後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

いやはや 危ういねぇ

2014年06月10日 | Weblog
不思議おじさんは1946年生まれだ
中学の教員には戦地帰りのお人も少なくなかった
もちろん近在近郊には戦死した人も少なくない
さらには進駐軍が饗庭野に来ていたので
戦争をそのかかわりで記憶している人も少なくない

前にも記したが 不思議おじさんの中学生時代は
とにか早く歳をとって徴兵年齢以下になることが願いだった
「腑抜け」「腰抜け」「弱虫」と難じられそうだったので
余り公然というわけにはいかなかった
生徒会長だったということもあるのかもしれないが
戦争には無前提の慄き・怖さ・拒絶感があった

危ういねぇ
「多数なら何をしてもよい」なんて民主主義のルールにはないけど
暴走しているとしかいい様が無いよね
「何のため??」「何を結果として求めている??」
「国家」という概念は人の生命を預かるにはまだ青臭い
「国家」を前提にした議論を国会が実しやかにやっているが
税金を搾り取ることや 年金を先細にすること
人の自由を縛り付けることには見事な手腕を発揮するこの組織が
他者を殺す人間を送り出す装置に早変わりするとに
恐らくそんなに時間を必要としないだろう

司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読むがよい
作者の作為意図にそぐわないかも知れないが
ロシアに勝つために、何万の市民が死んでいったのか
事実の経過を知ることに無駄はない
農民の子は 死んで車輪の下敷きされたのだ


一応 一心寺浪曲寄席には3度目
天中軒雲月さんがトリだ 
大阪府知事賞を授与されている
う うまい!!!!



浪速亭友歌さんは福井出身とか
声の良さは随一だ


三味線は沢内さくらさん 
浪花節は三味線なしでは成り立たない
ただし真山さんはオーケストラ仕立てにしていたり

ギターで対応している人もいるが
「一人ミュージカル」といえども助っ人は必要

浪花節はCDで求めることは難しい
結局 U-tubeやニコニコ動画が音源となる
楽譜はない だから難しい
先日のNHKで83歳の京山小円嬢さんは
「勝手に唄いやはったらええんです」と言っておられたが
初心者にこれほど冷たく突き放された言葉もない



こんな演奏会もあるので
ご興味のある方は是非どうぞ