後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

ツキノワグマ

2013年06月05日 | Weblog

四国におけるツキノワグマは
2003年に3個の個体を確認しているのみだ
今日の夕刊 剣山山系で繁殖が確認されたという

すでに九州では絶滅したといわれている
中国山地や近畿には多くが生息している
不思議おじさんの故郷 高島市にも多い
朽木村や先日の小学生2人の遭難騒ぎのあったマキノ町は
昔からクマが出没していた 死人や怪我人も出ている

地域を限定すれば絶滅危惧種である
ただし長野から東北にかけての山地では
公的調査(これは必ずしも科学的な裏付けはない)よりも
かなり多くのツキノワグマの棲息が真実味のある話となっている

「となりのツキノワグマ」に詳しいが
写真はネットでも見られる
http://www.owlet.net/hon/tonarino/

浮き草のような都市に住んでいると
生き物として生きている感覚が乏しくなる
人間だけで世界が構成されているかのような
そんな錯誤に陥る可能性が高い
ほとんどの若者がそのような感覚を持っているのかも知れない

さすがに自宅の窓から双眼鏡でみえることはないかもしれないが
150kmも車で走ればその地にツキノワグマが生きているということ
この現実を知っておくことは平衡感覚を養うのに役立つだろう


テッセンというかクレマチスというか
違いはあるようで現実にはよくわからない
元をたどれば中国産の野生種がテッセン
日本産の野生種がカザグルマ
ヨーロッパで栽培種としてつくられたのがクレマチス
従ってクレマチスが正解