後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

雨を待つ

2015年10月13日 | Weblog
ブログ更新をサボっている間に瞬く間に時は過ぎた
畑や庭の花の写真は時々撮っていたが
時の移ろいが早くて数十枚を没にすることになった慈雨という言葉がある


言葉として知っていても
「慈」という漢字にに込められた思いを
肌で感じて実感することのは百姓だけだろう
雨水を貯める桶も干からびてしまった
(ところで不思議おじさんの物置に被せた緑色のコンテナ
 Chimayのものだが イキでっしゃろ!!!
 これに座って草取りをしている次第であります)

さて大根の種を撒いたら3日間雨が降った
人参とほうれん草(次郎丸)の種を撒いたら
翌日に予期しない雨が降った
イチゴの孫株を取って植え替えたら
そこから干天が続いた
間引き前の大根だが、雨が降らないので間引きできない
カチンコチンに固まった土から無理に抜こうとすると
根のところであっさりとポキッっと折れてしまう
10日早朝にやっと小雨が降り急いで間引きした

近所の知人3氏宅にもバイクでお届けした
菜っ葉が少ない時期なので新鮮な葉物野菜は有難い


ほうれん草も毎日の水遣りで育ってきた

自宅の水道水を20㍑容器に入れバイクで運ぶ
最低でも2回分は必要だ
しかし最近は池からバケツで汲んで運んでいる
行基が狭山池に続いて作った鶴田池のすぐ上の池だ
この池から行基が生まれた寺までほんの3キロほど
1300年前の恩恵を受けているわけだ

大根の畝の草を抜く
牛糞・油粕の追肥を遣り
畝間の土を取って被せる
そして池から水を汲んで灌水
朝の10時から17時半まで
途中に昼食と軽い昼寝を挟んで
丸々一日の仕事


小宅の鉢植えの綿も完全に熟れた
一つの実に4房の綿
それぞれに3から4粒の種が入っている
これを搾れば綿実油ができる
綿は手で触れると実に柔らかい

秋色が輝き始めている