まんがタイムきらら 2月号

昨日の記事のあと、「R-TYPE FINAL」を5年ぶりに遊んだren.です。
うわっ、こんなに難しかったっけ?
難易度BABYでも、1面をストレートにクリアできない(w


 ● 「まんがタイムきらら　2月号 2008」

ちょっと語りたいことがありますが、それは最後に。


「かみさまのいうとおり！」湖西晶

まりあの素性について。
最後にはいい話っぽく落ちてますが、なんというか……台無しだ(w
今回なむは、完璧に背景キャラ。


「こどもすまいる！」娘太丸

このあとのあずきちゃんが可愛らしすぎます。
にしても、72パーツに分かれる福笑いって、どんなだ。
ほくろとかあるのか？


「三者三葉」荒井チェリー

節分に落花生をまくのは、北海道独自の風習と聞きましたが。
むしろ道民は、内地人がいり豆を投げるということに驚きます(w


「うぃずりず」里好

こちらも北海道ネタですが、あながちウソとはいえません(w


「棺担ぎのクロ。」きゆづきさとこ

不思議な世界観の一端が、また明らかになりました。
それにしても、クロはどれくらい旅を続けているんでしょうか。
少女時代と今とでは、性格がずいぶん変わっていますから、それなりの時間がかかっているんでしょうかね。


「さくら*りちぇっと」月見里中

自己を捨てて神に走るものは、神の奴隷である。とは、夏目漱石の言葉。


「きつねさんに化かされたい！」桑原ひひひ

誰もが一度は、古本で「じゃりン子チエ」を揃えようとするもの。
そして大抵、20巻くらいで挫折するんですよね。


「かたつむりちゃん」今井神
 
つまり、「コックリさん」と「メリーさんの電話」の合わせ技なんですね。
今月号で驚いたのは、「今井神祭り」と称して、きらら、ヤングジャンプ、REXの3誌合同企画が始まっていること。
本当にこの方は芸風が広い。


ゲスト「ゆゆ式」三上小又


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さて、語りたいのはこちら。

「天獄パラダイス」凪庵


この作品について、先立って作者・凪庵さんのホームページで発表がありました。
なんと、コミックス2巻は発売されない、とのことです。
この漫画を気に入って、1巻を繰り返し読んでいる身としては、これほど残念なことはありません。

しかし、しばらくたってからどうも、落胆よりも怒りがわいてきました。


凪庵さんは「大人の事情」として、詳しい話を公開していません。
そして、同人誌として2巻を発売するとも発表しています。

連載漫画では、こうしたことはまま有ります。
連載が終了しているのに、最終巻の出ない漫画をいくつ持っていることか(w

しかしこれらを悪しき慣習として、あきらめ、認められるものではありません。
どんな事情があろうとも、凪庵さんと編集部が、ファンを、読者を裏切り、切り捨てたことに変わりはありません。

例え同人誌で再収監が販売されても、私を含め手に入れられない読者の方が確実に多いでしょう。
どんなに同人誌の購買が、同人ショップや通販によって敷居が低くなろうとも、それを利用する気にならない方が大半でしょうから。


ともかく、しっかりと事情をファンに話して欲しいものです。
それがどんなに汚い話でも、知らないよりはましです。
そして、どんな形でも必ず、ファンが最終巻を手に入れられるようにしてほしい。

それがクリエイターと、その取り扱い会社の読者への責任ではないでしょうか。


きらら誌上で第1話から気に入り、毎月楽しみにレビューしていた者として、悲しくもあり、腹立たしくもあり、そして嫌悪感しか浮かび上がらない出来事です。
私が毎月きららで楽しみにしていた数少ない作品の内の一つが、この「天獄パラダイス」だったのですから。
それだけに、この仕打ちは個人的にキツイ……。

恐らく、今後はもう、凪庵さんの作品を楽しく読むことはないでしょう。
そして、きらら編集部に対しても、懐疑的にならざるを得ません。

今月号の巻末、「My Private D☆V」は、よりにも寄って凪庵さん。
その萌え語りが空々しく見えてしまいます。