後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

迂闊にも

2012年11月17日 | Weblog

昨日、新聞各紙を飾った写真
真ん中の小さな鳥はゴイサギだ
コイでもフナでもナマズでも呑み込んでしまう
その両側の背の高い7羽はコウノトリ
なんと兵庫県豊岡市から飛来してきた

撮影場所は大野池
不思議おじさんの自宅から直線距離なら500メートル

つい先日の夕方のことだ
高さが20メートル以上もある大野池の堤を這い上がり
薄暗がりの中で水を抜いた池の底を眺めながら
思いっきり「秋田馬方節(あべや)」の練習をした

近所に人家はないため誰にも聞こえていないと思っていたが
コウノトリに聞かれていたかもしれない
迂闊だった


いろんな人の訃報に接する機会が増えた
この方がお分かりになるだろうか
元防衛大学学長の猪木正道氏
不思議おじさんが18歳のとき
京都で朝日新聞の配達をしていた
北白川の住宅地に猪木氏(当時は京大の教授)宅があり
品の良い女性(たぶん猪木氏の母)がよく挨拶してくださった
因みにお隣はフランス文学者の矢内原伊作氏宅であった
ほぼ50年前の話である


純白のバラも


東の庭に咲くホトトギスも
秋の深まりとともに勢いが萎え始めている