている、マーケッテングのプロから『いいお話』と評価頂いて、大満足なのである。

日本の社会も、もういい加減に旧い仕組みの上に成り立った『力を合わせて頑張ろう』から、いい仕組みの上で『自然にその目標が達成する』

そんな『新しい時代の創造』に進むべきである。

『額に汗』も『頑張ること』も大事だが、旧態依然とした仕組みでは、その努力が報われない、『損なやり方』なのである。

ただ、『仕組みを造るのは、非常に高度な仕事である』と服部吉伸さんも言っておられる。

 

でも、誰かが挑戦して欲しいなと思っている。

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです。

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

★会員さんのブログを集めた Tumblr です。 

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。

 

 


大阪橋下市長の3日間

2011-12-22 05:18:29 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★大阪市長になった橋下さんの市政が動き出した。

気持ちがいいほどテキパキしている。

今までの政治家に見られなかったスタイルとスピード感がある。

リーダーというか、住民を引っ張る立場の人としての『強さ』もある。

一市長だが、大臣などに対しても堂々と対応しているところがいい。

このあたりの政治に対するベースの姿勢に共感して応援しているのであって、橋下さんに関わる個別の問題に全て共感している訳でもない。

というより、そんな専門的な問題の議論に入って行けるほどの知識もデータ―も、私は持ち合わせていないのである。

橋下さんが府知事になる直前から一貫して、橋下さんに期待している。

粗っぽく言えば、橋下さんの想いに共感して、『橋下徹を信じて』彼ののやることなら全ていいのだろうと思って見ているのである。

 

★世のなかの政治家という人たちの、スピード感のなさでは、現代の社会のスピードには全くついて行けないと思っている。

一般に、4年という十分な任期があっても殆ど何もできない人ばかりである。

特に知事や、市長などは絶大の権限を持っているのに、それを自分の身分を守る方向、選挙対策にばかり使っているような気がしてならない。

だから、殆ど何も変わらないのである。

少なくとも私の知る範囲で変わったなと思うのは、東国原さんの宮崎、樋渡さんの武雄、そして橋下さんの大阪ぐらいである。

 

何のために政治家になったのか?

国会議員になること、その身分を守ることが目的であるかのような政治家が多すぎるよな気がしてならない。

ちゃんとした理念をお持ちの政治家も多分いっぱいおられるのだろうが、情報発信力がないし、何よりも情報発信戦略をお持ちでないアマチュアが多すぎる。

橋下さんや、樋渡さんの、情報発信戦略をじっくり研究されたらいい。

 

 

★月曜日から市長に就任して、2日目から勤務地が東京である。

全国のマスコミが、大阪の一市長に注目である。

中央の政治家やマスコミが、橋下さんの、『地方から政治を変える』という一貫した強い想いに押しまくられて、ただただ右往左往している感じである。

そんな想いがなくて、一般の市議ー県議ー市長ー知事ー国会議員という職位のルートが目標という従来の政治家から見ると、橋下さんは異色もいいところである。

異色だから、差別化されているから、ニュースにもなるのだが、動き自体がちゃんと仕組まれているし、仕掛けられている感じもする。

 

『地方から国を変える』そんな仕組みを創ること自体が目標で、『大阪都構想も一手段』だから、それが出来たら、その長は誰かがやればいいと思っているのだろう。

その時点では、より大きいオモシロイ目標を探して動くはずである。

世の中には、そんな奇人変人もごくごく少数だが、いるのである。

『・・・になりたい人』が一般的だが、『・・・・をやりたい』それを生き甲斐にしている人もいるのである。

 

 

★『仕事の大きさ』などについても、おかしな『錯覚がある』ような気がしてならない。

大企業などでも、取扱金額が大きいのが大きい仕事と思っている節がある。中小企業より大企業が『エライ』と思っているのが錯覚である。

営業所よりは営業部が、営業部よりは販社が、そんな子会社よりは事業部が、『立派で大きい仕事』で、それに伴う『職位』が『エラサの基準』ぐらいに思っているのではなかろうか?

だから、『社長は大きい仕事をするエライ人』などと錯覚しているように思う。世の中立派な社長さんもおられるが、『減点主義の日本企業』ではそこそこのことを失敗せずにやる方が職位は上がるし、任務期間中を無難に過ごそうとだけ、思っておられるトップもまた多いのである。

若し社長さんがみんな立派なら、東京電力の社長さんも、もう少しちゃんとした対応が出来るはずである。賢くてアタマはいいのだろうが、あの程度で、『大きな仕事』は出来ないのである。

総理大臣の菅さんでも出来なかったから、あまり責めることも出来ないが・・・

 

知事から、市長に転じるということは、社長が事業部長になろうというようなものである。

 『仕事の大きさ』というのは、その職位や、取扱金額の高さで決まったりはしないと思う。

今、日本で一番大きな仕事に取り組んでいる人は、総理でも大臣でも、自民党総裁でもなくて、大阪市長橋下徹ではなかろうか?

 

 ★橋下さんの良さは、常に全体が見えていることだと思う。

大阪市の市長だから大阪のことをやるのだが、『地方』としての大阪が、『中央』とどのように関連するのかを常に見つめている。

橋下さんの思う方向に、政党が動くなら協働するのだろうし、反対するなら刺客を立ててでも、『想いの実現』に向けて動こうとしている。

大阪から、日本の新しい政治が動きかけている、そんな橋下さんの3日間だった。

 

今まで、何にもして来なかった、政治家に対する警鐘のようでもある。

国会議員も、霞が関の官僚も、市役所の職員も、それぞれ優秀な人が多いのだから、目を覚まして頑張って欲しいと思うのである。

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです。

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

★会員さんのブログを集めた Tumblr です。 

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。

 

 

 


『橋下人気』に想うこと

2011-12-15 05:46:41 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★新しい大阪市長橋下徹さん、マスコミに引っ張りだこである。

一昨日は10チャンネルに出たと思ったら、

昨日は、「ミヤネ屋」にも、「キャスト」にも、報道ステーションにも、生出演である。

 

大阪都構想、教育問題などなど、どこもここも、具体的なことばかりを追っかけたがるが、

橋下さんがやろうとしているのは、『トータルの政治行政の仕組みの創造』が目標で、個別の問題はそんなに大きい問題ではないのだと思う。

『大阪都構想』なども、その大きな目標のキャッチフレーズとして使われたきらいがある。

 

橋下さんが狙っている最終目標は、大阪府と大阪市と言う従来の二重行政や、補助金の仕組みや、その他いろいろ、

『従来の政治の仕組み』を壊して、『新しい今後の日本の政治に通ずる仕組み』に組み替えたいのだと思う。

最終目標は、道州制だろう。

 

★長年続いた政治構造の仕組みを、『新しい仕組み』に変えたいというタダ一つの目標のために行動しているのである。

 コメンテーターや、学者先生がよく具体的な個別問題を取り上げて、橋下さんの手法を批判されるが、そんな個別問題はそんなに大きな問題ではないはずである。

 

世の中で『新しい仕組み』を造られた経験がある方、そんなチャンスに巡り合えた方は、そんなにいないのではないだろうか?

あなたはそんなチャンスに巡り合えましたか?

更に、それらを組み合わせた少し大きな仕組みを造るチャンスなど滅多に巡ってこないから、経験がないので、橋下さんの言っていることが理解出来ないのだと思う。

 

★私自身は、このブログでもずっと『仕組み』の問題を取り上げている。

NPO 法人The Good Timesの理事長を務めているが、

この法人自体が『仕組みそのもの』で、法人自体はなんにもしないのである

ただ、ただ、『仕組みの構築、改善』だけをやっている。

具体的な活動は、全て共感して参加されている会員さんが、いろいろやりたいことを自由にやっておられる。

その仕組みの中で動けば、

『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しくいい時を』会員さんが『過ごせる』ような仕組みに既に仕上がっているのである。

と言ってもなかなか理解して貰えないのである。

 

仕組みについて、服部吉伸さんは、(もう20年前の私の現役時代だが)

システムとは手続き通りに仕事を進めてゆけば、意図した目的が実現できる仕組みでなければならない

現在のシステムは単なるデーターのアウトプット体系に過ぎない。

仕組みを造るのは、非常に高度な仕事である。

仕組みを造らずに放たらかしの形にして、創意工夫してやりなさいというのは酷である。損なやり方である。

 

と言われている。

現役のころ非常に共感して、服部先生とは現実にいろんなことでお付き合いもしたのである。

実業の世界に通じていて、言葉が正確であり正しいと思っている。

 

 

★たまたま、二輪事業と言う分野にいた。受注産業のような注文者のいない業界なのである。

テレビや自動車などよりは、数段趣味趣向性が強く、消費者が求めているものを掴むのはなかなか難しい。

どんな機種を、何台ぐらいの規模で、どこの地域のために、開発、生産し供給するのか?みんな自由で、自らが決定しなければいけない。

開発も、生産も、部品補給も、販売ルートも、全て個別のシステムの上に成り立っている。

そしてその経営トータルシステムも、全て仕組みの上に成り立っている事業である。

 

ただ、時代の変化にそれらの仕組みが、最適のモノになっているかどうか?

その判断が難しいし、現存する仕組みを壊して、新しい仕組みを造ることはリスクもあるしなかなか簡単ではないのである。

そんな業界にいたものだから、

現実の業務の中で、その時代時代で、仕組みの構築をする機会も多かったし、極端に言えば『仕組みの構築=会社時代の仕事』であったようなサラリーマン生活だったのである。

そんなことで、何となく橋下さんのやろうとしていることは理解できるのである。みんなが問題にする具体的な個別問題は仕組みの中の一つで、別に橋本さん自身がやらなくても専門家や担当者が大きなコンセプトの中でやればいい話なのである。

極端に言えば、橋下さんは仕組みを造るだけで、何もしないのである

だから大阪都が出来てもその都知事をやる積りはない、誰がやっても企図する目標が実現しなければ、造った仕組み自体が間違っていたのである

 

 ★橋下さんの仕事のやり方は、今回も間違いなく『目標が実現する方向』で進むと思う。

コンセプトが明確で、そのコンセプトに従って仕組みを造って、その中で実務をやるのは橋本さんではなくて、適任の担当者なのである。

その担当者を、適切ないい方が選べるような仕組みを、例えば区長公募と言う形で造ろうとしているのである。

 

仕組みは造るが、橋下さんは何もしない、そんな具体的な事項を自分でやろうとするから結局何も出来ないのである。

仕組みさえできて、それが成功すれば、国がその仕組みを採用さえしたら、日本の国自体が変わるのだろう。

 

★今の仕組みは、橋本さんは明治以来の国の仕組みと仰るが、

私は戦後である意味明治以降の仕組みは、農地改革などいろいろ、結構変わったので、

民主国家になってからの戦後60年の護送船団方式、その構築に大きく力になった霞が関の優秀な知恵が造り上げた政治の仕組みを、

新しいものに変える方向だと思うが、これは既得権の放出だから、現実には大変な反対になるだろう。

 

これを突破できるのは、民衆の知恵と力だと思う。

今回の大阪の投票率が60%を超えたから変えられたのだと思う。

今後の選挙も、従来の組織票が機能しないような高い投票率になれば、正しい方向に動くと思う。

 

大阪の橋下人気が、全国で政治への関心を呼び、60%以上の投票率になれば、日本の政治も変わるかも知れない

 

 
★NPO  The Good Times のホ―ムページです。

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

 

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。

 


大阪都構想、橋下徹氏

2011-11-29 06:20:40 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★新しい大阪市長が誕生したので、『大阪都構想、橋下徹氏』と新しいカテゴリーを立ち上げた。

 

ホントに久しぶりに新聞をじっくり読んだ。

昨日の朝日新聞夕刊、大阪ダブル選挙、橋下徹新大阪市長の記事で満ち溢れていた。

ぜひそうなって欲しいと願っていた通りの結果になったし、期待以上に圧倒的な完勝であった。

これは流れになると思っていたが、これは間違いなく大きな流れになるだろう。

 

日本に新しい政治の仕組みが生まれると思う。

橋下さんのやり方をいろいろ言う人はいるが、これは物事の理屈を並べるだけでなく、その目標が実現するやり方である。

常に、そのベースに『仕組みがある』

一般に、日本での物事の進め方は、『仕組みを作らぬままに』具体的な個別案件を積み上げるやり方が殆どである。

個別最適値の積み上げが全体最適値に繋がったのは過去の単純な社会の時代までである。価値観など多様化した現代では、みんなが努力すれば、みんなで頑張ればだけでは、全体最適値の実現にはならない。

『最適な総合的な仕組みの構築』だけが物事を解決する時代になったのである。

 

組織は出来たが、その目指す目標は実現しない。

予算は消化したが、同じくその目標は実現しないことの連続なのである。

 

★橋本さんの発想は、目標実現のために、『いかなる仕組みを作るのか』に徹底して絞られている。

『大阪維新の会』もその仕組みの一貫をなすものだし、

いまの大阪市役所がいまのままで存在したのでは、『仕組みが機能しない』ので、

知事を辞職してまで、大阪市役所が『大阪都構想』に機能するように市長選挙に出馬したのだと思う。

 

『大阪都構想』がいかなるものであるのか?

そんなものは、基本のコンセプトさえ明確であれば、具体的に細部など、いまからの過程で詰めていけばいいことなのである。

昨日の会見でも、難しい法改正も含めて、4年でやると言いきった。

それが出来る大きな仕組みづくりが、今後の課題なのである。

 

若し国が動かなければ、動くような新しい仕組みを考えたらいいのだし、動くとなればそれを利用すればいいのである。

富士山の頂上を目指すルートは幾つもあって、そんな個別問題は大して重要ではないのである。

 

★いろんな意味で、橋下さんの発想には、全面的に共感している。

物事の目標が、実現するスタンスだからである。

すでに、たった1日で、いろんな動きが、中央政界にまで及んだ。

国も国会議員も、大阪の動きを無視することは出来ないだろう。

年内が勝負だろう。

年末までに大きな枠組みは、もう少し明確になるだろう。

そして、来年の春ごろには、もう動き出しているのではなかろうか?

 

 

★橋下さんの大阪都構想のようなでっかいプロジェクトではないが、

年金生活者の身分としては、それなりに大きいプロジェクトをいま抱えている。

一つは、孫文の辛亥100周年のこの時期に、

『孫文記念館』の田崎理事長などと組んで展開しようとしている『孫文を語る会』

 

 

もう一つは、スタートしたばかりだが、

神戸電鉄の粟生線問題を考える 『粟生線の未来を考える市民の会

いずれも上手く展開すれば、万を超す、一般の市民の方たちとの交流プロジェクトなのである。

大阪の橋下さんのプロジェクトと、同じ時期にスタートが切れることも、何かのご縁である。

 

 

そして、橋下さんの前に、行政の世界で出会った、佐賀県武雄の樋渡啓祐さんとは、

来週の日曜日、神戸でお目に掛ることが出来る。樋渡さんは橋本さんの支援者でもある。

樋渡啓祐さんの『仕組みを構築して物事を進めるやり方』は、全く橋下さんと同じなのである。

アプローチの違いは、人それぞれである。

 

改めて、気分一新してわれわれの目標『新しい公共』に向かって、進んでいきたいと思っている。

私の仕組みのベースは、NPO The Good Times なのである。

 

 

★私はいま、広報活動をやっていると思っている。

広報活動とは=PR =Public Rerations = 社会におけるいい人間関係づくり  なのである。

橋下さんの活動も、樋渡さんの活動も、 大きな広報活動なのである

 

上から目線の、広報が解らない、広報に馴染めない、経営者や首長さんには出来ない活動なのである。

端的に言えば、『広報が解らないリーダーにはいい仕事は出来ない』と言っても過言ではないと、私は思っている。

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです。

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

 

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。


大阪の選挙で思うこと

2011-11-23 04:53:46 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★他県のことだが、大阪の選挙は気になる。

若し橋本さんが勝てば、政治の世界に新しい風が吹くきっかけになるだろう。

日本がもう一つ元気が無くなったが、

大阪の衰退はもっとひどいと、大西宏さんが言っている。 

 

大阪の地盤沈下は目もあてられない状態です。・・・・・・・・・新しいもの好き、進取の気性に富んだ大阪はどこに行ってしまったのでしょうか。

大阪経済の衰退の、もっとも大きな原因は、産業構造の転換ができず、古い産業が残ったまま、新しい産業が育たなかったことです。もちろん日本全体にあてはまることですが、さらに輪をかけたのが大阪だと理解していただければと思います。

 役人さんは天下り先がたっぷりで、そこに予算がつくのは霞が関のミニ版です。

また地盤沈下している割にはまだ予算規模は大きいので、その恩恵に預かっている人たちは多く、その枠組が壊れることを恐れ、市長選で自民党から共産党までの守備体形を組むことになります。

よけいなことをされると困るのです。

 

 ★いまのままで、いい訳がないと思うのだが、いままでの枠組みの方がいいと、既成政党はこぞってそう思っているのだろうか?

何度も機会あるごとに書いてきたが、

戦後から60年続いてきた日本の政治、社会、経済の全体の基本構造が、現在に耐えられなくなってしまっているのだと思う。

その基盤にある『発想そのもの』を転換する時期に来ていると思う。

 

大阪は、橋本徹さんと言うオモシロイ知事が一人でこの3年間大阪を変えてきた。

いろいろ言い分はあるとは思うが、『大阪が変わった』話題に上る『注目される存在』になったことは間違いない。

『維新の会』と言う新しい会派がこうも急激にその勢力を増やし、既成政党全部がツルンデそれに対抗せざるを得ないまでになった。

これは大きな時代の流れだと思う。

 

★もうあと1週間もすれば、結果は明らかになるが、

市長も、知事もダブルで『大阪維新の会』になって欲しいと思う。

現在あるモノがいい時代もあったのだと思うが、時代や世界や政治に限らず社会の環境は刻々と変わっているのである。

それに見合う変化をしていかないと、時代から取り残されてしまうのだと思う。

 

大阪が変われば、関西も変わるだろう。

関西が日本を引っ張ればいいと思う。

 

もう20年前のことだが、二輪の世界で

ZEPHYR がそれまでのレーサーレプリカ一辺倒の世界を変えた。

ZEPHYR とは 『西からの風』 という意味である。

殆ど関心のなかった政治行政の世界で、最初に出会ったのは佐賀県武雄の『樋渡啓祐』さんである

そして、次に関心を持ったのが大阪の『橋下徹』さんである

ブログにカテゴリーを作ってずっと追っかけてきた。

 

お二人とも、『新しいことへのチャレンジ』に満ち溢れている。

『西からの風』がやがて関東を目指して進んでいくことを願っている。

『大阪維新の会』 いいネーミングである。

 

大阪の人たちの賢い選択を切に期待している。

 

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです。

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

 

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。

 


大阪市長選挙

2011-11-06 05:26:07 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★ 現職の知事がその職を辞して、市長選に出馬する。

そのこと自体が一般の常識を外れている、

そしてその目指す目標が『大阪都構想』である。

選挙権はないが関心は大アリである。

そんな話題の選挙に、どこの選挙にも候補者を必ず出す共産党が候補者を下ろしてまでも、『反橋下、反維新』で戦うようである。

これで民主も、自民も、市長連合も、ホントの連合も、平松さんを推すらしい。

公明はどうなるのだろうか?

 

★若し公明まで、平松陣営に加わったら、こんな選挙は見たことがナイ。

それで若し、負けるようなことがあったら、組織票とは何なんだ?と言うことになる。

大体、個人の投票である選挙に、団体の意向にそって1票を投じること自体がおかしいとは思うが、

そんな事態になること自体が、如何に『大阪維新の会』の力が大きいか、人気が高いかと言うことだろう。

 

橋下徹さんを、『独裁者』と呼ぶのは明らかに間違っている。

ちゃんと、ご自身の想いを明確に掲げて、ひたすらその目標に向かって邁進するリーダーなのである。

ただただ、『独裁者』叫けぶだけで、明確な方針を示さない平松陣営の団体は、それこそ党利党略のための選挙なのである。

 

★橋下さんのツイッターからの引用である。

  

»
橋下徹
 
新生の前に混沌あり。大阪では自民・民主・共産が手を組む。公明もそちらに着く可能性高し。
また、府知事選立候補予定者前池田市長倉田氏は、橋下改革を継承する言いながら、僕と水と油の平松市とがっちり連携すると言う。
倉田氏は、大阪府内28名の市町村長の推薦を受けたと言うが具体は明らかにせず
 
政党って何なんだろう?
自民党と民主党、共産党はどういう政治理念で結びつくのか。
反橋下、反維新ということで結びつくようです。天下の公党の政治理念として反橋下、反維新が掲げられたということは、むしろ光栄ですね。
バカ文春、バカ新潮に加え、益々燃えてきますよ!!
  
平松市長や既存の政党は結局大都市制度について何のビジョンも示せていない。そして何のアクションも起こさない。
反橋下、反大阪維新の会、現状維持と言うだけ。
アクションを起こすのはしんどい。現状維持が一番楽だ。
共産党までが自民・民主にひっつくか。これが日本の政治の弱さを物語っている。 
 
国政では与野党でバチバチやっているのが大阪においては自民・民主・共産ががっちり結束。
公明もそちらに?
これで構図がはっきりとしました。体制を変えるのは結局政治決戦しかありません。
話し合いで解決しろと言っている世間知らずの学者やコメンテーターの皆さん、現実の政治を勉強するように。
 
大阪の場合には、広域行政が大阪府と大阪市で分かれていて、既にバラバラ。大阪市がバラバラになるということを平松市長は叫んでいますが、大阪府域において既に大阪はバラバラなのです。大阪市内の各区は独立すべき。そして大阪府域内の広域行政を一本化する。
  
東京23区は自治体としてのかたちを備えるようになりましたが、東京はバラバラにはなっていません。むしろ東京の一体性は強まっています。それは一体性は広域行政体が担うからです。東京は東京都が広域行政を一元的に担い東京の一体性はより強固になっています。ゆえに東京23区が独立しても問題なし
  
大阪市の体制も戦時体制そのものなんですね。東京都はその後23区が独立し区長を選挙で選び予算編成権も持ち自治体としてのかたちを備えていきました。ところが大阪市は市内の各区はそのまま大阪市役所の配下に収められたままです。東京23区が独立したのであれば大阪市内の各区も独立すべきなのです。
 
大阪都構想は、大阪市内の区長を選挙で選び、区長に予算編成権を持ってもらう。
すなわち中央集権的な大阪市から大阪市内に分権する構想なんです。
1943年、東京府と東京市を合わせて戦時体制のための東京都を作ったのと同時に、大阪市内の独立した各区を合わせて作ったのが大阪市です。
    
  
 
 
倉田哲郎
 
なんか池田市長の出馬に賛同署名した市長っぽく報道されたみたい。僕、その署名はしてませんよ、念のため
 
 
箕面の倉田市長が橋下徹さんに反対など、あり得ないことだと思う。
 
橋下さんが進めてきた施策を最初のころから、明確に支持し続けてきたのは、倉田哲郎さんであった。
教育問題でも、伊丹空港問題でも真っ先に賛意を示されたのである。
 
地方の首長さんで、武雄の樋渡さん、三条の国定さん、箕面の倉田さんと
『日本で一番若い市長』をリレーしてきたのだが、
そのお二人とは面識があり、倉田さんとも何となく繋がっているご縁なのである。
 
3人3様それぞれ特色があって、ご自身の想いや意見を明確に持っておられる素晴らしい首長さんである。
 
 
そして橋下さんは、『物事の真の目標が実現できる』数少ない政治家だと思っている。
知事になる直前から、一種のファン心理で、ずっと追っかけてきた。
この3年半、全然、ブレテいない。
 
 
11月は、隣のまちの選挙だが、
大阪府と大阪市が若し、『大阪維新の会』になったりしたら、『新しい日本の政治の夜明け』になるかも知れない
と期待しているのである。 
 
 
 

大阪市長選挙

2011-10-14 13:37:44 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★『大阪府&橋下徹氏』と言うカテゴリーをつくって、いままでに46回も橋下さんを追っかけてきた

完全なファン心理からである。

大阪都構想もオモシロイが、具体的にどのように進展するのか?

今の法律の中で出来るのか?

国とは関係なく大丈夫なのか?

などなど、なんにも解ってはいないのだが、『あの橋下さんが言っているのだから大丈夫だろう』と思ってしまっているのである。

 

★この3年間の経緯や実績を見て、間違いなく大阪は変わったし、中央政界も見過ごす事が出来ないほど、大阪の発言権は上がったし、

新聞の一面を飾ることも、珍しくなくなったのである。

大体、市長から知事を目指すのは解るが、知事がその職を任期途中で投げうって市長選挙に出るなど従来の常識では考えられなかったことである。

『何になりたい』と言う普通の人の発想を超えて、『何かをやる』その目的のためには、世のなかの常識でいえば『格下げの地位』でも何ともないという非常識なところがいいと思う。

世のなか、社長、市長、知事、議員、みんなその職位で人の価値を測るようなところがあるが、そんな職位に付いているいる人が『エライ人』という常識は、もういい加減にやめた方がいい。

同じ社長でも中小企業の社長よりは、大企業の社長の方がエライと言う常識も馬鹿げている。

 

先日、三木市の議会で、現職の市長が、議会で議論になって、『議員はそんなにエライのか?』と発言して話題になったが、

その裏には、『市長はもっとエライのだから、口の効き方を慎め』とでも言いたかったのかも知れない。ことほど左様に、人は職位で『エラサ加減』を示したがったりするものなのである。

でも、現実の話として、知事が市長に立候補するのは、これはなかなかある話ではない。橋本さんならではの発想である。

 

★これがある新聞に、いつだったか載っていた日程である。今日は10月15日、いよいよである。

大阪のことなので、選挙権もないのだが、橋本ファンとしては、兎に角選挙に勝って、大阪市長になって、どのように大阪を変えるのか、見てみたいと言うのが正直な想いである。

そして、大阪府知事も、維新の会の幹事長が当選しないと、橋下さんの思うような展開にはならないのだろう。

若しそんなことになったら、維新の会の会長が市長で、幹事長が知事と言うことになる。

世のなかの常識から言ったら不思議な現象だが、

民主党は、何の肩書もない小沢さんの方が、党の誰よりも『エライ』ような感じで続いている。

だんだんと、世の中も変わって、本田宗一郎さんが言ったように『社長や市長など単なる符号』なのかも知れない。

 

★もうすぐはっきりするとは思うが、

丸山さんが知事選の候補に挙がっているとか・・・

元加西市長の中川さんが3番目の候補として現れたとか言っている。

と言うことは、本命と思われる橋下さんはまだ今は噂の段階で、正式には立候補していないということなのだろうか。

 

兎に角、目が離せないオモシロさである。

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

 ★新しくスタートした個人のツイッターです。


橋下さん、野田さん、2カ月後どうなってるだろうか?

2011-10-02 06:30:18 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★『大阪府&橋下徹 』というカテゴリーで、橋下さんが大阪府知事になる直前から、橋下さんを追っかけている。

あの頃の沈滞した大阪から一転して、世のなかの注目を浴びるまちになった。

2008年年1月30日のブログには』こんな風に書いている。

 

今度、大阪府知事になった橋下さん、こんな解り易いマニフェストを出している。

そんな中で「収入の範囲内での支出」と言い切った。
これが出来る、出来んといろいろ騒がしいが、まずそんなことよりも、「明確に言い切った」ことに大拍手である。

これで、方向、大方針は決まった。
そして、その言い方が極めて明確であり、やろうと意思が明確に読み取れた。

橋下さんは、これをやりきるだろうと思う。
・・・・・・・・
改革とは体質の転換である。
それをしないで、ちょっと改革の真似事の改善をしただけで改革と錯覚しているリーダーが多すぎる。
大阪を変えようと言う意識が、極めて明快である。
・・・・・・・
リーダーに、確固とした方針と熱っぽさがあり、それをホンネで伝えれば、必ず追随する強い味方がいっぱいできる。
そして、いつかそれは、流れになる。流れ出したら、さらに大きな流れになるはずだ。
・・・・・・・
樋渡さんとはまた違った、
ファンになり応援したくなる人がまたひとり、出来た。
応援をすることに決め、新しいカテゴリー「大阪府&橋下徹」を造った。
・・・・・・・・・・・
橋下さんの大局を見る目、視点の方向、スタンス、どれも間違っていない。
若いけれど、リーダーの資質、大丈夫である。
・・・・・・・・・・』
 
 
そんなに間違っていなかった。
ただ、今後どうなるのかは、よく解らない。
★まだ4年の任期も来ていないのに、この秋には府知事を辞めて、大阪市長に立候補するという。
府知事は誰がやるのだろうと、賑やかだが、誰が府知事になろうと橋下さんが若し大阪市長になったら、『大阪市』が話題の中心になるのだろう。
 
大体、世のなかの政治家志望の人たちは、『何をやりたい』よりは『何になりたい』人が多すぎるのである。
市議―県議―国会議員と上を目指すのが殆どで、市長ー知事はともかく、知事から市長へなどは、従来の政治家の常識にはなかったことである。
 
今度の大阪のダブル選挙、その結果はがどうなるかは、大いに関心事なのである。
若し、市長になったら、それから具体的にどうするのだろう。 
 大阪都構想など、そんなに簡単に出来るとは思えないが、橋下さんにはある程度道筋は見えているのだろう。
 
でも、その道は大変難しい道筋になるだろう。
 
★単なるカンだが、野田総理には期待している。
 
橋下さんとはいき方は全然違うが、野田流は大丈夫機能するような気がする。
この1カ月間、マスコミはいろいろ言うが、大体野田さんの思う通りに動いているのだろう。
公務員の庁舎止めたりしたら、最高だが・・・・『周囲が見えているし、ちゃんとしたヨミ』があると思える。
 
物事が実現する動きである。
日本も大変な時なので、民主党でも自民党でもいいが、日本がうまく動いて欲しいのである。
 
野田さんには日本を上手く引っ張って欲しいと。
同じように、橋下さんには大阪を上手く引っ張って欲しいと思っている。
 
あと2カ月すれば、日本の政治も変わるかもしれない。

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです

★Facebookのファンページです

★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。

 



 


大阪維新の会 & 選挙雑感

2011-04-12 05:34:42 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★自粛ムードの中で行われた地方統一選、一番関心のあった大阪は、大阪維新の会が大きく議席を伸ばした。

自民党でもない、民主党でもない、そして無所属でもなくて新しい会派が躍進をした。間違いなく新しい政治の流れである。

こんな新しい政治の流れが、大阪の橋下徹と言う新しい知事のリーダーシップのもとに、知事就任4年も経たないうちに実現したことが驚きである。

大阪の都構想などと言う新しく掲げた構想もさることながら、知事就任以来休むことなく政治話題を提供し、世の中に発信し続け、世論を味方にいろんな施策を実現していった手法が新鮮でオモシロイ。 そのスピード感も従来の政治とは全く違ってテンポである。

世の中の一般の政治問題にみんなが関心を持たないのは、そのテンポの遅さだと思う。いろんないいことを言うのだが口ばっかりで何時実現するのか解らないのである。

市長や、知事たちも4年もある任期の中では、何もできずに2期や3期も務めないと言う従来の『政治の常識みたいなテンポ』に魅力を感じないのだと思う。

 

★世の中の動きは、たった1年で江戸300年に相当するような変わり方をする現代なのである。

ネットの世界の進み方や、新しいものの開発のテンポも、ものすごいスピードなのである。

なのに政治の世界は4年かかっても何もできないようなところには、私自身はとてもついていけなかったのである。

現役を引退してもう10年にもなるが、現役時代ですら『半年で出来ないものは10年掛っても出来ない』と言うのが信条だった。大体の物事は半年もあったら大体目途がつくのである。

ずっとそう思っていたが、政治の世界でそれを実現してくれたのが、佐賀県武雄の樋渡さんや、大阪の橋下徹さんである。

ずっと、橋下さんに注目しているのは、そんなスピード感なのである。

大阪都構想や伊丹空港問題などの個々の案件の中身までは、ホントのところよく解ってはいないのだが、橋下さんのあの政治のテンポには好感が持てて、兎に角橋下さんの言うことには信じて賛成と言うスタンスなのである。

間違ったら謝り、路線修正もすると言う、柔軟な態度にも好感が持てる。

今回も府議選は兎も角、過半数を取れなかった市議選ではあっさりと敗北を認めて白紙に戻してと言うような表現をするところが如何にも橋下流である。

 

★今後大阪維新の会のうごきがどのようなものになるのか?

2月1日にスタートしたツイッターも、当初からはちょっとコンセプトを変えて続けてきた。

選挙期間中休んでいたが、今後どんな形で推進するのか?

大阪都構想の実現のために、知事を止めて市長に立候補するなどとも言われているが、この辺もどうなるのか?

『何になる』が目的の人が多い中で、

『何をするために』という1点に絞っての行動もいい。

 

リーダーとは、そうあるべきであると思う。

如何にもリーダーらしくないリーダーばかりが目立つ世の中で、とにかく好感が持てるのである。

 

★東京の選挙も石原さんの4選が決まった。

いろいろと物議を醸すすことも多いが、、リーダーらしいリーダーである。

施策の中身などは、普通の市民は賛成や反対などと言うが、ホントはそんなに解っていないことも多いので、人を信じて、その人に乗っかる方がホントは正しいのではないかとと思っている。

 

民主党だ、自民党だというけれど、今の菅さんの民主党にはついていけないし、

と言って、自民党が頼れるとも思わない。

日本の政治の世界に、『この人なら頼れる』と言う人たちがリーダーになれる仕組みになって欲しいと思っている。

 

どうも、国政の方は、年功序列の順送りでリーダーになってはいけない人がリーダーになってしまうのが問題なのである。

菅さんでも総理大臣でなければ、光るところもあったのだが、一国の総理には軽すぎるのではと思ってしまうのである。

とは言っても、選挙は多数決だから、なかなか難しいところはあるものだとは思っている。

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです。(会員さんのon time のブログもツイッターもFacebookも)

★Facebookのファンページです。

 

 

 


橋下さんのツイッター

2011-02-05 05:44:45 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★『大阪都構想の説明不足』というマスコミの取り上げ方がよほどアタマに来たのだろう。

大阪知事の橋下さんが、急遽ツイッターを立ち上げた

 1月31日に

『大阪都構想についてつぶやいていきます。----』というつぶやきから、橋下さんのツイッターは始まっている。

一番最初のつぶやきをご覧になれば明らかだが、

1時間半も取材をしておきながら、そのほとんどを編集でカットして説明不足とは何事だと、ABC放送のゆうの司会者も、そのコメンテーターの元尼崎市長も勉強不足と切って捨てて、橋下さんのツイッターはスタートしている。

その後留まるところを知らぬ勢いで、今、この時点でフォロワーは5万人を超えて、つぶやきの回数は既に450を超えている。

こんなツイッターは見たことはない。迫力満点なのである。

 

ツイッターの自己紹介欄には

『代表の橋下です。【2か月間限定】アカウント!ツイッターに挑戦です!大阪都構想を実現するために頑張ります!  』

と書かれているので、明らかに、維新の会の選挙をアタマにおいて『説明不足などとは言わせない』という迫力が感じられるツイッターに仕上がっている。

 

★私のもう一つのexciteでは2日続けて『橋下さんのツイッター』を取り上げているが、

大阪都構想』に反対する大阪市の官僚についても、こんなコメントを出しているのである。 

興味のある方はご覧ください。読みやすいように並べ替えてあります。

 

★ツイッターを始めてみて、橋下さんご自身も、反響の大きさやツイッターの威力を改めて再認識されたようである。

ほんと皆さん感謝です。これまでだと、既存のメディアに言われっぱなしで泣き寝入り。あの読売の記事で、僕は府庁に来てずっとツイッターをやっていると思った読者が何百万人と出たでしょうから。リツイートの威力、ほんと凄いね。

やっとトイレ休憩。読売新聞のキャップが謝罪してくれました。知事が登庁後つぶやき続けたという表現がおかしかったと。僕は昼休みのほんの少しの時間に一気に打ちこんだだけ。あの記事だとずっとやってるようだもんね。これもツイッターの威力。皆さんがワーッとリツイートをかけてくれたから。感謝 』 とコメントされています。

なにも調べずに書いた読売の記事についても、コメントしたら多分読売新聞社にいっぱい苦情が寄せられたのだろう。

現在、橋下さんのフォロワ―は5万人ほどだが、多分応援者が多いのだろうから、『リツイート』の数が半端でないのである。

 橋下徹

t_ishin  僕は毎朝に立ちインタビューを受け、週に一回2時間近く記者会見をやっています。しかしほとんど報じられません。皆さんに伝わりません。それだったらツイッターでどんどん伝えてきます。もちろんメディアからの取材にも応じますが。これから会議。また後ほど。
uramachicindie rockド論破◎drpMai Ikari逢坂 陵es-kaymaikoHideki EIRAKUヱーsuracherゆきゆき亭讃良光hirai_akira秋月安由Rio
showing latest 15

私もリツイートしたこのコメントは、100人を超す人が『リツイート』してどんどん広がっているのである。多分15万人ぐらいの人が見たのだろう。

大阪市長の平松さんも以前からツイッターをおやりだが、これは普通のツイッターで、橋下さんのツイッターとは比べれることはできないレベルである。

 

★今朝見たら、ツイッターに関してこんな感想

なるほど、ツイッター、この仕組みは凄い。おおよそ理解しました。明日朝の11時30分から夜の9時過ぎまで走り回って、1500人から2000人に直接話せられたら良い方かな。リツイートの威力って破壊的。コミュニケーション界のねずみ講!!  

 ツイッターの仕組みやマナーが良く分からんので、ご迷惑をおかけしていますが、お許しを。とにかくツイッターで政治を動かしましょう!

ツイッターは、システムである。 その使い方で威力の発揮の仕方も違う。ツイッターをこんな頻度でこんなに積極的に、『ご自身の主張一点に絞って』使った人見たのは、初めてである。

こんな使い方が、誰でもできるわけではない。

強烈なご自身の想いがベースにあるからである。 それが人の心を動かし人々を惹きつけるのだと思う。

 

ツイッターの威力はホントに相当なものです。

このブログでも、リンクを貼って間違いなく今朝発信しますから、読む読まぬは別にして12万人の人に向かって発信されます。

 

★今後どんな展開になっていくのだろうか?

この調子でツイッターで発信すれば、マスコミもコメンテーターも『説明不足』などとは言えなくなるだろう。

橋下さんは、具体的なことを今言うのではなく『2年かけて都構想の絵を描く』と言っているのである。私自身もそんなことは今回のツイッターで初めて知った。

今後はこのツイッターの内容自体が記事になっていくことが予想される。コメンテーターの元尼崎市長や大谷さんがこっぴどく反撃されていたから、橋下さんにモノを言うにはよほどの覚悟がいるのだろう。

たた4日で、こんなに内容のあるツイートをこれだけの量、発信したツイッターは初めて見た。そういう意味でも差別化されている。

 

★このツイッターの威力も影響したのか、昨日の夕刊には公明党が『大阪都構想に賛同』と統一地方選での協力態勢を表明した。

これで流れは出来たのではと思う。

名古屋の選挙も面白そうだし、直接関係のある選挙ではないのだが、今や国政レベルも大阪は関係ないと言える段階ではなくなってきた。

ツイッターに関しては、そのうちに追い付かれるとは思うが、今のところはフォロワーの数では、橋下さんの上を行っている。

個人的には、知事になられた時から一貫して応援態勢なので、リツイートで応援したいと思っている。

 

1ヶ月後、果たしてどんなことになっているのだろうか?

 

★ The Good Times Tumblr 会員さんのon time のブログ集です

★Facebook です。

  


橋下徹さんと樋渡啓祐さん---西からの風 『ZEPYRE』

2011-01-23 06:18:04 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★大阪府知事橋下徹さんは、最近なかなかの売れっ子である。

あちこちのマスコミにひっぱりだこで、登場する。

マスコミだけではなしに、名古屋の方からもお誘いがかかっている。

昨日の朝日の夕刊にも、大阪都構想など橋下さんの政治手法について賛否両論が大きく掲載されたりした。

私自身は、橋下さんが知事に当選して最初に旗を上げたその時点から感じるところがあって、一貫して橋下さんを支持している。

別に解っていたわけではないが、なんとなくカンで、『これはイケル』と思ったのである。

 

★大阪都構想だとか、伊丹空港の廃止だとか、府庁の移転などの一つ一つの案件に、すべて賛成しているわけではない。

そんな難しいことは、判断するデータ―もないし、ホントにどれだけプラスマイナスがあるのか具体的には解っていないのだが、

とにかく大阪府政に対する『橋下さんの基本姿勢』に全面的に賛成なのである。

橋下さんに共感して、橋下さんに『乗っている』のである。

 

何事でも明確に旗を上げて宣言する。

宣言した方向に、間違いなく動く。

動きながら周囲の反応を見て、また新しい旗を上げる。

そして周囲を巻き込んで流れを作る。

こういうことの繰り返しで、府民を巻き込んでの大きな流れが出来つつある。

 

まだ、4年は経ってはいない。

Ⅰ期では出来ない と仰るあちこちの政治家や首長さんはよく見習うべきである。

 こういうことができるのが『リーダーなのだ』と思っている。

 

★一番ベースにあるのは、

最初に言った 『収入の範囲内での支出』 という単純な大阪の健全財政なのだと思う。

最初は、支出を減らすことからスタートし、順次いろいろ言っているが、それらは全て収入を増やすことに繋がっていて、

いずれにしても、最初に言った方程式が成り立ち、

財政をバランスさせたうえで、大阪が元気になるように、いろいろと考えているのだと、私は信じている。

 

行政でも、企業経営でも、難しそうに言うがそんなに難しいものではないと思う。

基本は単純なのに、何故か難しそうに言って迷路にはまってしまうのである。

足し算と引き算でやればいいものを、賢い人ほど余計なことを考えすぎるのだと思う。

 

そんな賢すぎる人が多いので、橋下さんが異色と映ってしまうのだろう。

ただ、とても真似のできないほど弁が立つ。 同じことを言っても明るいし説得力がある。

プロ、弁護士出身は流石である。

 

写真は、武雄市長物語からお借りしました

 

★そんな、橋下さんに、これもずっと注目してきた武雄の樋渡さんが、大接近である。

昨日は、もう一つのexciteの方でちょっと触れたが

このブログで、『武雄市&樋渡啓祐氏』と『大阪府&橋下徹氏』というカテゴリーを設けて何度も触れているのだが、

これを新設したときは、お二人ともそんなに世のなかで注目されていたわけではない。 何となくオモシロイと注目したのである。

橋下さんについては、今回で43回目、

樋渡さんについては88回も、触れている。

それだけ話題性があると言うことだろう。

 

★そんなお二人の大接近は、誠に興味深いのである。

どんな展開になるのか大いに楽しみなのだが、単なる接近や、接触ではなくて、日本に新風を吹かせてほしいと思うのである。

 

大阪の橋下さんの『後押しの役割』を武雄の樋渡さんに、ぜひ期待したいものである。

 

もうずっと以前の昔話だが、

かって、二輪業界でカワサキが、ホンダ、ヤマハ、スズキの前を走った時代があった。

その原動力となった名車のネーミングは『ZEPYRE』。

ZEPYRE  ゼファー とは 『西からの風』 という意味を持っている。

『九州武雄から、大阪へ』 そして、『大阪から名古屋へそして東京へ』と、

日本全体を巻き込む 『西からの風、 ZEPYRE』 を是非、お二人に期待したいものである。

 

従来の政治の構造を変えて欲しいと思っている。

明治維新も、西からの風であった。

大阪維新の会のこの春の活躍に期待である。

 

★ The Good Times Tumblr 会員さんのon time のブログ集です

Twitterボタン
Twitterブログパーツ


『乗れる人』 と 『乗れない人』

2011-01-05 05:46:43 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★昨日から仕事始めのところも多かったのだろう。

朝一番では、こんな感想を記している

そんな1日、朝から幾つかのテレビの特別放送を観た。

 

★まず最初は、菅総理の新春記者会見、、一国の総理の記者会見としては、お粗末きわまるものであったと、私は思った。

言ってっている内容ではなくて、風貌にも、態度にも、声のトーンにも、どこにもリーダーらしさが感じられないのである。

新春早々、こんな暗いリーダーのもとでは、明るい日本、元気な国になるはずがない。

解散の『かの字』もないそうだが、こんな仙石さんとのコンビの暗いイメージの内閣は、ご免である。

リーダーとは、自然に引きこまれる迫力とか、それがない場合はそれに代わる『何かが』必要なのである。

 

昨年の今頃、めったに党を応援したことなどはないのに、珍しく民主党を支持した。

鳩山さんが辞める寸前、支持率が極端に下がった時でもなお、民主党を支持していた。

理由の一つとしては、『小沢さんが幹事長でいたから』だろうと思う。。

 

大体、素人が情報もないままに個別の案件の賛成、反対など世論調査に回答したりするが、そんなによくは、解ってはいないのだと思う。

だから、すぐその傾向が変わってしまうのだと思う。

私も、若し聞かれたら何か答えるかも知れないが、

基本的には、政治家その人を信じて、それに乗っかっているだけなのである。

今までに乗っかった総理と言えば、細川さん、小泉さん、安倍さんにも期待したのだが、ずっと昔なら田中角栄さんも好きだった。

総理ではないが、小沢さんにはずっと乗っかっている。

 

菅さんには、悪いけど、あの野党時代の迫力が全然みられない。

文句を言うのには自信があるのだろうが、実行力が皆無、リーダーシップが皆無では、ついていけないのである。

 

★夕方、大阪の橋下さんが出演した番組を観た。

観ているだけで、気分が晴れる。

自民党の谷川さんや今はどこの所属か、辻元議員も出演していたが、主役は間違いなく橋下さんであった。

当然、『大阪都構想』 などが話題の中心で、

その構想自体には今の時点では、指摘されるいろいろな問題点もあるのだろうが、議論の仕方が明かるいし、答えをぼやかしたりはしない。

迫力満点である。

明確な発想で、自分の思う通りに物事を実行する。 その迫力が伝わるから、府民の支持率も3年経った今も70%の驚異的な水準を保っているのだろう。

 

『関西圏構想』や、『広域行政』などと、自民党も民主党も同じような独自案を出しているが、要は、『それを誰がやるか?』なのである。

『大阪都構想』との細かな相違点や方法論などは、テレビ番組の議論としてはオモシロくても、実現しないのでは何の役にもたたない。

橋下さんが、『大阪維新の会』 という独自政党を創ってしまったので、自民党も、民主党も面子があって100%賛成できないのだと思う。

 

辻元さんが、『大阪維新の会の党首』 を知事がやるのは? 

などと疑問を呈していたが、他の誰がやってもそんな新党に人が集まったりはしないと思う。

橋下さんが、自から党首をやるから人が集まるのである。

 

★今まで、全国的な話題にはならなかった大阪が、ここまで元気になったのは、『橋下さんだから』である。

今年の4月の大阪の選挙は注目である。

多分、維新の会が過半数を占めることになるだろう。

同じ民主党なのに、原口さんの頃と、国は全然違った対応である。

政策論なのに、それを政治の駆け引きや面子でやるのは、もういい加減にして欲しい。

 

★私は結構カンはいい。  

誰も知らなかった、高槻時代の樋渡啓祐さんも、『この人はイケル』と思ったし

まだ知事に就任していない頃の、マスコミに受けの悪かった『橋下さんも、大丈夫イケル』と書いている

ブログは、証拠に残るからいい。

何も、私は政策が解っているわけではない。  ただ、『人に乗っているだけなのである。』

 

要は、小沢さんには乗れても、菅さんには乗る気にはなれないのである。

 

★ The Good Times Tumblr 会員さんのon time のブログ集です

 

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

区長や市長、知事の育児休暇

2010-10-22 07:35:38 | 大阪維新の会、橋下徹氏
★東京都の区長が育児休暇を取ったとか、広島県の知事が育児休暇を取ったことは知らなかった。
昨日、箕面の倉田市長のブログを読んでいて、このことを知ったのである。

育児休暇を取ると言うことからの関連で、
大阪の『橋本知事が反対』の意向を示したことで、ニュースになっている。

今の世の中、こんなことに反対するのはなかなか勇気のいることである。
賛成、反対は兎も角、橋本さんがはっきりと反対の意向を表明した態度は、流石橋本さんらしくていい。

政治家は、自分の意見を真っ直ぐに、堂々と述べるべきである。

昨日だったか、橋本さんの中国招待中止に対する歯切れのいいコメントも、聞いていてすっきりした。
今後の中国との関係があるからとか、理屈をつけて『何を言っているのか意味不明』の政治家の発言が多い中で、際立っていたと思う。



★私には二人の子どもがいるが、子育てまっ盛りの頃はこちらも仕事がまっ盛りで、すべて家内に任せきりの子育てであった。
核家族の中での女手独りの子育ては大変である。
それはよく解っていて3人目を作れなかったのは、そのためでもあったのは間違いない。
だから、育児期間は夫も協力すべしという精神はよく解る。
でも、多分今若くてそんなことになっても、多分『育児休暇』は取らないだろうと思う。

なぜ?と理由を聞かれても困るが、まずそんな風に、単純にそう思うのである。

男にとって、仕事は大変な事業であると思うのだが、
育児は女性にとって大事業なのである。
働きながら片手間でやれるようなものではないことはよく解る。

旧いと言われるかもしれぬが、専業主婦が子供にとっても一番いいことだと思っている。
幼児の時の世話も、母親主体が自然だし、
小学校時代も子供が家に戻るときには、母親が『お帰り』と迎える家庭が自然だと思う。

男の育児休暇が、『共働き』を前提に考えられているのなら、妻の『共働き』を止めるかそれこそ『育児休暇』を取ればいい。
専業主婦でも、『育児休暇』まで必要と言うのは、これは行き過ぎである。
動物の世界でも、ちゃんと役割分担は決まっている。人間の世界も自然な方がいい。
育児に関しては、男はあくまでも協力者の立場であって、主務者にはなり得ないのである。



★要は、生き方の問題である。

核家族でなければ、姑との同居はイヤ。
家計を楽にするためには、共働き。
共働きだから子供が生まれた時は、夫が『育児休暇』

そう考える人たちが多いので、『育児休暇』という制度も出来たのだろう。
『育児休暇』を進んで取る男の勤め方も、あるだろう。
それを否定したりはしない。


★だが、首長や知事が進んで範を示さねば、『世の中にそのような制度が定着しない』から、『首長が率先してそのようにする』 と言うのはどうかと思う。
そんなことをしないと、一般に広がらないシステムなら、システム自体に何か問題があるのだと思う。

資本主義社会の中で、利益を追及する企業側から言えば、『育児休暇』を進んで取る従業員よりは、それを取らない人の方がいいに決まっている。
利益には関係のない公務員のトップだから、世の中で一般的になっていない『育児休暇』を進んで取ることは、女性票の集票にはなるかも知れぬが、
どうももう一つピンとこない。


7人の子どもの父親でもある橋本さんはこう言っている

「首長の育休(取得)は反対。世間が育休をとれる環境をつくってからとるべきだ」
「首長が先頭にたって育休をとって『機運の醸成を』というが、あまりに世間を知らなさすぎる」
「船長である首長が、船が沈む時乗客より先に逃げ出すのはどうか」

特別職の知事や市長は、職員の休暇を規定する条例などが適用されないため、休んでも報酬の減額はないそうである。




★この問題は、既に『育児休暇』という制度があるので、賛成、反対の議論をするつもりはないが、
少なくとも、リーダーたる人が、『どう考えるか?』と言う自分自身の態度の問題だろう。

箕面の倉田市長は、私は『好きな市長さん』だが、ブログにはさらっとこう書かれている

育児休暇の問題よりは、第二子の男の子誕生の嬉しさの方が率直に出ていて、『微笑ましい』のだがーーー。

これが、世の中の議論の対象となって、若し騒がれたら是非ちゃんとした見解を述べてほしいと思っている。
倉田さんは、橋本さんと殆ど意見一致するのだが、この問題はどういうことになるのだろうか?



●写真は、グッドタイムスタンブラー からです。

Twitterボタン

Twitterブログパーツ