べにふうき茶は効果ありますよね!

べにふうき茶使用の菓子　来年１月に発売前倒し

輸送機器部品製造のやまと興業（浜松市浜北区）は、関東経済産業局と関東農政局の「農商工等連携事業計画」の認定を受けて開発・商品化を進めているガム食感の機能性菓子「かみかみべにふうき」を、当初の計画より１年以上早い来年１月に発売する。 抗アレルギー作用があるべにふうき茶の粉末を使った商品で、テスト販売や展示会などで好評だったため、前倒しを決めた。 　同社は２００９年４月から製茶業のネクト（静岡市葵区）と連携し、４カ年計画で開発・商品化を進めてきた。原料のべにふうき茶の茶葉に含有されるメチル化カテキンの抗アレルギー作用が売りで、昨年から１～４月の花粉症の時期に合わせ、飲料用のべにふうき粉末スティックとセットでテスト販売している。 　昨年のテスト販売では３千セットが完売。今年も自社のアンテナショップ「アヴスウェ」（浜松市東区）などでテスト販売中で、特に４０歳以上の中高年層から支持を受けているという。 今月１～４日に都内で開かれた贈答品・生活雑貨の国際見本市で大手スーパーや通販会社、商社などからの引き合いが相次いだことも、商品化を加速させた。 今後はパッケージデザインや内容量などを検討する。 販売初年の１２年は売上高１億円を目標にしている。テスト販売場所などの問い合わせはやまと興業ＩＢＸ部＜電０５３（４２８）４１００＞へ。