福岡に、「若八幡宮」という神社があります。
通称「厄八幡」
そうです、厄祓いの神社なのです。
ネット画像
福岡県福岡市博多区博多駅前1-29-47
福岡市
福岡市博多区
こないだ、厄祓いに行ってきました。
若八幡宮の祭神は、大鷦鷯命(おおさぎのみこと:仁徳天皇)、大乙貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。
さてさて。
自分が厄年かどうかを判断するには「数え年」なるものを知る必要があります。
「数え年」は、生まれた時点が1歳です。
元日を迎えるごとに1歳ずつプラスしていきます。
参拝した時点で、
誕生日を迎えている人は、
満年令+1歳=数え年が、厄年になります。
誕生日を迎えていない人は、
満年令+2歳=数え年が、厄年です。
このプラス2歳というのが、大切ですね。
ご用心。
前厄 本厄 後厄 お礼参り
男
24 25 26 27
41 42 43 44
60 61 62 63
女
18 19 20 21
32 33 34 35
36 37 38 39
60 61 62 63
人生において、もっとも大きな厄年は
男性が42歳、女性が33歳です。
ということで、
今現在、誕生日を迎えていない、
39歳の男の方、30歳の女の方、今年は前厄に入っていますよ。
地下鉄で、祇園駅下車、歩いて5分くらいのところに「若八幡宮」はあります。
若八幡宮までの地図
クリック
すると大きくなります。
着いたのは、11時ごろ。
すごい行列です。
しかも、若い方たちがほとんど。
女性は、たぶん、数えで33歳なのかな。
小さいお子さん連れがほとんどで、子どもたちも、おりこうさんに順番を待っています。
まず受付に備え付けの申込書に、「厄払い」または「お礼参り」を受ける人の住所・氏名・生年月日・年齢(かぞえ年)を記入します。
白色が『若八幡宮厄災除福運祈願申込書』で、お礼参りを希望する人は赤色の『若八幡宮お礼参り(奉賽)申込書』です。
お礼参りも大切なんですね。
どうやら 申込書が置かれているところと受付窓口は別のようです。
申込書を持って、列の最後尾に並びます。
11時頃に最後尾に並んで、受付窓口にたどり着いたのは12時30分頃でした。
窓口で申込書と初穂料をお渡して、ここでもしばらく待たされることになります。
お祓いを待つ方々は2グループくらいいらしたので、受付を済ませてから社殿に通されるまでに約30分ほど待ちました。
神主さんが、名前を呼んでくさだいます。
さあ、いよいよ
社殿の中へ。
中でお祓いを受けるのは120人くらい.
お祓いの神事は15分くらいでした。
社殿へはお礼参りの人が先で、厄払いの人があとに通されます。最初の数人は用意されている椅子に着座できますが、ほとんどの人は立ったままお祓いを受けることになります。
お祓いがすんだら外に出て祈願章と徹供袋を受け取ります。
頂いたのは・・・
祈願章
御神酒
お菓子(小さな箱の中)
御守り(小さな赤いもの)
開運箸
開運達磨
着いたのが11時頃で、神社を出たのが13時30分頃でしたので、2時間30分ほど
若八幡宮におじゃましていたことになります。
ああ、深く深く、合掌です。
【追記
】
こないだ NHKの
究極TVガイド 2時間でまわる法隆寺とう番組を観ました。
その中で、
「留蓋」というものにすごく興味を持ちました。
“留蓋は 瓦の継ぎ目からの雨漏りを防ぐためのもの。もともと、シンプルなものが多かったが、時代とともに魔除けの意味も込められ、派手なものに変化した。”
のだそうです。
そこで、ここ若八幡宮の留蓋を探しました。
・・・→・・・
ほら、ありましたよ。「波」の形です。
波=水ということで、火防、防火を意味しています。
・・・