昨季日本一の楽天は25日、仙台市内で必勝祈願を行った後、コボスタ宮城での全体練習で汗を流した。だが、開幕戦で戦う西武ではインフルエンザが流行中。そんな敵地に乗り込むだけに、チームは戦々恐々の様相だ。
毎年恒例の大崎八幡宮での必勝祈願。1、2軍の首脳陣、全選手とともにリーグ&日本一連覇を祈願した星野仙一監督(67)は「『腹の帯を締めて』というのが印象的だったな。その通りだよ。ふんどしを締め直すともいうだろう」と気合を入れた。開幕の相手は昨季リーグ2位の西武だが、楽天関係者は相手の戦力分析はそっちのけ。「インフルの状況はどうなった?」と気をもんでいる。
その西武はこの日、4人がインフルエンザと診断されたと発表。4日に中郷の感染が確認された後、20日から立て続けに感染が確認され、選手とスタッフ合わせ9人がB型インフルエンザで静養中という惨状。それだけに西武ドームでの全体練習では球団関係者はもちろん、報道陣にもマスク着用を義務づける厳戒態勢。伊原監督は「寮生ばかりが感染しているから寮の中にウイルスがあるということ。中に入らなければ大丈夫だろう」と水際作戦を遂行中だ。
その一方で、やはりインフルエンザが蔓延中の巨人と15、16日に対戦し、塁上で相手と接触する機会のあった野手に感染が拡大したことから「巨人戦が感染経路なのでは」(球団関係者)と恨み節が流れている。
ファンで賑わう開幕戦となればウイルスが持ち込まれる危険性が増大する。そんなインフル渦の所沢へ乗り込む楽天としては、開幕ローテ入りを決めた新人左腕・松井裕(桐光学園)の感染だけは避けたいところ。「関東全域で流行していると考えて対策を練っていくしかない。マスクの着用や手洗い、うがいを呼び掛けていく」(球団関係者)と悲壮な警戒モードに突入している。
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