りくにすさんから、明治7(1874)年8月に、民主主義的な内容の憲法構想を建白した宇加治新八(旧米沢藩士の置賜士族)の紹介をいただきました。いわゆる「民撰議院設立建白書」が提出された半年後に提起された非常に民主的な憲法構想です。恥ずかしながら、私も全く不明な人物でした。これだけの人物が歴史の闇に埋もれているのですから、日本の近代史の闇はまだまだ深いといえそうです。
長州=靖国史観系の人々は、左派史観を批判しながら「汚辱の近現代史」とかおっしゃいますが、実際には左右両派の双方の史観がともに結託して、当然に光をあてるべき人物をに光を当てないまま、非常に偏った歴史観を日本人に押し付けてきたように見えます。「パンドラの箱に封印された闇の中の近代史」とでも言うべきものがありそうです。 . . . 本文を読む
最新記事
カテゴリー
- 政治経済(日本)(113)
- 政治経済(国際)(68)
- 長州史観から日本を取り戻す(55)
- 自由貿易批判(51)
- 新古典派経済学批判(26)
- 利益相反 その傾向と対策(7)
- エコロジカル・ニューディール政策(40)
- 東アジア共同体(13)
- 震災関連(8)
- 脱米(12)
- 治水と緑のダム(84)
- 八ッ場ダム裁判(17)
- 利根川・江戸川有識者会議(20)
- 世界の森林問題(14)
- 温暖化問題(8)
- 中国山村報告(17)
- 自分の研究のことなど(23)
- 学問・研究(10)
- 歴史(42)
- 赤松小三郎(51)
- 松平忠固(11)
- 廃県置藩(2)
- 真田戦記 その深層(64)
- 運動論(13)
- Stop! TPP(21)
- マスコミ問題(13)
- Stop! 舛添(8)
- 郵政民営化問題(12)
- 教育(23)
- 時事問題(19)
- その他(16)