テレビを見ていて、「あっ」と気付いた人も多いだろう。クライマックスに向けて絶好調のNHK連続テレビ小説「マッサン」のヒロイン、エリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックス(29)のCMが解禁された。本場ブロードウェーでのデビューも決まったが、日本での活動も希望しているともいう“エリー”。これからが稼ぎどきか。
朝ドラ史上初の外国人ヒロインとして不安視もされたが、ふたを開けたら、視聴率も22%前後をキープするなどの人気ぶり。番組が終わっていないにもかかわらず、他の番組やCMへのオファーが相次いでいる。
30日には、フジテレビ系「SMAP×SMAP」に出演。そして、CMも「ミニストップ」「イオン」2社のオンエアが始まった。CMではドラマとは違う雰囲気を見せており、好評だ。
「朝ドラのギャラは、新人女優ということもあり、1本5万円ほどの“破格の安さ”。半年間、出演しても1000万円いかないぐらい。それに対し、CMはたとえ新人女優とはいえ、人気朝ドラのヒロインなので1本1000万円はくだらないでしょう」と広告代理店関係者。
当初は、過酷な朝ドラ撮影にナーバスになり、ホームシックにもなっていたというが、「今ではすっかりなじみ、日本に残りたいと涙することもあるそうです。日本での仕事を希望しているという話です」とテレビ誌記者は明かす。
とはいえ、今年10月末からのブロードウェーミュージカル「シカゴ」で主役のロキシー役を勝ち取るなど、故郷の米国での仕事も順調だ。
「12月には凱旋公演も決まっています。このときには、さらに番組出演のオファーがかかるでしょう。稼ぎどきですね」と前出のテレビ誌関係者。さらに「気が早い話ですが、今年の紅白で、ラストに(ドラマ内で歌った)『蛍の光』と『オールド・ラング・サイン』を歌う案も出ているようです」とも。
これなら、日本に残ってそろばんをはじくのもありかも。
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