Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

タヴィラ(Tavira)ポルトガルへ その1

2022-04-20 05:06:33 | ポルトガル&スペイン2022

昨年12月1日に訪れるはずのタヴィラ行が、孫や娘夫婦のコロナ感染で3月まで延期し、とうとう3月22日に出発することになった。

その出発1週間前、フランスに住んでいる古い友達N子からのスカイプで、一緒に行きたいという。急遽往復のチケットを購入し、Passenger Allocate Form(乗客配置書(PAF)なるものをインターネットで書き送った。

N子は私がイギリスに来た1972年初めて知り合った日本人で、結婚式にも来てくれた古い女友達。そして彼女のご主人はポールより2年ほど前に亡くなっており、私がポールの遺灰を撒きに行くのに便乗して、彼女もご主人の遺灰を持って行く。

さて3月22日飛行機は夕方の5時20分発、朝から準備完了して10時過ぎには時間のたつのが遅く、とうとう娘にトラム(地上電車)の駅まで送ってもらった。

クロイドンの国鉄電車であっという間にガトゥィックの空港に着いたのは12時。

英国は2月でパブリックのマスクも撤廃したが、飛行場内や機内では必ずマスクをしなければならない。それも手製の布マスクはだめで、安い紙マスクなら良いという。

6時間も空港で待つのも仕方がないか・・・とのんびり構えて、空港内の待合所で数独などして時間をつぶした。

さて出発1時間前、まるでポルトガルまで歩いて行くような長い廊下を歩いて、飛行機に乗る手前の検問所、ワクチン証明書を見せろと言う。ところが空港中央部の待合所で開いたNHSの証明書がインターネットが遠すぎるのかどうしても開かない。見せられないなら搭乗不可と言うことで、焦りに焦った挙句取り残された。

この夜はもうポルトガルへ行く飛行機はないし、翌朝6時の飛行機に再予約して一人110ポンドづつ支払った。と同時に空港に一番近いホテルで一泊、それもインターネット予約が直接行って予約するより10ポンドも安い。

1泊87ポンドのホテルで10時頃から泊まって朝3時起き。すぐ空港へ向かった。空港の荷物取扱所は4時にオープン、大きな荷物を送った後は手荷物だけでまた長ーい廊下を歩いて飛行機搭乗口まで行き、検問では前夜飛行機会社の人がコピペしてくれたワクチン証明書は難なく開いた。

ところが今度はPAFが開かない。こんなこともあろうかと昨夜ホテルでN子のカメラで映してもらっておいた。OK GOのサインが出て乗る手前手荷物のサイズを調べるおばさん、二人ともバックが大きすぎると48ポンドもとられてしまった。

格安飛行機も何とか乗客から搾り取ろうとする。昨日に次ぐ今日で、二人ともふくれっ面でやっとポルトガル・ファーロ空港へ向かった。

 

 

 

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タヴィラ・ポルトガル その2

2022-04-20 00:00:00 | ポルトガル&スペイン2022

 

 

ファーロ空港はポルトガルの最南端、大西洋に面した小さな観光地で、ファーローから車で1時間弱タヴィラ(Tavira)に着いた。運転手は3年前にスエーデンから引っ越してきた日本人のS氏、彼には滞在中の2週間本当にお世話になった。彼のお部屋には72インチの巨大なテレビが有って、初めて見ると本当にびっくり仰天。

タヴィラの2週間滞在したのが、町のメインストリートのアパートメントでダブルベッドルーム1室と小さな部屋に台所とテーブル一つ椅子2脚、シャワー・トイレがドアで仕切られている。ベッドルームに外に明けられる窓がなく、一日中電気をつけなければならない。

内装は可も不可もなく、2週間以上は居たくない。

ここは町の中心地で、駅もお城もローマ橋にも近く、もう一人いる日本人のK子さん宅にも歩いて5分。

 

魚や野菜果物肉屋の入っているマーケットも歩いて10-15分ほど。

早速行って大きなモンコイカ1匹買って、刺身にして食べた。生魚に飢えていた私達、刺身にご飯はつきものなのにこの昼食はパンと刺身。変な組み合わせ。

川渕にはタヴィラ島へ行く遊覧船のチケット売り場が数軒あり、5-8月の観光シーズンはどこもいっぱいの観光客でにぎわうだろう。

ここは旧野菜・魚市場で今では周囲のレストランがにぎわってくると、一面にテーブル椅子を出して食堂に早変わりする。

2年のブランクがあった間にこの立派な橋が完成した。以前の橋は板が並べられただけのひどいボロボロだったがそれでも車が走っていた。私たちが最後に来た2020年1月には人も車も通行禁止になり、年末の花火がこの古い橋の上から上がった。

上の写真は2017年のものでまだ古い橋が一応機能していた。

 

 

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