青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

三十二 月から漂着の船の電動型駆動機

1631年09月19日 18時26分32秒 | 投稿

月圏異空間文明の薬品工場製、麻酔。

文字は荒い再現。
表面の文字、的記号はこれ系が、無数例。
意味は、機械のみが強力憶測を可能であり、これは他と同様に、“甚大なる神経薬効、睡眠時の眼球回転速度、恒常供与力、液胞状に内在待機”。
口構造に、統一性は無く、これは一例。
大きさの形状は大抵、縦二十二糎、横十三糎、厚さ四・五から七・五糎。
使用期限は、難波の庫への収蔵時を起算すると、常温のままであると、五年程度だった。
保存法は、当初より、帯びし畏怖を無視し、棚で山積み。
崩れ落ちはせずのまま、近畿広域の医師の好奇の眼球回転を、冷凍させていった。
あまりに、膨大なる単位数から成る視野で。
一人で庫に行く。
旅行鞄を開き、麻酔を手に取り、これに入れる。
さっさと庫を出る。
この推移を、倉で選ぶ医師は、一人残らずが、動物を用いての、独欲実験に耽っていた。
百、四十、三十、二十五が三名、十は無数。
無数の麻酔の庫を束ね、歴史を俯瞰するとして、持ち帰り個数、と訪問頻度の相関を考慮した指数を突出させたのは、一人のみだった。
京、明石には麻酔の庫と呼べる施設は無かった。


これで、機械なら、麻酔と識別出来る。
難波の庫に大量。

月からの、無機的転送措置が、全く人間判断をせず、至った、意味を伴わない乱雑事態、不具なる折り紙の転送物として、麻酔の原材料が入った白い袋がある。
これは、上と同様に難波各地を転々とする転送先に現れている。
難波の医師が、動物実験等を経て断定する。
これは、麻酔の一原液成分也、と。
使用先は、動物実験が専らだった。
効能が、乱暴過ぎにて、人間には不適、らしい。
この白い袋、宇宙飛行士傍らの、栄養補給袋の初期版が如く、は難波各地の医療物資倉庫に、使用期限の存在の有無を無視され、ただ留置されていた。
廃棄はされず続けだったこの麻酔原液入りの袋は、ただ増加の一途を辿り、複数の倉庫にて、個数、二百四十単位から千七百単位、四千九百単位、七百二十単位、四十単位、十五単位、三単位が、何者にも記録され続け、だった。
やおら一時期発生なる、一万三千四百単位事態、これはさすがに、難波の医師、緊急結集会議の主要議題に挙がり、川下の家屋の無い川への夜間廃棄措置に処された。
この、麻酔原液の袋は、千五百二十年台から千八百五十年台まで、難波にしつこくつきまとっていた。
大病院の医師は一人残らずが、知悉は必須なる一無言として、存在を把握していた。
近畿各地の医師は、江戸時代、難波の恵比寿の腹の膨らみ、無痛分娩ぶんべん、容易也、の所以を容易に知る事が出来た。
保管場所への接近法も同様で、入手は完全に、個人裁量だった。
当人が要る、なら持って帰っても良し。


証券取引所の中に在った、ではなく、所在地が重なっている事を、麻酔要り様者側は、一向に意に介せず、むしろ風を利用の相。



以上の画像三枚に収まる庫、いずれかを選び、訪問し続けし一人は、素性の紹介には毒が混じる。

ここが保管数、最大規模の庫

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三十一 和風居間の小型模型... | トップ | 三十三 周囲に障るなる、霊... »
最新の画像もっと見る