それは『ECOLUX 人感センサー付LED電球』(アイリスオーヤマ)で、赤外線センサーが人に反応して自動点灯し、センサー感知範囲から離れると約5分後に自動消灯する。明るさは一般電球20W形相当。寿命は4万時間で、1日10時間使用しても10年以上取り替えが不要(一般白熱電球の寿命の約40倍)。消費電力は20W形の一般白熱電球に比べ3分1だ。
では、人感センサー搭載により一般的なLED電球と比べ、どの程度節電効果があるのか。アイリスオーヤマさんに聞いた。
基本的に、同製品はセンサーを作動させる回数によって電力消費量が異なるという。具体的な比較では、
○一般的なLED電球の電力消費量(1日9時間使用する廊下に設置した場合)は37.8Wh(※1)。
○人感センサー搭載LED電球(1日9時間使用、それ以外の時間はスイッチオフ)で、1日の出入りが12回の場合は10.8Wh(※2)。
したがって、人感センサーLED電球のほうが、常時点灯させているLED電球に比べ28.5%の電力で済む。
○同上の人感センサー搭載LED電球で1日の出入りが54回(4.5時間点灯に相当)の場合は29.7Wh(※3)。
同じく78.5%の電力消費量に抑えられるそうだ。やはり、かなり違うものだ。